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15歳以上の方が読まれるのが推奨
らるらりら らるらりら
誰かが私を呼んでいる
るらりらら るらりらら
誰かが私を呼んでいる
らりららる らりららる
誰かが私を呼んでいる
りららるら りららるら
誰かが私を呼んでいる
ああ閻魔様が呼んでいるのか?
歌を歌いながら 僕は閻魔様を待つ
ああでも僕はあの人に あの人に
呼んでほしいんだ
ららるらり ららるらり
誰かが私を呼んでいる……
人間は誰もが愛を求めている。
愛は人間を嫌っているかもしれない。
人間から愛は、僕らにとって、救済者だと思っているだろう。
八話『歌』
[水平線]
今日はやけに静かだった。
昨日は、とある少女が倒れたりフラフラだったり、そして自分への暴言の数々。一体何だったんだと思う。でも、そんなことはあっという間に過ぎた。
自分は今、自分の部屋にいる。とは言っても、部屋というよりは洞窟と言ったほうがいいか。以前に言ったが、自分は家出した。もう父や母は、家出した僕を受け入れてくれないだろう、そんなことは知っている。勿論、家の方がきっと住みやすい。でも、今は洞窟にいたいんだ。誰もいない、静かで安心できて、何故か隣に誰かがいるような気がして…
まあどうせただの自分の妄想だ。
しばらく洞窟にいると、外から声が聞こえてきた。もしかして、この洞窟に来たかもしれない、そう思った。けれど、それは違った。女性が外で歌を歌っているではないか。
聞いていると、何故か懐かしいような歌。でも、聞いたことない歌。寒い風が吹いている中、たった一人で歌っていた。
その女性は、この前の女性と似ている。でも、この女性をみると、なぜか一緒にいたくなる感じかする。家族のように。
そして、歌を歌い終わったのか、急に歌を歌うのをやめると、女性は、いつの間にかいなくなっていた。
[水平線]
悲報だ。今世紀一番の悲報かもしれない。
杏がいない。杏がいないんだ。俺の唯一の母、杏がいないんだ。
[水平線]
ラッキーセブンは、きっとラッキーなことを起こしてくれるのであろうか。
家出してから、ふらっふらになって、疲れて、いつのまにか家を恋しいと思っていたのではないか。僕が知らない心の隅で。
でも家出したら家出して、頑張らないといけないんだ。
僕は女性のあの歌を歌い始めた。
なんで、歌詞とメロディーを知っていたんだろう。
誰かが私を呼んでいる
るらりらら るらりらら
誰かが私を呼んでいる
らりららる らりららる
誰かが私を呼んでいる
りららるら りららるら
誰かが私を呼んでいる
ああ閻魔様が呼んでいるのか?
歌を歌いながら 僕は閻魔様を待つ
ああでも僕はあの人に あの人に
呼んでほしいんだ
ららるらり ららるらり
誰かが私を呼んでいる……
人間は誰もが愛を求めている。
愛は人間を嫌っているかもしれない。
人間から愛は、僕らにとって、救済者だと思っているだろう。
八話『歌』
[水平線]
今日はやけに静かだった。
昨日は、とある少女が倒れたりフラフラだったり、そして自分への暴言の数々。一体何だったんだと思う。でも、そんなことはあっという間に過ぎた。
自分は今、自分の部屋にいる。とは言っても、部屋というよりは洞窟と言ったほうがいいか。以前に言ったが、自分は家出した。もう父や母は、家出した僕を受け入れてくれないだろう、そんなことは知っている。勿論、家の方がきっと住みやすい。でも、今は洞窟にいたいんだ。誰もいない、静かで安心できて、何故か隣に誰かがいるような気がして…
まあどうせただの自分の妄想だ。
しばらく洞窟にいると、外から声が聞こえてきた。もしかして、この洞窟に来たかもしれない、そう思った。けれど、それは違った。女性が外で歌を歌っているではないか。
聞いていると、何故か懐かしいような歌。でも、聞いたことない歌。寒い風が吹いている中、たった一人で歌っていた。
その女性は、この前の女性と似ている。でも、この女性をみると、なぜか一緒にいたくなる感じかする。家族のように。
そして、歌を歌い終わったのか、急に歌を歌うのをやめると、女性は、いつの間にかいなくなっていた。
[水平線]
悲報だ。今世紀一番の悲報かもしれない。
杏がいない。杏がいないんだ。俺の唯一の母、杏がいないんだ。
[水平線]
ラッキーセブンは、きっとラッキーなことを起こしてくれるのであろうか。
家出してから、ふらっふらになって、疲れて、いつのまにか家を恋しいと思っていたのではないか。僕が知らない心の隅で。
でも家出したら家出して、頑張らないといけないんだ。
僕は女性のあの歌を歌い始めた。
なんで、歌詞とメロディーを知っていたんだろう。
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