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  離 れ ち ゃ 駄 目 だ よ  ?  

  黄 side







  蒼
 「  あ  、  ゃべ  」











  放課後の  教室で   スマホ ゲーム を  していた  蒼ちゃん  が  呟いた  。











  蒼
 「  ごめん  、  黄くん  充電器  貸して  ~  」










  そう  言って  手を  伸ばしてくる  蒼ちゃん  。










  黄
 「  また  ぁ  ?  」










  蒼
 「  ごめん  って  」










  僕が  充電器を  渡すと  、  また  スマホ  ゲーム  を  始めた  。










  黄
 「  ……  」










  僕の  恨めしそうな  視線に  なんて  気づかないで  、  呑気で  、  バカで  、  










  能天気で  、  人の  気持ちが  考えられなくて  、 










  天然で  、  そこが  可愛くて  。











  何で  僕  、  蒼ちゃんを  好きなんだろ  、  と  今でも  不思議に  なるくらい  なのに  、











  そんな気持ちを  上回るくらい  蒼ちゃんは  可愛くて  、  









  時々  見せてくれる  ヤンチャ  なとこも  可愛くて  カッコよくて  。











  また  今日も  君の  せいで  どんどん  狂っていく  。











  と  、  急に  蒼ちゃんは  立ち上がった  。











  蒼
 「  そろそろ  僕  帰る  ~  」










  ありがと  、  と  充電器を  手渡してきた  。










  
  黄
 「  ぇ  、  ぼ  、  僕も  帰る  っ  、  !  」










  蒼
 「  まじ  ぃ  ?  一緒に  帰ろ  !  」










  にか  、  っと  笑って  さっきと  同じように  手を  伸ばしてきた  。











  学校 を  出ると  、  カラオケ  が  目に  入った  。











  僕は  蒼ちゃんの  リュック  を  くいっと  引っ張る  。










  黄
 「  ぁの  、  カラオケ  行きません  、  ?  」












  蒼
 「  ぇ  ー  ?  いいけど  」











  黄
 「  ほんと  ?  」










  蒼
 「  仕方ない な  ~  !  」










  蒼ちゃん  の  手を  つかむ  。










  手の  温もり  が   身に  染みた  。












   数時間後  ___   。











  蒼
 「  やば  、  もう  1時  ?!  」










  黄
 「  嘘  っ  !?  」









  
  慌てて  スマホを  確認すると  、  大量の  不在着信と  13時  8分  という  表示  。




 





  僕は  床に  座り込んだ  。











  カラオケ  の  個室の  床  は  すごく  冷たかった  。










  蒼
 「  終電  終わっちゃったよ  ぉ  ……  」











  やばい  。











  ヘマ しちゃった  。









  怒られる  ?










  蒼ちゃんに  嫌われる  ?











