京急を乗り鉄しよう
《横浜駅》
杏奈「大変だ…」
冬毬「どうかなさいましたか?」
杏奈「1日全線フリーパスは、PASMO限定発売みたい…」
冬毬「!?と、ということはつまり…我々は切符が買えない…⁉︎」
杏奈「うん…」
冬毬「そんな…」
出だしからこんなムードである。
杏奈「そうだ、他の切符調べよう」
冬毬「そうしましょう」
そうして2人が購入したのは、「三浦半島1dayパス」だ。これは、発駅からフリー区間である金沢文庫以南が乗り放題の切符である。
2人は納得して、気を取り直してホームに出る。
杏奈「ブルースカイトレイン!」
冬毬「いきなり‼︎」
京急の青い車両、ブルースカイトレインだ。
この列車(2100形)でまずは区間外の神奈川新町駅へ向かう。
《神奈川新町駅》
冬毬「これは期待できますね…‼︎」
杏奈「1500形もいるじゃん」
2人は、見たい車両をさっそく制覇していく。
杏奈「さて、そろそろ戻るか。」
冬毬「……あれは!?」
[大文字]2人「イエローハッピートレイン!」[/大文字]
京急の黄色い車両であるイエローハッピートレインも見た。激レア車両で、京急のドクターイエローみたいなものだ。
冬毬「お菓子食べてもいいですか?」
杏奈「いいよ、そこに入ってるよ」
冬毬はレジ袋からじゃがりこを取り出した。
フタを半分開けてバリッと口に入れる。
杏奈は食欲がないので、水すら飲まない。
放送「まもなく、金沢文庫、金沢文庫です。」
《金沢文庫駅》
杏奈「どこ行く?」
冬毬「逗子•葉山に行きたいです」
やってきたのは急行/逗子•葉山行きだ。
車両は都営浅草線5500形で、杏奈自身は好みではない。
冬毬「座席はいいですよね」
杏奈「うん、めっちゃいい」
冬毬「杏奈の好みではない車両ということなので、軽く見ていましたが、この車両もなかなかです」
杏奈「この感じだと、京成の電車も乗ってみたいかも」
乗り心地、走行音など、レベルの高さは関西私鉄にも引けを取らないほどだ。だが、京成の車両に乗ることは結局なかった。
《逗子•葉山》
杏奈「冬毬ちゃん撮ろう?」
冬毬「いいですよ」
2人は次の列車がやってきたと同時に撮った。
車両は1000形1421編成という、1400番台唯一のLCシートを搭載するこれもまたレア車両だ。
???「よろしければ、スマホお持ちしましょうか?」
運転席から女性の声がし、振り返る。
冬毬「お、お願いします」
杏奈「あなたは…?」
運転士にツーショット写真を撮ってもらった。
2人「ありがとうございます」
杏奈「あっ、京急のお嬢様の!」
ユイ「はい、葉山ユイです」
これは大物に出会った。
ユイ「お二人は見たところデートか何かですか?」
冬毬「はい、乗り鉄をしながらデートです」
3人で少し話し、すぐに発車した。
《金沢八景駅》
ユイ「ではまたどこかで」
杏奈「ありがとうございました〜」
さて、次は浦賀だ。浦賀は堀ノ内まで行く必要がある。
冬毬「金沢文庫行き、一駅ですが乗りたいです」
杏奈「OK」
放送「普通、金沢文庫行きが参ります。」
杏奈「やった!1000形の1890番台!」
冬毬「杏奈が見たかった車両ですね」
杏奈はこの車両がお目当てだった。
すぐに金沢文庫に着くが…
運転士「ただいまオーバーランのため、いったん戻ります」
杏奈「やっちゃった…w」
冬毬「ホームドアがあると誤差が厳しいですね」
《金沢文庫→堀ノ内 特急/三崎口行き》
冬毬「…お菓子、食べないのですか?」
杏奈「いらないよ」
冬毬「どうしたのですか?朝ごはんも食べず、ホテルを出てから一滴も水を飲んでいませんよ」
杏奈「なんか、朝からお腹が変な感じで…」
《浦賀駅》
冬毬「飲み物、何か買わないと心配です」
杏奈「そうだね。」
ドリンクスペースに入った。京急の車両の壁や、京急の車両風デザインの自販機が置いてある。
杏奈「(ゴクゴク…) これ美味しい」
冬毬「よかったです。さぁお菓子も」
2人でじゃがりこを1つ完食した。
休憩を挟むと、体調は良くなってきた。
冬毬「このまま三崎口に行きましょう」
杏奈「うん‼︎」
それから堀ノ内に戻り、特急で三崎口まで行く。
堀ノ内から全ての列車が各駅の停車する。
《三崎口駅》
