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らるらりら らるらりら
誰かが私を呼んでいる
るらりらら るらりらら
誰かが私を呼んでいる
らりららる らりららる
誰かが私を呼んでいる
りららるら りららるら
誰かが私を呼んでいる
ああ閻魔様が呼んでいるのか?
歌を歌いながら 僕は閻魔様を待つ
ああでも僕はあの人に あの人に
呼んでほしいんだ
ららるらり ららるらり
誰かが私を呼んでいる……
人間は誰もが愛を求めている。
愛は人間を嫌っているかもしれない。
人間から愛は、僕らにとって、救済者だと思っているだろう。
一話『指から垂れる血と人間の欲求』
[水平線]
ある日、洞窟の奥深くに、僕ら…人間が一番求めていたものがいた。それは、人間が最も必要だと思っているものだ。僕らはそれを必要としているから、なんとしてでも取らないと、いつになっても取るチャンスは来なくなってしまうだろう。
でも、人間が一番求めているものだから、勿論僕ら以外の人間、求めてきた人間がくるだろう。
だが、僕の[漢字]腦裏[/漢字][ふりがな]のうり[/ふりがな]でアイデアが思いついた。
『全員いなくなればいいんだ。』
そう思った自分は、深夜に包丁を手に取り、僕が求めているあの洞窟の奥深くへと向かった。
だがしかし、[漢字]玄關[/漢字][ふりがな]げんかん[/ふりがな]を出る前に、自分が世界で一番嫌っている母親と父親が、外に出ようとしている自分に対してこう告げた。
父親「こんな夜にへ出かける何処へ出かけるんだ!」
母親「もう寝なさい。」
父親は怒鳴り、母親は親という立場を理解しているのか、子に対して優しい声を発した。
だがしかし、そんな二つの声は、自分によって掻き消された。もうこんな声、二度と聞くか。そう思って、自分は親に向かって、淡々と語った。
『これは決定事項なんだ。絶対に自分を止めるな。』
親は自分が言った言葉を聞いて、呆然としていた。
そして親が呆然としている隙に、自分は玄關を出て、求めているものがある洞窟の奥深くへと向かった。
深夜だから、勿論のこと暗い。懐中電灯を持ってきた、それが自分の唯一の光源だった。
何も[漢字]計畫[/漢字][ふりがな]けいかく[/ふりがな]しずに、外に出てきてしまった。仕方がない、洞窟になるべく早く着くために、少しの時間でも進もう、そう思ったので、自分は寝ずに進んだ。
そして、夜がやっと終わり、早朝となった。ついに洞窟についたのだ。自分は喜んでいたが、まだ早い。自分が行きたい場所は、洞窟の奥深くだ。まだまだ道のりは長かった。
洞窟の入る大きな穴の近くには、沢山の人間がいた。この人たちも、狙っているのか。なにかこそこそ恐ろしいことを[漢字]計畫[/漢字][ふりがな]たくら[/ふりがな]んでいるかもしれない、自分はそう思った。
自分は大きな穴の近くにいた人間たちを気にしずに、穴の中に入っていった。
多少灯りはついていたが、薄暗かったため、愛用の懐中電灯を使って、前へと進んだ。でも、こんなところに、人間が一番求めているものはあるのだろうか。少し疑ったが、せっかく来たんだ、ちょっとは信じてみようと思い、改めて前へ進んだ。
そして、だいぶ進んだところだった。僕は、広い空間に着いた。人間も大勢いた。
人間はとある特定の場所に集まって、大きな声で話していた。僕もその近くに行ってみた。
ところがどうだろう、人間が輝いた石を食っているではないか。輝いた石、今で言えば[漢字]寶石[/漢字][ふりがな]ほうせき[/ふりがな]とも言うものだ。
僕は石を食っている人間に話を聞いてみた。
『あの、なんで食べて…?』
石を食った人間は、こう告げた。
石を食った人間「え、お前知らねえのか?このハートの形をした寶石を食べれば、[漢字]女性[/漢字][ふりがな]にょしょう[/ふりがな]からチヤホヤされるらしいぞ。でも、噂じゃねえんだ。本当になった奴がいるんだよ。」
確かに石はハートの形をしていた。
女性にょしょうからチヤホヤされる、自分はこのことに全く興味がなかったのだ。
人間はこんなことを一番求めているのか?僕は期待していたのに、その期待は現地に来てから、一瞬で無くなった。人間の欲求は怖いものだ、とあとから思った。
