敵か味方か【上】
湘南工場に来てから1ヶ月が経った。
水野「どうですか?もう慣れましたか?」
唐木田「えぇまぁ。」
唐木田「現場に来たのは22年振りですからね」
水野「そんなにですか」
水野「なんというか、本社にはない暖かい雰囲気がありますね」
[水平線]
唐木田「こんな遅くまで仕事してるのか?」
森田「総務部長…お疲れ様です」
森田「はい。実は今、新型エンジンの試作品を作ってるんですよ」
唐木田「新型エンジン?」
森田「浜松トランシスが船舶エンジンの小型化に成功したので、うちでは鉄道車両エンジンの開発を独自で行おうと思っています」
唐木田「それはすごいな。それで、小型化するとどういうメリットがあるんだ?」
森田「スペースが小さくなる分、搭載できる数が増えるので、パワーアップしてになりますね。あとは軽量化であったり。今は鉄道界ではディーゼルエンジンから、蓄電池や電気で発電する仕組みが増えています。」
唐木田「上手くいけば商機だな。鉄道会社と取引すればかなりの利益になるしな」
だが、その試作品制作は容易なものではなかった。
なにしろ自動車がメインのカシワ自動車に、鉄道車両のノウハウなどほとんどなく、日々、方法を模索する毎日である。
[水平線]
唐木田「仕事してるっていう感じですか、仕事をする人間が忘れがちになる、想いとか熱意を見せてくれましたね」
水野「彼らは、うちの誇りです」
そんな唐木田が、林野から連絡を受けたのは、その翌日であった。
林野「直接話したいことがあるんだ」
唐木田「かしこまりました。午後3時なら空いております」
《カシワ自動車 経営戦略室》
林野「君に一つ提案があってね」
林野が改まった顔をして、
林野「経営戦略室に戻ってこないか?」
唐木田「…‼︎ 戻れるんですか…?」
林野「状況が変わったんだ。実は大沢が買収しようとしているナカムラ商事の件」
林野「あの案件、復活するぞ」
唐木田「どういうことですか?」
林野「君は価格が高いからといって反対したよな。あの後ナカムラ商事が値段を下げてきた。800億円だ」
林野「ウチが断ったあと、他の数社にも売却の打診したらしい。けどウチと同じ結論だったらしい。」
唐木田「800億でもまだ高いと思いますが、許容範囲だと思います」
林野「大沢が裏で強力な根回しをしている。藤間社長も価格が適正であればという条件付きで、消極的賛成だ。」
唐木田「それで、買収後のオペレーションを私にやれと?」
林野「いや、買収後の業務提携は営業部主導で進める予定だ。ウチは手出ししない。」
大型買収案件は、ただ会社を買収しただけではうまく機能しないことが多い。
林野「君がイエスと言えばすぐにでも人事部に掛け合う。」
それは、唐木田にとって願ってもみないオファーであった。湘南工場の総務部長という組織の片隅から、再び経営戦略室戻るチャンスだ。
唐木田「ちょっと待ってください。まだ湘南工場での仕事も片付いてないので」
林野「わかった。考えるのがいいが、そう長くは待てないぞ」
《湘南工場》
森田「唐木田さん。この前、ウチがナカムラ商事を買収しようとしたじゃないですか」
唐木田「あぁ。その買収に反対したのは俺だからな。」
森田「実はこの前、カシワ自動車研究所の同期と会ったんですけど、あの買収はやめたほうがいいと。」
唐木田「どういうことだ?」
森田「ナカムラ商事が扱っている、バンカーオイルです」
森田「その同期のヤツは松井っていう男で、そいつは川崎工業大学の三船教授のもとで、あるバンカーオイルの分析を手伝っていました。そのバンカーオイルが、ある事故の原因になるかどうかっていう研究テーマです。」
森田「唐木田さん、四葉商船のタンカーがペルシャ湾で座礁した事故はご存知ですか?」
唐木田「あぁ、あったなそんな事故」
唐木田「原油が何十万キロリットルも溢れて、環境汚染にもなったよな」
森田「そのバンカーオイルを納品していたのがナカムラ商事で、事故とバンカーオイルと因果関係があるか調べて欲しいと。」
もし因果関係があれば、ナカムラ商事には億単位の損害賠償が請求される。
森田「僕、明日にも教授のもとへ行ってきます」
唐木田「よろしく頼む」
翌日、森田が帰ってきたのは、午後4時であった。
唐木田「どうだった?」
森田「関係はないと…。」
唐木田「そっか。まぁ一応、このことは経営戦略室に報告する」
森田「わかりました」
とすると、単なる勘違いだったのか?
