「まぁまぁ、アメリックさん、、、?どうもいつも
伊鶴がお世話になっております。」
「どうも。」
ぺこりと頭を下げるとヒノモトの母はにっこりと微笑んだ。
しかし、ヒノモトを見ると早くこっちにと手招きしながら奥へ消えていった。
「いやだぁぁぁー、、、」
ずるずるとヒノモトが膝から崩れ落ちた。
「なんか、圧がすごかったな、、、」
思わずアメリックもそう呟くとヒノモトはそうなんだよと頷いた。
「お兄ちゃんがここまでほっておいたから。
ま、私もさっき終わったところなんだけど。」
なにが終わったところなのだとアメリックが疑問に思っているとヒノモトはため息をつきながら奥へと歩いて行った。
「なぁ、なんでヒノモトはあんなに嫌そうなんだ?」
靴をぬいで鶴の部屋に来たアメリックは開口一番そう言った。
「お兄ちゃん、お見合いが死ぬほど嫌だから」
あっさりと鶴はいうと座布団を出してきた。
「見合い、、、?え?ヒノモト見合いしてんのか?」
かなりショックを受けているアメリックが助けを求めるようにいうと鶴はビッとアメリックに指差をした。
「まっさか。お母様がそう言ってるだけ。
お兄ちゃん死ぬほど嫌がってるし。」
バサバサと机の上に紙を鶴はのせてきた。
『桜川彩花』
『奈川恵美子』
誰も整った顔をした女性が写っており横の紹介文のところはどれもこれも同じように料理が得意だとか
奥ゆかしいだとか歯が浮くような言葉が載っていた
「これは、」
「お見合いの奴。これはほんの一部だよ。
お兄ちゃんモテるし。」
「はぁっ?!」
うん、結構モテるよ。経験人数も多いし。
となんでもないように喋る鶴をアメリックは驚きを隠そうともせずに言葉を続けた。
「いやいやいや、あのヒノモトが?」
「ここではヒノモトじゃなくて伊鶴って読んで。」
「い、伊鶴、、、」
なんだか恥ずかしいなと無意識に思いながら
アメリックは目を細めた。
「私がお母様とか兄様とか呼んでるのを見たらわか るかもしれないけど由緒正し家柄なんだよ。」
お兄ちゃんは昔から頭も良くてこれ言ったら驚くかもしれないけど運動も結構出来たんだよ。
親の言うことも先生からも好かれてて。
でも、つまんないってよく言ってた。
今より表情は動かなかったしロボットみたいだった
高校もかなり偏差値が高いところ行って人生バラ色みたいな時にお母様、、、いや、お母さんが言ったんだよ。
『将来は弁護士か医者になりなさい』
…笑っちゃうよね。お兄ちゃんそんなキャラじゃ
ないのに。
お兄ちゃん嫌がってさ。
そんな時お父さんが地雷を踏んじゃって。
『今まで俺たちの言うとうりにして後悔したことがかあったか?』
なんて言って。
お兄ちゃんがその時プツンとキレて。
『いつもいつもこれしろあーしろってそれは俺が思 っていたことと似ていたからそうしていただけだ
後悔?山ほどあるよ!』
その次の日お兄ちゃんは家出てた。
お父さんもお母さんも大騒ぎ。
そんな事の2ヶ月後くらいにLINEが来て。
『仕事につけたよ。鶴がもしよかったら一人暮らし が出来る家を見つけたんだ。
そこに住まないか?』
正直お父さんとお母さんにはうんざりしてたから
私はお兄ちゃんについて行った。
「そう、なのか、、、」
アメリックはぼんやりと呟いた。
まさか仕事のやり方を極力変えたくないヒノモトが
そんな思い切った行動をして家を出たとは思いもしていなかったのだろう。
「なんかこれ話したのアメリックさんが初めてだ」
「絶対怒られる内容っぽいけどなんで話したんだ? 別に、、、」
アメリックが口ごもらせながらいうと鶴はえ?と
聞き返してきた。
「なんでって、、、お兄ちゃんの彼氏だから」