冬毬「せっかくですし、城ヶ島に行きたいです」
杏奈「そうだね、僕も行きたいと思ってたよ」
駅前で京急バスに乗り、片道30分かけて城ヶ島に行く。
《城ヶ島》
杏奈「潮の匂いだね〜」
冬毬「涼しくて綺麗なところですね」
静岡生まれの杏奈は海に馴染み深い。目の前に浜が広がる。
杏奈「あそこまで行ってみない?」
冬毬「行けますかね」
2人は灯台を目指して、侵食された道を歩く。
岩の道は侵食の影響で、M字のような岩肌が続く。とても歩きにくく、ときどき危険な場所もあった。
冬毬「おっと…」
杏奈「怖いね…w」
冬毬「杏奈…助けてください…」
杏奈「待ってて…‼︎」
波が足元にやってくる。滑らしたら飲み込まれる。
冬毬「杏奈、やはり戻りましょう‼︎ 女の子をこんなところに連れてくるなんて…」
杏奈「ごめんごめん」
杏奈「この岩登ってみよう。」
冬毬「危ないですよ⁉︎」
杏奈は3mはある岩に軽々登った。
冬毬「杏奈!変な虫がいます!滑りますし帰りましょう‼︎」
杏奈「わかったわかった。冬毬ちゃん意外と怖がりなんだねw」
2人はバス停まで戻った。城ヶ島では30分ほど滞在した。
そしてまた30分かけて三崎口駅へ戻る。
《三崎口駅》
杏奈「次の青砥行きの特急、1000形1700番台だよ」
冬毬「ほんとですか!?」
冬毬は1700番台に乗りたがっていた。最後の乗車で奇跡がやってきて、冬毬はとても興奮する。
冬毬「見てください、こんないい写真が…‼︎」
杏奈「おっ、かっこいいね〜」
車端部のクロスシートを確保したので全面展望ができる。
2人は発車を待っていた。
車掌「特急/青砥行き発車です。」
杏奈・冬毬「点灯よし、進行よし、発車」
杏奈「三浦海岸第一、進行」
冬毬「三浦海岸第一、進行」
運転士のモノマネをして楽しむのは、鉄道ファンならではだ。
《横浜駅》
冬毬「杏奈、起きてください」
杏奈「寝てた…‼︎」
2人は列車を降りた。これにより、京急乗り鉄は終了した。
杏奈「帰りはJRもあるからね」
冬毬「急ぎましょう」
2人は小走りでホームを出た。
杏奈「大変だ…」
冬毬「どうかなさいましたか?」
杏奈「1日全線フリーパスは、PASMO限定発売みたい…」
冬毬「!?と、ということはつまり…我々は切符が買えない…⁉︎」
杏奈「うん…」
冬毬「そんな…」
出だしからこんなムードである。
杏奈「そうだ、他の切符調べよう」
冬毬「そうしましょう」
そうして2人が購入したのは、「三浦半島1dayパス」だ。これは、発駅からフリー区間である金沢文庫以南が乗り放題の切符である。
2人は納得して、気を取り直してホームに出る。
杏奈「ブルースカイトレイン!」
冬毬「いきなり‼︎」
京急の青い車両、ブルースカイトレインだ。
この列車(2100形)でまずは区間外の神奈川新町駅へ向かう。
《神奈川新町駅》
冬毬「これは期待できますね…‼︎」
杏奈「1500形もいるじゃん」
2人は、見たい車両をさっそく制覇していく。
杏奈「さて、そろそろ戻るか。」
冬毬「……あれは!?」
[大文字]2人「イエローハッピートレイン!」[/大文字]
京急の黄色い車両であるイエローハッピートレインも見た。激レア車両で、京急のドクターイエローみたいなものだ。
冬毬「お菓子食べてもいいですか?」
杏奈「いいよ、そこに入ってるよ」
冬毬はレジ袋からじゃがりこを取り出した。
フタを半分開けてバリッと口に入れる。
杏奈は食欲がないので、水すら飲まない。
放送「まもなく、金沢文庫、金沢文庫です。」
《金沢文庫駅》
杏奈「どこ行く?」
冬毬「逗子•葉山に行きたいです」
やってきたのは急行/逗子•葉山行きだ。
車両は都営浅草線5500形で、杏奈自身は好みではない。
冬毬「座席はいいですよね」
杏奈「うん、めっちゃいい」
冬毬「杏奈の好みではない車両ということなので、軽く見ていましたが、この車両もなかなかです」
杏奈「この感じだと、京成の電車も乗ってみたいかも」
乗り心地、走行音など、レベルの高さは関西私鉄にも引けを取らないほどだ。だが、京成の車両に乗ることは結局なかった。
《逗子•葉山》
杏奈「冬毬ちゃん撮ろう?」
冬毬「いいですよ」
2人は次の列車がやってきたと同時に撮った。
