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  星 の 影 の 舞 踏 会  .  

#2

  《  01  》 




 [  苺野学園  2年生の  水瀬 蒼  さん が  今日 午後 、 学校 での 課外活動 中に 行方不明に なりました 。  学園では 、 毎年 この時期に 登山をしており   ____________  ]







 唯一の 友達 、 と 呼べるほど の 関係 だった 彼奴が 行方不明に なったのは 数週間前 。




 誰も 口には 出さない けれど 、 もう 見つかる可能性 は 低い 。




 信じたく無い 。



 でも 、 それが 現実 だ 。




 後輩
 「  あ 、 桃センパイ  何 してるんですか  、  そろそろ 校舎 施錠 しますよ  ?  」




 通りすがった 誰か が 声を かけて 来た 。



 なんて 名前 だったかは 忘れた が 、 確か 部活の 後輩 だった 気がする 。




 俺は 指で 銃を 作って 、 後輩に 向けた 。



 桃
 「  Lovret  」



 小さく 呟く 。



 後輩
 「  ね ー せーんぱい  、  こんな ところに 居たら  風邪 引きますよ  〜  ?  一緒に  帰り ましょ  ♪   」




 桃
 「  ん 、 帰ろ  」



 
 今日の 一緒に 帰る 相手は 此奴で いいか 、 と 我ながら 呆れるほど ひどい ことを 考えて 俺は 立ち上がった 。



 服に 付いた 土を 払い 落として 、 此奴の 横に 立つ 。




 後輩
 「  せんぱい  、  お菓子 食べます  ??  」




 にこにこ と 聞く 此奴に 、




 桃
 「  ちょーだい  」





 と  言いながら 、 別の ことを 考えていた  。






 
 Lovret  。




 何故か 生まれ持って 使えた 、 俺の 特殊能力 。



 簡単に 言えば 相手を 堕とす 呪文 。




 生まれつき そういう 類の ものが 使える 俺の ことを 、


 
 
 「  気味が悪い  」




 「  異端者 だ  」




 と 言う 人も いたが 、




 即 堕とせるから  何とも 無かった 。




 副作用 も 、 俺が 知る限り 無い から 昔は よく 使っていた 。




 だから  、 沢山の 人に 好かれた 。




 沢山の 人を 堕とした 。





 だが  、  いや  、  逆か 。




 そのせいで 、 友達 なんて ものは 俺には 居なかった 。



 嫌われる前に 堕とす 。



 そうすれば 、 良好な 菅家を 築ける 。




 そう 信じて いた  。




  







 
 その日の 朝は  雨の 降っていた 。



 薄暗い 校舎裏 で 、 一人 で 座り込んで いた あの 時 、



 蒼
 「  ぁれ  、  先客  っ  ?  」



 と 高い 声が して 、 反射的に Lovret を 撃つ  。




 あ 、 ゃべ 、 撃っちゃった 、 どーしよ 面倒くせ  、  



 などと 思っていた のに も 関わらず 、



 蒼は 至って 普通 だった 。




 桃
 「   …   は ?  」



 失敗 したことは 今まで 無かった 。



 蒼
 「  くふ  、  当たらなかった よ  ?  」





 桃
 「  誰  、  お前  。  何で  当たんね  -  んだよ  」




 蒼
 「  ん  ~   、  宇宙人 だから  ?  」



 
 桃
 「  ……   お前も 何か 使えんのか  」


 


 蒼
 「  まぁね  っ ?  どぉ  ?  ビックリ した  ?  」





 桃
 「  してない  」





 蒼
 「  うっそ  だ ぁ  !  」




 
 蒼
 「  じゃ  、  同じ 能力者 として  仲良く しよ  ~  ね  !  」





 
 手を 伸ばされて 反射的に 握手を したのは 、




 本当に 同じ 能力者 だったから 、 運命 だったのかも しれないと 今になって 馬鹿らしい ような ことを 考えていた 。













 

2026/02/07 08:16

 そぷら 。 
ID:≫ 6yTgHEMno8sog
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