今度はアメリックが聞き返す番だった
伊鶴がお世話になっております。」
「どうも。」
ぺこりと頭を下げるとヒノモトの母はにっこりと微笑んだ。
しかし、ヒノモトを見ると早くこっちにと手招きしながら奥へ消えていった。
「いやだぁぁぁー、、、」
ずるずるとヒノモトが膝から崩れ落ちた。
「なんか、圧がすごかったな、、、」
思わずアメリックもそう呟くとヒノモトはそうなんだよと頷いた。
「お兄ちゃんがここまでほっておいたから。
ま、私もさっき終わったところなんだけど。」
なにが終わったところなのだとアメリックが疑問に思っているとヒノモトはため息をつきながら奥へと歩いて行った。
「なぁ、なんでヒノモトはあんなに嫌そうなんだ?」
靴をぬいで鶴の部屋に来たアメリックは開口一番そう言った。
「お兄ちゃん、お見合いが死ぬほど嫌だから」
あっさりと鶴はいうと座布団を出してきた。
「見合い、、、?え?ヒノモト見合いしてんのか?」
かなりショックを受けているアメリックが助けを求めるようにいうと鶴はビッとアメリックに指差をした。
「まっさか。お母様がそう言ってるだけ。
お兄ちゃん死ぬほど嫌がってるし。」
バサバサと机の上に紙を鶴はのせてきた。
『桜川彩花』
『奈川恵美子』
誰も整った顔をした女性が写っており横の紹介文のところはどれもこれも同じように料理が得意だとか
奥ゆかしいだとか歯が浮くような言葉が載っていた
「これは、」
「お見合いの奴。これはほんの一部だよ。
お兄ちゃんモテるし。」
「はぁっ?!」
うん、結構モテるよ。経験人数も多いし。
となんでもないように喋る鶴をアメリックは驚きを隠そうともせずに言葉を続けた。
「いやいやいや、あのヒノモトが?」
「ここではヒノモトじゃなくて伊鶴って読んで。」
「い、伊鶴、、、」
なんだか恥ずかしいなと無意識に思いながら
アメリックは目を細めた。
「私がお母様とか兄様とか呼んでるのを見たらわか るかもしれないけど由緒正し家柄なんだよ。」
お兄ちゃんは昔から頭も良くてこれ言ったら驚くかもしれないけど運動も結構出来たんだよ。
親の言うことも先生からも好かれてて。
でも、つまんないってよく言ってた。
今より表情は動かなかったしロボットみたいだった
高校もかなり偏差値が高いところ行って人生バラ色みたいな時にお母様、、、いや、お母さんが言ったんだよ。
『将来は弁護士か医者になりなさい』
…笑っちゃうよね。お兄ちゃんそんなキャラじゃ
ないのに。
お兄ちゃん嫌がってさ。
そんな時お父さんが地雷を踏んじゃって。
『今まで俺たちの言うとうりにして後悔したことがかあったか?』
なんて言って。
お兄ちゃんがその時プツンとキレて。
『いつもいつもこれしろあーしろってそれは俺が思 っていたことと似ていたからそうしていただけだ
後悔?山ほどあるよ!』
その次の日お兄ちゃんは家出てた。
お父さんもお母さんも大騒ぎ。
そんな事の2ヶ月後くらいにLINEが来て。
『仕事につけたよ。鶴がもしよかったら一人暮らし が出来る家を見つけたんだ。
そこに住まないか?』
正直お父さんとお母さんにはうんざりしてたから
私はお兄ちゃんについて行った。
「そう、なのか、、、」
アメリックはぼんやりと呟いた。
まさか仕事のやり方を極力変えたくないヒノモトが
そんな思い切った行動をして家を出たとは思いもしていなかったのだろう。
「なんかこれ話したのアメリックさんが初めてだ」
「絶対怒られる内容っぽいけどなんで話したんだ? 別に、、、」
アメリックが口ごもらせながらいうと鶴はえ?と
聞き返してきた。
「なんでって、、、お兄ちゃんの彼氏だから」
今度はアメリックが聞き返す番だった