文字サイズ変更

あの頃の味 思い出す

[斜体]カランコロン[/斜体]

私、[漢字]佐藤優芽[/漢字][ふりがな]さとう ゆめ[/ふりがな]は、何気なく、久しぶりにこのカフェに入った。

「久しぶり、おばちゃん」
「久しぶりだねぇ、ゆっちゃん。もうこんなに大きくなって……」

おばちゃんはしみじみとしたように言った。
私は、そんな風に思っていなかったが、最後に来たのは小6の時。もう、6年も経ったとは思えない。

私は、笑みを浮かべて席に座り、こう言った。

「もう6年経ったからね。おばちゃんも、老けた?」
「ふふ。そうだね……。もう、おばちゃんじゃなくって、おばあちゃんだからね」

おばちゃんも、笑って言い返した。
そして、おばちゃんは、革製の少しふるびたようなメニューを取り出した。

「ゆっちゃんは、ミニプリンアラモードがお気に入りだったね。やっぱり、少ないお小遣いでやりくりしてたからかしら」

意地悪そうな笑みを浮かべたおばちゃんに、私はほっぺを少し膨らませて、おばちゃんに言い返した。

「仕方ないでしょ~。今は、もう18歳ですから!プリンアラモードに、ソーダも頼んでやる!」
「はいよ」

注文を終え、私は何気なく、外の景色を見てみた。

レトロな花柄の模様がされた窓越しの景色。それは、懐かしくも、新しい景色だった。
(あそこに、新しくお店が出来たんだ……。それに、花が増えたなぁ。けど、あそこの川沿いの景色は変わってない)

そんな風に、私は外の景色を眺め、嬉しくも寂しくも思った。

そして、しばらくスマホを見ていると、おばちゃんが声をかけてくれた。

「はい、プリンアラモードと、ソーダだよ」
「ありがとう!やっぱ、綺麗だなぁ。SNSに載せていい?」
「もちろん。宣伝してくれたら嬉しいからねぇ」

おばちゃんに、許可を取り、写真を撮り始めた。
そして、撮り終えると、スプーンに手を取り、プリンをすくった。

「う〜ん!程よい固さで、ほんのりとした甘さがいい!」
「これは、昔から変わらないだろ」
「うん!」

そして、プリンを食べながらおばちゃんと世間話を交わした。

「もう、ゆっちゃんも大学生か……。早いねぇ。前までこーんなにちっちゃなはずだったのに」
「そうだね……。私小学の頃ちっちゃかったしね。でも、私、大学、〇〇大学受かったんだよ!」
「〇〇大学!?私でも知ってるよ。すごいねぇ、ゆっちゃんは」
「えへへ」

思い出のカフェで、思い出の味。懐かしさ感じる雰囲気で、世間話。
こんなひと時も、悪くない。

[水平線]

「じゃあ、またね。今度、帰省の時に来るから」
「うん。またいらっしゃい」


私は、懐かしいそよ風に吹かれて、帰路に着いた。

作者メッセージ

みなさんこんにちは!

今回の小説では、懐かしさを感じるようにしてみました!
私は会話文が苦手なんですが、世間話が多いので、頑張りました〜

ですので、ぜひコメントくださると嬉しいです!
それではまた。

2026/01/13 20:04

彩ノ宮
ID:≫ 04kYm4qUdkyPQ
コメント

クリップボードにコピーしました

この小説につけられたタグ

短編日常カフェ思い出懐かしのレトロ

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は彩ノ宮さんに帰属します

TOP