観覧車で見えたこと
私はカナエ。中学一年生。私は、昔から、近所にある遊園地が大好きで、ここ何年かでは、年間パスポートを買ってほぼ毎日遊びに来ていた。
そして、特にとても大きな観覧車、「クローバー」が好きだ。緑と白、そしてピンクのゴンドラが特徴的だ。そして、一定の時期にはライトアップが行われている。特に、私が好きな理由は、一番上から見た日の出が大好きなのだ。
そんな理由で、ほぼ毎日夕方に遊びに来ていた。
と、いうことなので今日も遊園地にやってきていた。
「もう時間ないし、観覧車だけかなぁ」
そう言って、私は観覧車に乗り込んだ。
平日は、やはり人も少ないのですぐに乗り込めた。
観覧車、「クローバー」は今回白色のゴンドラだった。白ということで、汚れが見えそうだが、しっかり塗装され直してあるのでとても鮮やかだった。
そんなゴンドラに乗り込むと、ほんの少しの浮遊感を感じた。すると、すーっと観覧車は上がっていき、しばらくすると近くのメリーゴーランドの赤と青の屋根より高く上がった。
そして、どんどんと上がっていき、やがて青空と夕焼け空の境目まで来た。そこは、紫色みたいで不気味に感じつつも、綺麗だった。
そんな風にして、いつかしか一番上に上がってきていた。
すると、すっと何か影が当たった気がした。
気になった私は、向かい側の席に視線を移した。すると、そこには大学生か、それ以上の年齢の女性が座っていた。その人は、さっきまでの私と同じで、景色を見ていた。
気になった私は、その人に声をかけてみた。
「あの……。あなたは誰で、どうしてここにいるんですか?」
すると、その女性は口をパクパクと動かしたが、声は出ておらず、何を言いたいのかがわからなかった。
そして、ゴンドラは下まで降りてきていたので私は外へ出て、不思議に思いつつ帰路に着いた。
そして、次の日も。だが、少し若くなったように思えた。またその次の日も。そして少しづつ若くなっていっていて、とある日気づいた。
これは、私の未来の姿なんだ。
薄っすら面影があるように思えたが、決定打としては首筋のほくろだった。髪を下ろしていて、よく見えなかったが、違う方向を向いたとき、ふわっと髪が揺れて見えた。
けど、だからといって何かあるわけではないし、未来の自分はこんなんなんだー、楽しく思う時もあった。
だが、ある日、未来の私の姿が見えなくなった。予兆なんてなにもなかった。けど、今までがおかしかっただけだし、元に戻っただけだとほっともした。
「てか、風強いなあ」
外はびゅーびゅーと風が吹いていた。
すると、暗い空に、突如落雷が走り、観覧車が止まった。
「え!?どういうこと……」
突然なことに驚いてしまった。怖い。どうしよう。
そんな不安な気持ちが芽生えた。
すると、強風が吹き、ゴンドラが傾いた。
「え……」
外では、人々が慌てている様子がうかがえる。
そして、ビューっとさっきよりも強い風が吹いた。
すると、バーンと扉が開いた。
私は、必死に奥の方へ逃げたが、またまた不運なことに、強い風が吹いた。
そして、私の身体はゴンドラの外に投げ出された。
そして、茜色の空を舞っている間、私は未来の姿の私のことについて全てを理解した。
そして、特にとても大きな観覧車、「クローバー」が好きだ。緑と白、そしてピンクのゴンドラが特徴的だ。そして、一定の時期にはライトアップが行われている。特に、私が好きな理由は、一番上から見た日の出が大好きなのだ。
そんな理由で、ほぼ毎日夕方に遊びに来ていた。
と、いうことなので今日も遊園地にやってきていた。
「もう時間ないし、観覧車だけかなぁ」
そう言って、私は観覧車に乗り込んだ。
平日は、やはり人も少ないのですぐに乗り込めた。
観覧車、「クローバー」は今回白色のゴンドラだった。白ということで、汚れが見えそうだが、しっかり塗装され直してあるのでとても鮮やかだった。
そんなゴンドラに乗り込むと、ほんの少しの浮遊感を感じた。すると、すーっと観覧車は上がっていき、しばらくすると近くのメリーゴーランドの赤と青の屋根より高く上がった。
そして、どんどんと上がっていき、やがて青空と夕焼け空の境目まで来た。そこは、紫色みたいで不気味に感じつつも、綺麗だった。
そんな風にして、いつかしか一番上に上がってきていた。
すると、すっと何か影が当たった気がした。
気になった私は、向かい側の席に視線を移した。すると、そこには大学生か、それ以上の年齢の女性が座っていた。その人は、さっきまでの私と同じで、景色を見ていた。
気になった私は、その人に声をかけてみた。
「あの……。あなたは誰で、どうしてここにいるんですか?」
すると、その女性は口をパクパクと動かしたが、声は出ておらず、何を言いたいのかがわからなかった。
そして、ゴンドラは下まで降りてきていたので私は外へ出て、不思議に思いつつ帰路に着いた。
そして、次の日も。だが、少し若くなったように思えた。またその次の日も。そして少しづつ若くなっていっていて、とある日気づいた。
これは、私の未来の姿なんだ。
薄っすら面影があるように思えたが、決定打としては首筋のほくろだった。髪を下ろしていて、よく見えなかったが、違う方向を向いたとき、ふわっと髪が揺れて見えた。
けど、だからといって何かあるわけではないし、未来の自分はこんなんなんだー、楽しく思う時もあった。
だが、ある日、未来の私の姿が見えなくなった。予兆なんてなにもなかった。けど、今までがおかしかっただけだし、元に戻っただけだとほっともした。
「てか、風強いなあ」
外はびゅーびゅーと風が吹いていた。
すると、暗い空に、突如落雷が走り、観覧車が止まった。
「え!?どういうこと……」
突然なことに驚いてしまった。怖い。どうしよう。
そんな不安な気持ちが芽生えた。
すると、強風が吹き、ゴンドラが傾いた。
「え……」
外では、人々が慌てている様子がうかがえる。
そして、ビューっとさっきよりも強い風が吹いた。
すると、バーンと扉が開いた。
私は、必死に奥の方へ逃げたが、またまた不運なことに、強い風が吹いた。
そして、私の身体はゴンドラの外に投げ出された。
そして、茜色の空を舞っている間、私は未来の姿の私のことについて全てを理解した。
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