[水平線]
中村「デューデリの結果はどうだった?」
大沢「特に問題はない。」
大学時代の同期。といってもこの二人は真逆の立ち位置であった。常に自由と金で潤っていた中村と、貧乏で勉強しかできない大沢は、関係はあまり良好ではなかった。
だが、そんな男が大企業の常務取締役として、再び目の前に現れたのだ。
中村「買収時期はいつ頃になりそうだ?」
大沢「条件が詰まればすぐに実現したい。正式な契約内容を整えるのに1ヶ月はかかる。その間、そっちから何か希望はあるか?」
大沢「例えば3年間は社長を続投したいとか、従業員の雇用継続とか…」
中村「特にない。俺はさっさと引退させてもらうよ」
中村「ただ…」
中村「会社売却金は俺にとって余生を送る大事な資金だ。今回、企業精査に積極的に強力したんだ、後になって難癖を付けて株を買い戻せとか、そういう話はいっさい無いようにしてくれ」
大沢「わかった。法人部に言っておくよ」
大沢「けど、よく値下げしてくれた。これで買収にこぎつけることができる」
中村「自分で再評価してみたんだ。本業以外にいろんな事業に手を出してきたが、果たしてそれらにどれほどの価値があるかってな。」
大沢「ゴルフ場まであったな。あれには藤間社長が何色を示して、説得するのに苦労してるんだ」
藤間は本業を大切にする経営方針で、それ以外に金を出すのを嫌うところがある。
大沢「あのゴルフ場建設で、反対運動があるんだってな」
中村「よく知ってんな」
大沢「当然だろ。だがもしかすると建設は中止になるかもしれないけど、いいか?」
中村「あぁ、任せるよ、だけどいいゴルフ場になると思うんだよなぁ」
[水平線]
《湘南工場》
水野「唐木田くん、ちょっと来てくれ」
唐木田「はい」
工場のゲートに、何やら集団が押しかけている。
唐木田「ちょっとちょっと、いったいなんなんですか!?」
宮野「あんんたが責任者か!」
どうやら、これはゴルフ場建設反対を訴える集団のようだ。
唐木田「うちといったい何の関係があるんですか?」
宮野「お前、何にも知らないのか。ナカムラ商事は子会社なんだろ」
唐木田「子会社ではありません。合併に向けた話し合いをしている最中です。」
宮野「だったら買収が成立するば来ればいいのか」
唐木田「いずれにせよ、きちんとアポをとって内容をまとめてもらわないと困ります。きちんとした話なら、いくらでも聞きますから」
そう言って、宮野たち反対集団はなんとか撤退した。
森田「あの反対運動って、以前は三船教授が先導していたそうです」
唐木田「三船教授が?」
唐木田「なぁ森田、そのゴルフ場建設の責任者に話を聞けないかな?」
森田「大丈夫ですよ、たしか営業部の知り合いが取引先でしたし」
その責任者である上原を訪れたのは、翌日であった。
唐木田「実は、こんな団体がやってきました」
もらった名刺を見せる。
上原「ついにそちらにまで押しかけましたか…」
唐木田「実は以前は、川崎工業大学の三船教授がリーダーをされていたと聞きました」
上原「はい。ですが活動からは昨年で手を引いたようです。おそらく面倒になったんですかね、あの人、気難しいところがありますし」
唐木田「そうですか。小耳に挟んだのですが、御社と三船教授には接点があるにをご存知ですか?」
上原「接点?」
唐木田「2年前、四葉商船のタンカーがペルシャ湾で座礁した事故をご存知ですか?」
上原「はい」
唐木田「その事故の原因が、ナカムラ商事のバンカーオイルではないかという疑問が浮上し、三船教授のもとへ調査が依頼されました。」
上原「その話は、因果関係はないという結論が出ましたよね」
