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ぇ ー 夏 です 。
寒いから 夏の お話 を 書くんです (
# 最高の 思い出を 。
蒼
「 絶対 、 絶対 会えるよね 、 ? 」
赫
「 うん 、 絶対 、 また 四人で 会おう 」
桃
「 大丈夫 、 忘れない から 」
黄
「 僕も 、、 信じて ます 、 ! 」
夏の 終わり 、 四つの 線香花火が 別れを 告げる 四人 の 顔を 照らした 。
蒼 side
数ヶ月前 。
確か 、 蝉が 鳴き始めた ころ 、 みんなと 出会った 。
出会いは 、 何気ない いつもの 交差点 だった 。
赫
「 ね 、 一緒 に 帰らない ? 」
教室で たまに 顔を 合わせる 程度の 、 ほぼ 関わりの 無い 間柄 だった 。
黄
「 赫 ? 何 してるんですか ? 」
赫
「 この子も 一緒に 帰って いいよね っ ? 」
桃
「 ぃや 誰 だよ (笑 」
一人で ぼんやりと 下校 していた 僕に 、 誰か が 声を かけて くれた 。
僕は 咄嗟に 照れて 鞄で 顔を 隠したけど 、
本当は 、 すごく 、 すごく 嬉しかった 。
何て 、 まだ 口には 出せない けど ____ 。
ドーン っ 、 と 花火 大会の 花火の 音が 聞こえて 顔を 上げる 。
夜空に 大きな 花が 綺麗に 咲いて 、 すぐに 散った 。
赫
「 綺麗 だね 」
風が そっと 僕の 頬を 撫でた 。
僕たち の あと 、 残り 少ない 時間も 、 風と ともに 何処かへ 飛んでいってしまいそう だった 。
桃
「 なぁ 、 あのさ 、 秘密基地 行かねーか 、 ? 」
消えた 線香花火を バケツに 入れて 、 桃桾 が 提案 する 。
黄
「 ふふ 、 行きましょうか 」
蒼
「 虫とか いるんじゃない ? (笑 」
あの日の ように 笑い合って 僕らは 立ち上がった 。
四人で 横並びに なって 歩く 。
数ヶ月 前 まで 同じくらいだった 黄桾 は 、 もう 僕より 一回りも 大きくなっていた 。
赫
「 うわ 、 広 っ 」
久しぶりに 入った 秘密基地は 思ったより も 大きかった 。
桃
「 ここで めっちゃ 冒険 したの 覚えてる ? 」
赫
「 した した 〜 」
小さい ながらも 沢山 木が 植っている 森の 中に 作った 秘密基地は 僕らの 冒険心を くすぐった 。
蒼
「 え 、 何これ 」
秘密基地の 壁に 、 “ ず ー っと 一緒に いれます ように ” と 書かれた 短冊が 貼ってあった 。
黄
「 あ 、 それ 、 赫が 七夕に 書いたやつ ですよ ! 」
暑い 秘密基地の 中に すっと 冷たい 風が 流れ込んだ 。
蒼
「 ず ー っと 一緒 、 か ぁ 」
桃桾 が 目尻を 押さえる 。
笑顔 で さよならを しなきゃ いけないなんて 切ない な 、 と 声に 出せない 思いを 心の 中で つぶやいた 。
また 、 冷たい 風が 吹き込んだ 。
もう 、 夏も 終わる 。
突然の 転校で みんな バラバラに なるなんて 、 考えたことも 無かった 。
そんな 漫画 みたいな こと 、 起こるわけないって 思ってた 。
いや 、 信じてた 。
赫
「 俺 、 俺 絶対 手紙 書くよ 。 電話も する 。 だから 絶対 俺のこと 忘れないで っ 、 」
泣き始めた 赫桾の 背中を さする 。
いつまでも 、 ずっと 秘密基地に 居れたら 。
そんな 願いは 花火と 一緒に 散って行った 。
誰から ともなく 、 基地を 出た 。
夕日が 沈んで 、 あっという間に 星が 輝く 。
横を 振り向くと 、
君は 泣いていた 。
明るい 君も 、 優しい 君も 、 かっこいい 君も 。
そして 、 僕の 手の 甲にも 、 涙が こぼれた 。
蒼
「 、、 ありがとう 、 今まで 」
そっと 呟いた 僕の 言葉が 届いたかは 分からない 。
でも 、 僕らは 、 立って 涙目で 笑い合った 。
夜空には 、 散った 花火の 煙が まだ 残っていた 。
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