彼 氏 は 俺 だ な ん て 誰 が 決 め た ?
桃
「 蒼 ~ っ 」
ある 金曜日 、 桃桾 は やけに ご機嫌に 僕の 方へ やって来た 。
蒼
「 何 なに 気持ち悪い ((( 」
桃
「 ッ はは (笑 」
蒼
「 どうしたの (笑 」
桃
「 はい 、 ちょこ ♡ 」
桃桾 は 傷だらけ の 手で 、 手作り らしい チョコレート を 差し出した 。
蒼
「 …… そっか 、 今日 バレンタイン か 」
桃
「 明日 な ? 」
蒼
「 ぁ 、 そう なんだ 」
とはいえ 何も 用意 していなかった 僕に 受け取る 余裕は 無かった 。
蒼
「 今 僕 お返し 持ってないから 大丈夫 かな 〜 」
桃
「 何で ? 俺 恋人 なんだから 別に ホワイトデー で いいけど 」
蒼
「 ぁ 、 そうなの ( ? ) 」
僕が ちょこを 受け取ると 、 桃桾は 嬉しそうに にや 、 っと 笑った 。
蒼
「 ぁれ 、 てか バレンタイン って 彼女が 彼氏に 渡すものじゃ ないの ? 」
すると 桃桾 は 、 それに 気づくのを 待っていたかの ように 口を 開いた 。
桃
「 俺が 彼氏 だなんて 誰が 決めた ? (笑 」
蒼
「 ぃや 、 何となく 」
桃
「 じゃ 、 バレンタインだけは 俺が 彼女 ♡ 」
蒼
「 何 言ってんの 桃桾 …… 」
僕が 呆れて そう いうと 、 桃桾は 僕の 耳元に 口を 寄せて 言った 。
桃桾の 息が 耳に 残って こそばゆい 。
桃
「 明日は 土曜日 だからさ 、 お家で 俺のこと いーっぱい 可愛がって ね ? 彼氏 さん ♡ 」
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