唐木田「調査を三船教授が引き受けたのは、知ってましたか?」
上原「いや、私は何も知りませんよ」
《数日後》
例の反対集団とアポを取って面談をした。
宮野「調べたんだけど、カシワ自動車はゴルフ場は持ってないんだろ」
唐木田「はい、社風に合わないので。」
というより、藤間社長の好みではないからだ。
唐木田「ただ、完成が近づいているので、他社に売却という手段もあります。これは私の考えですが。」
宮野「この前は上手く行きかけたんだよなぁ。」
唐木田「上手く行きかけた?」
宮野「ナカムラ商事の製品を使ってるタンカーが座礁事故を起こしたのは知ってるか?」
唐木田ははっとした。
宮野「もし因果関係があるのなら、ゴルフ場開発どころじゃなくなるのにな。」
唐木田「なんで、そのことを…⁉︎」
宮野「いや…内緒にしてくれと言われたがね、三船教授がこっそり教えてくれたんだよ」
唐木田「その話、ゴルフ場建設の責任者の上原さんに話しましたか!?」
宮野は頷いた。
宮野「あんまりのらりくらりした態度をするももんだから、ちょっと困らせてやろうと思ってな…」
唐木田「上原さんは、調査を引き受けたのは知らないと言ってましたよ?」
宮野「そりゃアレだろ?ここだけの話にしてくれって言われたからだろ。」
宮野が嘘を言っているとは思えない。
上原は真相を知っている。
水野「どうですか?もう慣れましたか?」
唐木田「えぇまぁ。」
唐木田「現場に来たのは22年振りですからね」
水野「そんなにですか」
水野「なんというか、本社にはない暖かい雰囲気がありますね」
[水平線]
唐木田「こんな遅くまで仕事してるのか?」
森田「総務部長…お疲れ様です」
森田「はい。実は今、新型エンジンの試作品を作ってるんですよ」
唐木田「新型エンジン?」
森田「浜松トランシスが船舶エンジンの小型化に成功したので、うちでは鉄道車両エンジンの開発を独自で行おうと思っています」
唐木田「それはすごいな。それで、小型化するとどういうメリットがあるんだ?」
森田「スペースが小さくなる分、搭載できる数が増えるので、パワーアップしてになりますね。あとは軽量化であったり。今は鉄道界ではディーゼルエンジンから、蓄電池や電気で発電する仕組みが増えています。」
唐木田「上手くいけば商機だな。鉄道会社と取引すればかなりの利益になるしな」
だが、その試作品制作は容易なものではなかった。
なにしろ自動車がメインのカシワ自動車に、鉄道車両のノウハウなどほとんどなく、日々、方法を模索する毎日である。
[水平線]
唐木田「仕事してるっていう感じですか、仕事をする人間が忘れがちになる、想いとか熱意を見せてくれましたね」
水野「彼らは、うちの誇りです」
そんな唐木田が、林野から連絡を受けたのは、その翌日であった。
林野「直接話したいことがあるんだ」
唐木田「かしこまりました。午後3時なら空いております」
《カシワ自動車 経営戦略室》
林野「君に一つ提案があってね」
林野が改まった顔をして、
林野「経営戦略室に戻ってこないか?」
唐木田「…‼︎ 戻れるんですか…?」
林野「状況が変わったんだ。実は大沢が買収しようとしているナカムラ商事の件」
林野「あの案件、復活するぞ」
唐木田「どういうことですか?」
林野「君は価格が高いからといって反対したよな。あの後ナカムラ商事が値段を下げてきた。800億円だ」
林野「ウチが断ったあと、他の数社にも売却の打診したらしい。けどウチと同じ結論だったらしい。」
唐木田「800億でもまだ高いと思いますが、許容範囲だと思います」
