[太字][中央寄せ]翌日[/中央寄せ][/太字]
黒田「......もう朝ですか。」
窓がない部屋。
光は一切入ってこないのに、いつも早朝には目が覚める。
世界はまだ、滅んでいなかった。
黒田「.....早く着替えてしまわなくては。」
コンコン
黒田「.....どなたです?」
白絵「私だよ!おはよう!」
黒田「あ....おはようございます。」
白絵「やっぱ遊君は寝起きだとテンション低いね?」
黒田「元からそんなに高いでしょうか。」
白絵「元から低かったね。」
黒田「...どうして来たんですか?」
白絵「ふっふーん!よくぞ聞いてくれた!」
黒田「....いきなり来られたらそりゃ聞くと思うんですけど。」
白絵「ズバリ!私は今日から挨拶回りをはじめたのだ!」
黒田「....そうですか。」
白絵「興味なさそー。」
黒田「いや、そんなに自信を持って言うことなのかと思いまして。」
白絵「自信ありだよ!」
黒田「.....そうなんですね。それでは私着替えるので。」
白絵「えー、塩だなぁ。」
黒田「...私は塩ではありません。人間です。あと、私目玉焼きはソース派なんで。」
白絵「じゃあ分かち合えないね。私醤油派。」
黒田「そこは塩派であってください。」
ガチャン
ガチャ
黒田「着替え終わりました。」
白絵「はっや!」
黒田「.....他の方のところへは行かないのですか?」
白絵「遊君の所が最後だよ!」
黒田「そうですか。」
白絵「....良かったら一緒に会議室行く?」
黒田「....別に良いですけど。」
白絵「やったー!じゃ、行こ!」
黒田「....はい。」
[中央寄せ][太字]会議室[/太字][/中央寄せ]
コンコン
黒田「失礼します。」
首領「....珍しく白絵が遅刻してないんだな。」
白絵「凄いですか?凄いですよね!」
黒田「.....それが普通です。」
黒江「あ、僕と漢字被りしてるで有名な遊、そしていつも遅刻してるお姉ちゃんだ。」
白絵「今日はちゃんと来たもん!」
黒田「だからそれが普通なんですよ。...漢字被りは仕方がないじゃ無いですか。」
黒江「せめてそこの''黒田''って書いてるところを''遊''って書いてよ!」
遊「....これで良いですか?」
黒江「それで良い。」
首領「はい、お遊びはそこまで。会議の時間だからな?」
三人「すみません。」
首領「はい。で、今回の会議では''潜入組''についてだ。」
遊「.....門野さん達ですか。」
首領「そうそう。彼らが新しく情報をくれたから、それを元に暴走している''何者か''の場所を探る。」
白絵「で、その情報ってのはどんなんですか?」
首領「まず、敵組織に入って一年以上経っている上で、10000人を殺している幹部にしか重大な事は知らされない。」
黒江「まあそりゃそうですよね。」
首領「という事で、[太字]葉凛[/太字]には敵組織の幹部と経歴を入れ替えてもらった。」
遊「.....佐藤さん、''佐藤''ってどこにでもいそうな苗字しておきながら恐ろしい異能をお持ちですもんね。」
[太字][中央寄せ]一方その頃、潜入組は。[/中央寄せ][/太字]
蓮「ねえ、葉凛。」
葉凛「.....一応葉凛はこの組織の幹部って事になってるのです!態度には気をつけた方がいいのですよ?」
蓮「....葉凛''さん''。」
葉凛「なんです?下の名前で呼ぶのは賢い判断なのです。」
蓮「僕、今だに葉凛さんの異能知らないんですけど。」
葉凛「ふーむ...つまり君は葉凛の異能を知りたいのですね?」
蓮「...そうです。」
葉凛「しょうがない!教えてあげるのです!」
[異能=影踏み 相手の影を踏むと相手と何かを入れ替えることができる。''何か''は自由に変えれる。無機物、有機物関係なし。]
蓮「...そうやって経歴を入れ替えたんだ。」
葉凛「あまり大きな声で言わないでください!ばれちゃうのです。」
蓮「...僕は葉凛さんが潜入ってことがバレて処刑されてもなんとも思わないけど。」
何気に敬語を外しても気づかれていない。
やはり少しふざけていただけなのだろう。
葉凛「酷くないですか?葉凛は処刑なんてされたくないのです。」
蓮「..そっか。」
?「おい、蓮。」
蓮「...誰だっけ。」
?「舐めてるのか?」
蓮「...わかんないや。」
註石「俺の名前は桜木 註石。俺はお前より長くここにいるし、葉凛さんは幹部だ。敬語くらい使え。」
蓮「...はい。」
若干の不満を含んだ声で返事をした。
実際、不満はあったし。
註石「....不満がありそうだが..まあ良い。お前は葉凛さんと何を話していたんだ。」
蓮「別に...ちょっと雑談していただけです。」
註石「ただの世間話だと?お前如きがか。」
蓮「別に良いじゃないですか。」
註石「その態度は気に入らねえな。」
蓮「気に入ってもらわなくて結構です。」
註石「そういうとこだよ。」
葉凛「まあまあ、喧嘩はよろしくないのです!」
註石「...すみません、葉凛さん。」
蓮「.....。」
少しの沈黙が、場を気まずくさせた。
葉凛「そんなに謝らなくて良いのです!」
葉凛のおかげで死ぬほどではなかったが。
註石「俺はもう行く。蓮、お前は態度に気をつけろ。」
蓮「...はい。」
そういうと註石は葉凛にお辞儀をして去っていった。
葉凛「はぁ、緊張なのです!」
蓮「...葉凛が敬語を使われてるなんて、気持ち悪い。」
葉凛「違和感はありますけど...気持ち悪いって言わないでほしいのです。」