さらに石を食った人間はこう言った。
石を食った人間「あとさ、マジで結婚したやついるらしいぞ。[漢字]女性[/漢字][ふりがな]にょしょう[/ふりがな]から好きになってもらうって最高だろ〜!」
そう言って、石を食った人間は、さらに石を食い始めた。
自分は呆れてしまい、その場でしゃがんだ。
石を食った人間「おい、お前も食べるか。」
『要らない。』
何故ここに来てしまったのか、と誰にも聞こえない小声で呟き、立ち上がった。
石を食った人間「なんだよ、このために来たんだろ、食べろよ。」
そう勧められるが、一切興味は湧かない。
そして、心の中で自分は決断した。そもそも選択肢になかった選択かと思っていたが、意外とあったんだと実感した。自分は[漢字]衣嚢[/漢字][ふりがな]いのう[/ふりがな]から、家で用意した包丁を右手で持った。そして、それを石を食った人間に見せつけた。
石を食った人間「は、お前それ…!や、やめろ…!」
石を食った人間は、刺して欲しくないのか、首を振っている。
自分は首を傾げ、石を食った人間に対してこう言った。
『やめてください、でしょ。』
みんななにかと思い、周りにいたみんなが反応した。
「っ!?」
「え…!」
「おい何やってる!!」
自分に、この声たちは届かなかった。
ヒステリアな状態な自分を、阻止することは誰にもできなかった。
何分か経った後、あんなに沢山いた人間は一体どうしたのか。全員倒れ込んでいる。
倒れ込んでいる人間からは、体の何処かから、大量の紫色の血が垂れていたり、出ている。
自分勝手な行動だったかもしれない、だが、人間が愛を求めているのは気に入らない。愛を手に入れても、何の役にも立たない。
自分はこれ以上人間を信じることは辞めた。
だが、外から声がした。
「待ちなさい![漢字]邏卒[/漢字][ふりがな]らそつ[/ふりがな]よ。」
生意気な[漢字]女性[/漢字][ふりがな]にょしょう[/ふりがな]邏卒が、自分に対して声をかけた。
「ここから動いたら、撃つわよ。」
そう言って、自分を捕まえようとしているのか近づいてきた。
さあ…捕まえれるのかな?
誰かが私を呼んでいる
るらりらら るらりらら
誰かが私を呼んでいる
らりららる らりららる
誰かが私を呼んでいる
りららるら りららるら
誰かが私を呼んでいる
ああ閻魔様が呼んでいるのか?
歌を歌いながら 僕は閻魔様を待つ
ああでも僕はあの人に あの人に
呼んでほしいんだ
ららるらり ららるらり
誰かが私を呼んでいる……
人間は誰もが愛を求めている。
愛は人間を嫌っているかもしれない。
人間から愛は、僕らにとって、救済者だと思っているだろう。
一話『指から垂れる血と人間の欲求』
[水平線]
ある日、洞窟の奥深くに、僕ら…人間が一番求めていたものがいた。それは、人間が最も必要だと思っているものだ。僕らはそれを必要としているから、なんとしてでも取らないと、いつになっても取るチャンスは来なくなってしまうだろう。
でも、人間が一番求めているものだから、勿論僕ら以外の人間、求めてきた人間がくるだろう。
だが、僕の[漢字]腦裏[/漢字][ふりがな]のうり[/ふりがな]でアイデアが思いついた。
『全員いなくなればいいんだ。』
そう思った自分は、深夜に包丁を手に取り、僕が求めているあの洞窟の奥深くへと向かった。
だがしかし、[漢字]玄關[/漢字][ふりがな]げんかん[/ふりがな]を出る前に、自分が世界で一番嫌っている母親と父親が、外に出ようとしている自分に対してこう告げた。
父親「こんな夜にへ出かける何処へ出かけるんだ!」
母親「もう寝なさい。」
父親は怒鳴り、母親は親という立場を理解しているのか、子に対して優しい声を発した。
だがしかし、そんな二つの声は、自分によって掻き消された。もうこんな声、二度と聞くか。そう思って、自分は親に向かって、淡々と語った。
『これは決定事項なんだ。絶対に自分を止めるな。』
親は自分が言った言葉を聞いて、呆然としていた。
そして親が呆然としている隙に、自分は玄關を出て、求めているものがある洞窟の奥深くへと向かった。
深夜だから、勿論のこと暗い。懐中電灯を持ってきた、それが自分の唯一の光源だった。