林野「大沢が裏で強力な根回しをしている。藤間社長も価格が適正であればという条件付きで、消極的賛成だ。」
唐木田「それで、買収後のオペレーションを私にやれと?」
林野「いや、買収後の業務提携は営業部主導で進める予定だ。ウチは手出ししない。」
大型買収案件は、ただ会社を買収しただけではうまく機能しないことが多い。
林野「君がイエスと言えばすぐにでも人事部に掛け合う。」
それは、唐木田にとって願ってもみないオファーであった。湘南工場の総務部長という組織の片隅から、再び経営戦略室戻るチャンスだ。
唐木田「ちょっと待ってください。まだ湘南工場での仕事も片付いてないので」
林野「わかった。考えるのがいいが、そう長くは待てないぞ」
《湘南工場》
森田「唐木田さん。この前、ウチがナカムラ商事を買収しようとしたじゃないですか」
唐木田「あぁ。その買収に反対したのは俺だからな。」
森田「実はこの前、カシワ自動車研究所の同期と会ったんですけど、あの買収はやめたほうがいいと。」
唐木田「どういうことだ?」
森田「ナカムラ商事が扱っている、バンカーオイルです」
森田「その同期のヤツは松井っていう男で、そいつは川崎工業大学の三船教授のもとで、あるバンカーオイルの分析を手伝っていました。そのバンカーオイルが、ある事故の原因になるかどうかっていう研究テーマです。」
森田「唐木田さん、四葉商船のタンカーがペルシャ湾で座礁した事故はご存知ですか?」
唐木田「あぁ、あったなそんな事故」
唐木田「原油が何十万キロリットルも溢れて、環境汚染にもなったよな」
森田「そのバンカーオイルを納品していたのがナカムラ商事で、事故とバンカーオイルと因果関係があるか調べて欲しいと。」
もし因果関係があれば、ナカムラ商事には億単位の損害賠償が請求される。
森田「僕、明日にも教授のもとへ行ってきます」
唐木田「よろしく頼む」
翌日、森田が帰ってきたのは、午後4時であった。
唐木田「どうだった?」
森田「関係はないと…。」
唐木田「そっか。まぁ一応、このことは経営戦略室に報告する」
森田「わかりました」
とすると、単なる勘違いだったのか?
[水平線]
中村「デューデリの結果はどうだった?」
大沢「特に問題はない。」
大学時代の同期。といってもこの二人は真逆の立ち位置であった。常に自由と金で潤っていた中村と、貧乏で勉強しかできない大沢は、関係はあまり良好ではなかった。
だが、そんな男が大企業の常務取締役として、再び目の前に現れたのだ。
中村「買収時期はいつ頃になりそうだ?」
大沢「条件が詰まればすぐに実現したい。正式な契約内容を整えるのに1ヶ月はかかる。その間、そっちから何か希望はあるか?」
大沢「例えば3年間は社長を続投したいとか、従業員の雇用継続とか…」
中村「特にない。俺はさっさと引退させてもらうよ」
中村「ただ…」
中村「会社売却金は俺にとって余生を送る大事な資金だ。今回、企業精査に積極的に強力したんだ、後になって難癖を付けて株を買い戻せとか、そういう話はいっさい無いようにしてくれ」
大沢「わかった。法人部に言っておくよ」
大沢「けど、よく値下げしてくれた。これで買収にこぎつけることができる」
中村「自分で再評価してみたんだ。本業以外にいろんな事業に手を出してきたが、果たしてそれらにどれほどの価値があるかってな。」
大沢「ゴルフ場まであったな。あれには藤間社長が何色を示して、説得するのに苦労してるんだ」
藤間は本業を大切にする経営方針で、それ以外に金を出すのを嫌うところがある。
大沢「あのゴルフ場建設で、反対運動があるんだってな」
中村「よく知ってんな」