註石「......穴、空いてたな。」
黒田「......もう朝ですか。」
窓がない部屋。
光は一切入ってこないのに、いつも早朝には目が覚める。
世界はまだ、滅んでいなかった。
黒田「.....早く着替えてしまわなくては。」
コンコン
黒田「.....どなたです?」
白絵「私だよ!おはよう!」
黒田「あ....おはようございます。」
白絵「やっぱ遊君は寝起きだとテンション低いね?」
黒田「元からそんなに高いでしょうか。」
白絵「元から低かったね。」
黒田「...どうして来たんですか?」
白絵「ふっふーん!よくぞ聞いてくれた!」
黒田「....いきなり来られたらそりゃ聞くと思うんですけど。」
白絵「ズバリ!私は今日から挨拶回りをはじめたのだ!」
黒田「....そうですか。」
白絵「興味なさそー。」
黒田「いや、そんなに自信を持って言うことなのかと思いまして。」
白絵「自信ありだよ!」
黒田「.....そうなんですね。それでは私着替えるので。」
白絵「えー、塩だなぁ。」
黒田「...私は塩ではありません。人間です。あと、私目玉焼きはソース派なんで。」
白絵「じゃあ分かち合えないね。私醤油派。」
黒田「そこは塩派であってください。」
ガチャン
ガチャ
黒田「着替え終わりました。」
白絵「はっや!」
黒田「.....他の方のところへは行かないのですか?」
白絵「遊君の所が最後だよ!」
黒田「そうですか。」
白絵「....良かったら一緒に会議室行く?」
黒田「....別に良いですけど。」
白絵「やったー!じゃ、行こ!」
黒田「....はい。」
[中央寄せ][太字]会議室[/太字][/中央寄せ]
コンコン
黒田「失礼します。」
首領「....珍しく白絵が遅刻してないんだな。」
白絵「凄いですか?凄いですよね!」
黒田「.....それが普通です。」
黒江「あ、僕と漢字被りしてるで有名な遊、そしていつも遅刻してるお姉ちゃんだ。」
白絵「今日はちゃんと来たもん!」
黒田「だからそれが普通なんですよ。...漢字被りは仕方がないじゃ無いですか。」
黒江「せめてそこの''黒田''って書いてるところを''遊''って書いてよ!」
遊「....これで良いですか?」
黒江「それで良い。」
首領「はい、お遊びはそこまで。会議の時間だからな?」
三人「すみません。」
首領「はい。で、今回の会議では''潜入組''についてだ。」
遊「.....門野さん達ですか。」
首領「そうそう。彼らが新しく情報をくれたから、それを元に暴走している''何者か''の場所を探る。」
白絵「で、その情報ってのはどんなんですか?」
首領「まず、敵組織に入って一年以上経っている上で、10000人を殺している幹部にしか重大な事は知らされない。」
黒江「まあそりゃそうですよね。」
首領「という事で、[太字]葉凛[/太字]には敵組織の幹部と経歴を入れ替えてもらった。」
遊「.....佐藤さん、''佐藤''ってどこにでもいそうな苗字しておきながら恐ろしい異能をお持ちですもんね。」
[太字][中央寄せ]一方その頃、潜入組は。[/中央寄せ][/太字]
蓮「ねえ、葉凛。」
葉凛「.....一応葉凛はこの組織の幹部って事になってるのです!態度には気をつけた方がいいのですよ?」
蓮「....葉凛''さん''。」
葉凛「なんです?下の名前で呼ぶのは賢い判断なのです。」
蓮「僕、今だに葉凛さんの異能知らないんですけど。」
葉凛「ふーむ...つまり君は葉凛の異能を知りたいのですね?」
蓮「...そうです。」
葉凛「しょうがない!教えてあげるのです!」
[異能=影踏み 相手の影を踏むと相手と何かを入れ替えることができる。''何か''は自由に変えれる。無機物、有機物関係なし。]
蓮「...そうやって経歴を入れ替えたんだ。」
葉凛「あまり大きな声で言わないでください!ばれちゃうのです。」
蓮「...僕は葉凛さんが潜入ってことがバレて処刑されてもなんとも思わないけど。」
何気に敬語を外しても気づかれていない。
やはり少しふざけていただけなのだろう。
葉凛「酷くないですか?葉凛は処刑なんてされたくないのです。」
蓮「..そっか。」
?「おい、蓮。」
蓮「...誰だっけ。」
?「舐めてるのか?」
蓮「...わかんないや。」
註石「俺の名前は桜木 註石。俺はお前より長くここにいるし、葉凛さんは幹部だ。敬語くらい使え。」
蓮「...はい。」
若干の不満を含んだ声で返事をした。
実際、不満はあったし。
註石「....不満がありそうだが..まあ良い。お前は葉凛さんと何を話していたんだ。」
蓮「別に...ちょっと雑談していただけです。」
註石「ただの世間話だと?お前如きがか。」
蓮「別に良いじゃないですか。」
註石「その態度は気に入らねえな。」
蓮「気に入ってもらわなくて結構です。」
註石「そういうとこだよ。」
葉凛「まあまあ、喧嘩はよろしくないのです!」
註石「...すみません、葉凛さん。」
蓮「.....。」
少しの沈黙が、場を気まずくさせた。
葉凛「そんなに謝らなくて良いのです!」
葉凛のおかげで死ぬほどではなかったが。
註石「俺はもう行く。蓮、お前は態度に気をつけろ。」
蓮「...はい。」
そういうと註石は葉凛にお辞儀をして去っていった。
葉凛「はぁ、緊張なのです!」
蓮「...葉凛が敬語を使われてるなんて、気持ち悪い。」
葉凛「違和感はありますけど...気持ち悪いって言わないでほしいのです。」
註石「......穴、空いてたな。」