  黄
 「  ………  ごめんなさい  、  蒼ちゃん  」










  蒼
 「  えぇ  、  いや  僕が  時間  忘れてた  だけ  !  」









  黄
 「  僕が  カラオケ  誘った  、  から  」










  蒼
 「  違うって  、  大丈夫  !  ほら  帰ろ  ?  」










  そう  言って  僕の  頭を  くしゃ  、  っと  撫でた  。













  黄
 「  ぅん  、  」










  僕らは  手を  繋いで  カラオケを  出た  。










  バイトの  人  が  怪訝  そうに  僕らの  方を  見たけど  、  もう  どうでも  良かった  。









  蒼ちゃんと  繋がってる  。










  そんな  ことだけが  ふわふわと  脳内で  飛び交っていた  。









 
  ずっと  繋がってたい  。











  蒼
 「  黄くん  、  可愛い  」










  僕の  顔を  つついて  言った  蒼ちゃん  。











  あゝ  。











  僕の  心が  満たされていく  感覚  。










  どっちも  どっち  ですからね  、  と  自分に  言い訳を  して  、












  黄
 「  蒼ちゃん  の  方が  」











  お互いが  お互いの  足を  引っ張って  、











  お互いが  お互い  を  騙し合おうと  して  、










  お互いが  お互い  ぼ  気持ちを  隠し とおそう  と  した  結果  、 











  僕らは  深く  、  深く  沈んでいった  。















   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~














  蒼 side











  僕を  一番  しっかり  見てくれたのが  君だった  。











  君  だけだった  。










  問題児  と  言われ  、











  バカ  と  笑われた  、











  もう  どうでも  よくなってた 。










  参観日  だって  、  











  誰も  僕になんて  期待してない  気が   した  。










  お兄ちゃんは  、 










  「  頑張れ  。  俺  見に行くから  」











  と  言ってくれた  。











 
  でも  、  どうせ  嘘だ  。











  そうやって  散々  皮肉って  、











  人  に  期待  しないように  した  。











  孤独を  選んだ  。












  黄
 「  ……  何 してるんですか  、 ?  」










  でも  その  孤独も  、  君が  壊した  。










  黄
 「  可愛い  」












 
  期待  しちゃ  ダメ  、  ダメ  、  ダメ  !









  そう  言い聞かせたって  期待  したくなった  。











  僕は  いつだって  消えたかった  。












  だって  こんな  僕 いらない  もん  。











   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~












  君 と  僕が  過ごした  日々が  










  もう  離れられない  くらい  











  脳内に  こびりつてたら  いいのに  。










  離れ離れなんて  、











  きっと  嘘  だよね  。












  そう  言ってよ  ?











  黄  &  蒼
  「  離れないよ  ?  」










  ね  、  ずっと  一緒  ♡












   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~












  黄 side










  君の  後悔  として  、  










  一生  隣に  いたいんだ  。












  僕  と  一緒に  なったことに  今更  後悔しても  遅いの  。












  蒼
 「  ねえ  、  黄くんの  大事な  もの  って  何  ?  」











  大事な  、  もの  。











  僕の  大事な  ものは  、












  そう  言おうと  した時  、  交差点  に  着いた   。











  交差点で  、  蒼ちゃんは  小さく  手を  振って











  僕の  返事を  待たずに  僕の  家と  逆の  方に  歩いた  。











  蒼
 「  またね  」











 
  黄
 「  ………  」











  僕の  大事な  ものは  、  今無くした  もの  だよ 。











  蒼ちゃん  の 姿が  見えなくなってから  僕は  呟いた  。












  もう  取り返しが  つかない  。










  君 を  離さない  。











  どんな  ところ  でも  、  












  ずっと  一緒  ♡ 














  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 












  蒼 side











  黄くん  の  姿が  小さく  なっていく  。










  明日も  会えるのに  、









  永遠に  の  別れみたいに  怖い 。












  黄くん  は  、  今にも  泣きそうな  目を  していた  。










  ごめんね  、  と  心の中で  謝る  。










  「  別れたくない  」










  「  まだ  一緒に  いたい  」










  って  言えば  良かったのかな  。










  もう  ちょっと  フツウに  なれたら  良かったのに  。












  感情を  調節  しすぎて  、











  もう  何が  何だか  分かんない  。











   ”  一生  懸命  生きて  ね  ”  










  いつだったか  、  お兄ちゃん  が  言ってた  。












  あんな  言葉の  いいなりには  なりたくない  。























  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~













  一人だけで  、











  僕を  置いてって  、











  幸せに  なるなんて  考えないで  ?













  君と  触れた  時から  、











  もう  二人とも  壊れちゃった  んだから  。












  一生  、  ずっと  一緒  。












  外れなくなった  指輪  みたいにさ  、











  くっついていよう  。











  僕らの  意思じゃ  離れられない  くらいに  !


































  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 












  黄  &  蒼
 「  何  、  今の  夢  」











  顔を  あげると  いつもと  同じ  景色  。











  黄 & 蒼
 「  何だ  、  夢か  ぁ  」










  あんな  関わったことの  無い  子  と  一緒に  いるはず  ないもんね  。










  無理やり  そう  納得  させた  。











  お揃いの  悪夢を  抱いて  、












  僕らは  また  壊れ始める  _________  。







作者メッセージ

  『  ずぅっといっしょ!  』  の  前半  だけ  書きました  。

  10 : 42  →  後半も  書きました  (((

2026/03/03 10:44

 そぷら 。 
ID:≫ 6yTgHEMno8sog
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