大沢「当然だろ。だがもしかすると建設は中止になるかもしれないけど、いいか?」
中村「あぁ、任せるよ、だけどいいゴルフ場になると思うんだよなぁ」
[水平線]
《湘南工場》
水野「唐木田くん、ちょっと来てくれ」
唐木田「はい」
工場のゲートに、何やら集団が押しかけている。
唐木田「ちょっとちょっと、いったいなんなんですか!?」
宮野「あんんたが責任者か!」
どうやら、これはゴルフ場建設反対を訴える集団のようだ。
唐木田「うちといったい何の関係があるんですか?」
宮野「お前、何にも知らないのか。ナカムラ商事は子会社なんだろ」
唐木田「子会社ではありません。合併に向けた話し合いをしている最中です。」
宮野「だったら買収が成立するば来ればいいのか」
唐木田「いずれにせよ、きちんとアポをとって内容をまとめてもらわないと困ります。きちんとした話なら、いくらでも聞きますから」
そう言って、宮野たち反対集団はなんとか撤退した。
森田「あの反対運動って、以前は三船教授が先導していたそうです」
唐木田「三船教授が?」
唐木田「なぁ森田、そのゴルフ場建設の責任者に話を聞けないかな?」
森田「大丈夫ですよ、たしか営業部の知り合いが取引先でしたし」
その責任者である上原を訪れたのは、翌日であった。
唐木田「実は、こんな団体がやってきました」
もらった名刺を見せる。
上原「ついにそちらにまで押しかけましたか…」
唐木田「実は以前は、川崎工業大学の三船教授がリーダーをされていたと聞きました」
上原「はい。ですが活動からは昨年で手を引いたようです。おそらく面倒になったんですかね、あの人、気難しいところがありますし」
唐木田「そうですか。小耳に挟んだのですが、御社と三船教授には接点があるにをご存知ですか?」
上原「接点?」
唐木田「2年前、四葉商船のタンカーがペルシャ湾で座礁した事故をご存知ですか?」
上原「はい」
唐木田「その事故の原因が、ナカムラ商事のバンカーオイルではないかという疑問が浮上し、三船教授のもとへ調査が依頼されました。」
上原「その話は、因果関係はないという結論が出ましたよね」
唐木田「調査を三船教授が引き受けたのは、知ってましたか?」
上原「いや、私は何も知りませんよ」
《数日後》
例の反対集団とアポを取って面談をした。
宮野「調べたんだけど、カシワ自動車はゴルフ場は持ってないんだろ」
唐木田「はい、社風に合わないので。」
というより、藤間社長の好みではないからだ。
唐木田「ただ、完成が近づいているので、他社に売却という手段もあります。これは私の考えですが。」
宮野「この前は上手く行きかけたんだよなぁ。」
唐木田「上手く行きかけた?」
宮野「ナカムラ商事の製品を使ってるタンカーが座礁事故を起こしたのは知ってるか?」
唐木田ははっとした。
宮野「もし因果関係があるのなら、ゴルフ場開発どころじゃなくなるのにな。」
唐木田「なんで、そのことを…⁉︎」
宮野「いや…内緒にしてくれと言われたがね、三船教授がこっそり教えてくれたんだよ」
唐木田「その話、ゴルフ場建設の責任者の上原さんに話しましたか!?」
宮野は頷いた。
宮野「あんまりのらりくらりした態度をするももんだから、ちょっと困らせてやろうと思ってな…」
唐木田「上原さんは、調査を引き受けたのは知らないと言ってましたよ?」
宮野「そりゃアレだろ?ここだけの話にしてくれって言われたからだろ。」
宮野が嘘を言っているとは思えない。
上原は真相を知っている。
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