車両は1000形1421編成という、1400番台唯一のLCシートを搭載するこれもまたレア車両だ。
???「よろしければ、スマホお持ちしましょうか?」
運転席から女性の声がし、振り返る。
冬毬「お、お願いします」
杏奈「あなたは…?」
運転士にツーショット写真を撮ってもらった。
2人「ありがとうございます」
杏奈「あっ、京急のお嬢様の!」
ユイ「はい、葉山ユイです」
これは大物に出会った。
ユイ「お二人は見たところデートか何かですか?」
冬毬「はい、乗り鉄をしながらデートです」
3人で少し話し、すぐに発車した。
《金沢八景駅》
ユイ「ではまたどこかで」
杏奈「ありがとうございました〜」
さて、次は浦賀だ。浦賀は堀ノ内まで行く必要がある。
冬毬「金沢文庫行き、一駅ですが乗りたいです」
杏奈「OK」
放送「普通、金沢文庫行きが参ります。」
杏奈「やった!1000形の1890番台!」
冬毬「杏奈が見たかった車両ですね」
杏奈はこの車両がお目当てだった。
すぐに金沢文庫に着くが…
運転士「ただいまオーバーランのため、いったん戻ります」
杏奈「やっちゃった…w」
冬毬「ホームドアがあると誤差が厳しいですね」
《金沢文庫→堀ノ内 特急/三崎口行き》
冬毬「…お菓子、食べないのですか?」
杏奈「いらないよ」
冬毬「どうしたのですか?朝ごはんも食べず、ホテルを出てから一滴も水を飲んでいませんよ」
杏奈「なんか、朝からお腹が変な感じで…」
《浦賀駅》
冬毬「飲み物、何か買わないと心配です」
杏奈「そうだね。」
ドリンクスペースに入った。京急の車両の壁や、京急の車両風デザインの自販機が置いてある。
杏奈「(ゴクゴク…) これ美味しい」
冬毬「よかったです。さぁお菓子も」
2人でじゃがりこを1つ完食した。
休憩を挟むと、体調は良くなってきた。
冬毬「このまま三崎口に行きましょう」
杏奈「うん‼︎」
それから堀ノ内に戻り、特急で三崎口まで行く。
堀ノ内から全ての列車が各駅の停車する。
《三崎口駅》
冬毬「せっかくですし、城ヶ島に行きたいです」
杏奈「そうだね、僕も行きたいと思ってたよ」
駅前で京急バスに乗り、片道30分かけて城ヶ島に行く。
《城ヶ島》
杏奈「潮の匂いだね〜」
冬毬「涼しくて綺麗なところですね」
静岡生まれの杏奈は海に馴染み深い。目の前に浜が広がる。
杏奈「あそこまで行ってみない?」
冬毬「行けますかね」
2人は灯台を目指して、侵食された道を歩く。
岩の道は侵食の影響で、M字のような岩肌が続く。とても歩きにくく、ときどき危険な場所もあった。
冬毬「おっと…」
杏奈「怖いね…w」
冬毬「杏奈…助けてください…」
杏奈「待ってて…‼︎」
波が足元にやってくる。滑らしたら飲み込まれる。
冬毬「杏奈、やはり戻りましょう‼︎ 女の子をこんなところに連れてくるなんて…」
杏奈「ごめんごめん」
杏奈「この岩登ってみよう。」
冬毬「危ないですよ⁉︎」
杏奈は3mはある岩に軽々登った。
冬毬「杏奈!変な虫がいます!滑りますし帰りましょう‼︎」
杏奈「わかったわかった。冬毬ちゃん意外と怖がりなんだねw」
2人はバス停まで戻った。城ヶ島では30分ほど滞在した。
そしてまた30分かけて三崎口駅へ戻る。
《三崎口駅》
杏奈「次の青砥行きの特急、1000形1700番台だよ」
冬毬「ほんとですか!?」
冬毬は1700番台に乗りたがっていた。最後の乗車で奇跡がやってきて、冬毬はとても興奮する。
冬毬「見てください、こんないい写真が…‼︎」
杏奈「おっ、かっこいいね〜」
車端部のクロスシートを確保したので全面展望ができる。
2人は発車を待っていた。
車掌「特急/青砥行き発車です。」
杏奈・冬毬「点灯よし、進行よし、発車」
杏奈「三浦海岸第一、進行」
冬毬「三浦海岸第一、進行」
運転士のモノマネをして楽しむのは、鉄道ファンならではだ。
《横浜駅》
冬毬「杏奈、起きてください」
杏奈「寝てた…‼︎」
2人は列車を降りた。これにより、京急乗り鉄は終了した。
杏奈「帰りはJRもあるからね」
冬毬「急ぎましょう」
2人は小走りでホームを出た。
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