うちのクラスに、好きな人がいまして
私の名前は[漢字]内山ミホ[/漢字][ふりがな]うちやま みほ[/ふりがな]。高校1年生。
最初は人見知りで、クラスに馴染めなかったが、今では友達も何人か出来て、自分で言うのはあれだが、青春を謳歌している。
そんな私には、今、好きな人がいる。
同じクラスの[漢字]伊藤幸人[/漢字][ふりがな]いとう ゆきと[/ふりがな]君。
幸人君は、イケメンで、サッカー部で、レギュメン。それに、前の期末テストは学年9位。文武両道のイケメンだ。
でも、それぐらいイケてる人なので、やっぱり私と一緒で、幸人君を狙っている人はいっぱいいる。けれど、いやだからこそ幸人君と付き合いたいっ!
だが、そう思ってもなかなか行動に移せない。それなので、友人で彼氏持ちの[漢字]早紀[/漢字][ふりがな]さき[/ふりがな]に話を聞いてみることにした。
「ねえ、幸人君と付き合いたいの!だからアドバイス頂戴!」
「えぇ……。と言われても私告白された側だからアドバイス頂戴って言われても……」
そういう風に早紀は困惑しているようだったが、必死にお願いしてどうにかアドバイスを貰えた。
「ん〜……。なんかね、たまにチラッと顔あった時とかは、笑顔見せるといいらしいよ。ショートで見ただけだけど……」
「ありがとう!」
どんな情報でも貰えればありがたい。そうして、私は幸人君と付き合える可能性を高めるため、笑顔作戦を開始した。
[水平線]
幸人視点
「[漢字]浩平[/漢字][ふりがな]こうへい[/ふりがな]、助けてくれよ……」
そう俺は藁にすがる思いで友人に伝えたが、モテない浩平はこう言った。
「いいじゃねえか。俺なんて告白さえされたことねえぞ」
そう切実に浩平は言ったが、俺も必死に伝えた。
「今まではまだしも、今回はヤベェんだよ」
「何が?」
さっきまでの態度とは一変して、浩平は興味津々に聞いてきたので、俺ははっきり言った。
「それがさぁ、最近毎日毎日ニカっと笑顔見せてくるヤベェ奴がいて、正直気味が悪いんだよな……」
そう俺が言うと、浩平は珍しく考えてから言った。
そして、俺に耳打ちをしてきた。
「へぇ……」
「俺、やっぱ天才!」
そんな浩平を遠目で見つつ、俺は真面目に考えておくことにした。
[水平線]
ミホ視点
早紀に言われた通り、笑顔作戦を毎日実行していたとある日、幸人君に放課後呼び出されてしまった。
(もしかして、告白されちゃうのかな……)
そうドキドキしつつ、放課後、言われていた体育館裏に行った。
「あ……。もう居たんだ。ゴメン、ちょっと遅れちゃった?」
緊張しつつ、幸人君に声をかける。
だが、幸人君は無言でこっちに近づき、黄色い菊を一本私に渡して帰って行った。
(どういうことかな……。でも、花ってことはきっと好きなんだよね!)
そう思い、その日のうちは花を持ってすぐに家へ帰った。
そして、ドキドキしながら学校に行くと、何やらうちのクラスが騒がしかった。
先に来ていた早紀によると、幸人君が、隣のクラスの[漢字]木音[/漢字][ふりがな]きおと[/ふりがな]さんと付き合うことになったらしい。
私はそれを聞いた時、言葉を失ってしまった。
最初は人見知りで、クラスに馴染めなかったが、今では友達も何人か出来て、自分で言うのはあれだが、青春を謳歌している。
そんな私には、今、好きな人がいる。
同じクラスの[漢字]伊藤幸人[/漢字][ふりがな]いとう ゆきと[/ふりがな]君。
幸人君は、イケメンで、サッカー部で、レギュメン。それに、前の期末テストは学年9位。文武両道のイケメンだ。
でも、それぐらいイケてる人なので、やっぱり私と一緒で、幸人君を狙っている人はいっぱいいる。けれど、いやだからこそ幸人君と付き合いたいっ!
だが、そう思ってもなかなか行動に移せない。それなので、友人で彼氏持ちの[漢字]早紀[/漢字][ふりがな]さき[/ふりがな]に話を聞いてみることにした。
「ねえ、幸人君と付き合いたいの!だからアドバイス頂戴!」
「えぇ……。と言われても私告白された側だからアドバイス頂戴って言われても……」
そういう風に早紀は困惑しているようだったが、必死にお願いしてどうにかアドバイスを貰えた。
「ん〜……。なんかね、たまにチラッと顔あった時とかは、笑顔見せるといいらしいよ。ショートで見ただけだけど……」
「ありがとう!」
どんな情報でも貰えればありがたい。そうして、私は幸人君と付き合える可能性を高めるため、笑顔作戦を開始した。
[水平線]
幸人視点
「[漢字]浩平[/漢字][ふりがな]こうへい[/ふりがな]、助けてくれよ……」
そう俺は藁にすがる思いで友人に伝えたが、モテない浩平はこう言った。
「いいじゃねえか。俺なんて告白さえされたことねえぞ」
そう切実に浩平は言ったが、俺も必死に伝えた。
「今まではまだしも、今回はヤベェんだよ」
「何が?」
さっきまでの態度とは一変して、浩平は興味津々に聞いてきたので、俺ははっきり言った。
「それがさぁ、最近毎日毎日ニカっと笑顔見せてくるヤベェ奴がいて、正直気味が悪いんだよな……」
そう俺が言うと、浩平は珍しく考えてから言った。
そして、俺に耳打ちをしてきた。
「へぇ……」
「俺、やっぱ天才!」
そんな浩平を遠目で見つつ、俺は真面目に考えておくことにした。
[水平線]
ミホ視点
早紀に言われた通り、笑顔作戦を毎日実行していたとある日、幸人君に放課後呼び出されてしまった。
(もしかして、告白されちゃうのかな……)
そうドキドキしつつ、放課後、言われていた体育館裏に行った。
「あ……。もう居たんだ。ゴメン、ちょっと遅れちゃった?」
緊張しつつ、幸人君に声をかける。
だが、幸人君は無言でこっちに近づき、黄色い菊を一本私に渡して帰って行った。
(どういうことかな……。でも、花ってことはきっと好きなんだよね!)
そう思い、その日のうちは花を持ってすぐに家へ帰った。
そして、ドキドキしながら学校に行くと、何やらうちのクラスが騒がしかった。
先に来ていた早紀によると、幸人君が、隣のクラスの[漢字]木音[/漢字][ふりがな]きおと[/ふりがな]さんと付き合うことになったらしい。
私はそれを聞いた時、言葉を失ってしまった。
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