何も[漢字]計畫[/漢字][ふりがな]けいかく[/ふりがな]しずに、外に出てきてしまった。仕方がない、洞窟になるべく早く着くために、少しの時間でも進もう、そう思ったので、自分は寝ずに進んだ。
そして、夜がやっと終わり、早朝となった。ついに洞窟についたのだ。自分は喜んでいたが、まだ早い。自分が行きたい場所は、洞窟の奥深くだ。まだまだ道のりは長かった。
洞窟の入る大きな穴の近くには、沢山の人間がいた。この人たちも、狙っているのか。なにかこそこそ恐ろしいことを[漢字]計畫[/漢字][ふりがな]たくら[/ふりがな]んでいるかもしれない、自分はそう思った。
自分は大きな穴の近くにいた人間たちを気にしずに、穴の中に入っていった。
多少灯りはついていたが、薄暗かったため、愛用の懐中電灯を使って、前へと進んだ。でも、こんなところに、人間が一番求めているものはあるのだろうか。少し疑ったが、せっかく来たんだ、ちょっとは信じてみようと思い、改めて前へ進んだ。
そして、だいぶ進んだところだった。僕は、広い空間に着いた。人間も大勢いた。
人間はとある特定の場所に集まって、大きな声で話していた。僕もその近くに行ってみた。
ところがどうだろう、人間が輝いた石を食っているではないか。輝いた石、今で言えば[漢字]寶石[/漢字][ふりがな]ほうせき[/ふりがな]とも言うものだ。
僕は石を食っている人間に話を聞いてみた。
『あの、なんで食べて…?』
石を食った人間は、こう告げた。
石を食った人間「え、お前知らねえのか?このハートの形をした寶石を食べれば、[漢字]女性[/漢字][ふりがな]にょしょう[/ふりがな]からチヤホヤされるらしいぞ。でも、噂じゃねえんだ。本当になった奴がいるんだよ。」
確かに石はハートの形をしていた。
女性にょしょうからチヤホヤされる、自分はこのことに全く興味がなかったのだ。
人間はこんなことを一番求めているのか?僕は期待していたのに、その期待は現地に来てから、一瞬で無くなった。人間の欲求は怖いものだ、とあとから思った。
さらに石を食った人間はこう言った。
石を食った人間「あとさ、マジで結婚したやついるらしいぞ。[漢字]女性[/漢字][ふりがな]にょしょう[/ふりがな]から好きになってもらうって最高だろ〜!」
そう言って、石を食った人間は、さらに石を食い始めた。
自分は呆れてしまい、その場でしゃがんだ。
石を食った人間「おい、お前も食べるか。」
『要らない。』
何故ここに来てしまったのか、と誰にも聞こえない小声で呟き、立ち上がった。
石を食った人間「なんだよ、このために来たんだろ、食べろよ。」
そう勧められるが、一切興味は湧かない。
そして、心の中で自分は決断した。そもそも選択肢になかった選択かと思っていたが、意外とあったんだと実感した。自分は[漢字]衣嚢[/漢字][ふりがな]いのう[/ふりがな]から、家で用意した包丁を右手で持った。そして、それを石を食った人間に見せつけた。
石を食った人間「は、お前それ…!や、やめろ…!」
石を食った人間は、刺して欲しくないのか、首を振っている。
自分は首を傾げ、石を食った人間に対してこう言った。
『やめてください、でしょ。』
みんななにかと思い、周りにいたみんなが反応した。
「っ!?」
「え…!」
「おい何やってる!!」
自分に、この声たちは届かなかった。
ヒステリアな状態な自分を、阻止することは誰にもできなかった。
何分か経った後、あんなに沢山いた人間は一体どうしたのか。全員倒れ込んでいる。
倒れ込んでいる人間からは、体の何処かから、大量の紫色の血が垂れていたり、出ている。
自分勝手な行動だったかもしれない、だが、人間が愛を求めているのは気に入らない。愛を手に入れても、何の役にも立たない。
自分はこれ以上人間を信じることは辞めた。
だが、外から声がした。
「待ちなさい![漢字]邏卒[/漢字][ふりがな]らそつ[/ふりがな]よ。」
生意気な[漢字]女性[/漢字][ふりがな]にょしょう[/ふりがな]邏卒が、自分に対して声をかけた。
「ここから動いたら、撃つわよ。」
そう言って、自分を捕まえようとしているのか近づいてきた。
さあ…捕まえれるのかな?
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