駅前の 少し こじんまり した ビルに 、 携帯 片手で やっと 辿り着いた 。
蒼
「 ここか ぁ 」
母さん に 勧められて 入った塾 。
個別 塾 らしいけど 、、 大丈夫 かな ??
あわよくば 女の きれーな 先生とか … ! ((
蒼
「 何て 、 あるわけないか ー 」
僕は 一人で 呟いて 塾に 入った 。
スタッフ ?
「 生徒 ですか ? 」
ビルの 下で エレベーター を 待っていると 、 スタッフ だろうか 、 大人の 人が 話しかけてきた 。
蒼
「 あ 、 はい 。 今日から 入塾の 瑞瀬 蒼 です 」
紫
「 蒼くん ね 。 俺は 校長の 紫 だよ 」
紫
「 蒼くん の 教室は こっち 」
エレベーター が 3階に ついて 、 紫 さん 、 校長 先生 が 案内 してくれる 。
紫
「 はい 、 ここだよ 。 勉強 頑張ってね 」
いい先生 だなー と 思いながら 僕は 案内 された 教室の ドアを 開けた 。
蒼
「 失礼 しまーす 」
少し 緊張 しながら 入ると 、、
そこには 誰も いなかった 。
蒼
「 え 、 先生 は ?? 」
先生 ?
「 あ 、 わり ぃ 遅れた 」
教室に 入らずに 戸惑っていると 、
後ろから 声が した 。
立ち止まっている 僕を 抜かして 先に 教室に 入る 。
辺りには ふわりと 柔らかい 香水の 香りが 残った 。
先生 だろうか 、 ゆるく スーツ を 着た 人が 向かい合わせの 机の 前に 座る 。
足を 組んでいるのだが …… 、、
すごく スタイルが いい 。
何してても 絵になる 。
てか まず 顔面偏差値が 高い 。
先生 ?
「 おーい 大丈夫 か ( 笑 」
蒼
「 あ 、 すみません ! 」
先生 ?
「 新しい 生徒の 、、 蒼 だっけ ? よろしく 」
桃
「 俺は 櫻井 桃 」
蒼
「 桃 せんせー 、 一つ 質問 いいですか 」
桃
「 ん ー ? 」
蒼
「 先生の 変更って 可能 ですか ? 」
桃
「 は ??? 」
理由は 、 たった 一つ 。
こんな イケメンと いたら 僕の 自己肯定感 が 下がる !
とは 言えないので …… 、、
蒼
「 こ 、 香水が 」
桃
「 え 、 付けて ねー けど …… 」
嘘でしょ 、 ??
え ??
蒼
「 じゃあ 何で そんな いい匂い するんですか … 」
桃
「 んー シャンプー ? 」
面倒 くさそうに 答える 先生 。
桃
「 ほら 授業 しよ ー ぜ 」
僕の 手を 引いて 隣に 座らせる 。
小さく 微笑んだ 先生は まるで 同級生 みたいだった 。
先生の 隣は やっぱり 、 ほのかに いい香りが 漂っていた 。