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不良を題材にしたため、多少暴力表現があります!お気をつけください!
「わぁぁぁぁハロウィンだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」そういって朝一番に駆け寄ってきたのは司だ。ハロウィンだから何だ。何をしろと言うんだ。「トリック・オア〜・トリート!!」やたら上機嫌に言ってくる。「菓子はない。席にもどれ」まったく。ハロウィンなんて行事、小さい頃しかやらなかっただろ。「えー他の子からいっぱいもらったよ?」楽しそうにカバンを漁って取り出したのは、大きなポリ袋だ。しかも、色んなお菓子がパンパンに詰め込まれている。「...誰からだ」一応、聞いてみると、司はにまぁっという音がでそうなほどに笑って、「女の子たちから〜!」と答えた。たしかに、よく見てみればメッセージカードだの、連絡先を書いたメモだのが菓子といっしょに数え切れないほど入っている。すると司は、俺をじーっと見つめて「てなわけで、トリック・オア・トリート!」と言ってきた。さっきも言った通り、菓子は持っていない。しかし、挙げないと何をされるかわからないので、適当に鞄の中に入っていたのど飴をやる。「えーのど飴かー」「そんなに文句があるなら別に貰わずいたずらも取り消せばいいんだぞ?」一回後遺症が残らないようにボッコボコにしてやろうか。そう思っていたけれど、司は渋渋と言った様子で受け入れた。...ハロウィンなんていつぶりなんだろうな。ぼんやり考える。すると司は「あ、これあげる!!」と、ハロウィン仕様のクッキーを差し出してきた。早速食べてみると、案外美味い。まぁいつも殺伐としてるし、こんな日があってもいいのかもしれない。
Happy Halloween!!
Happy Halloween!!