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不良を題材にしたため、多少暴力表現があります!お気をつけください!
[大文字]「てめぇら、そんな気もう起こさねぇようにしてやんよ」[/大文字]気に入っていた後輩を殴られて、腹がたった俺は座っていた場所からポケットに手を突っ込んだまま立ち上がって、そいつのもとに近寄る。怖気づいたような顔をする中学3年生を蹴り上げる。2こも年の差があれば力の差はわかりきっていて、あっけなく尻餅をつくそいつをさらに踏みつける。[小文字]「ガハッ、ゴホッ...」[/小文字]そういってもう戦う気をなくしたような顔をみて、トドメにその顔を蹴っておく。まぁ、始末完了。さっきまで起こってたのが馬鹿みたいに思えて、ふっと笑ったあと、後輩のもとに行く。「大丈夫か?」聞いてみると「なんともないですよ!」と元気な返事が返ってくる。よかった。特に無理してそうな感じもない。「ゆっくりそのへんで休んどけ〜」そう言って立ち去ろうとすると、「あっ、先輩、危なっ...」という後輩の声が聞こえた。どうせ後ろから殴るなりけるなりしようとする輩がいるんだろう。まぁ、知ってるし、心配はない。「...ってぇ」一応確認のために後ろを振り向くと、その愚か者がいて、腹を蹴られたのだろう、痛そうに地面に転がっていた。「ナイス、特攻隊長」にこっと笑ったのはウチの副総長兼特攻隊長、[漢字]松蔭司[/漢字][ふりがな]しょういんつかさ[/ふりがな]だ。こいつとは小学校時代からの幼馴染で、まぁ1番信頼している。さて、どーやらこいつらも仕留め終わったところだろうし、帰るか。「解散!」叫んで帰る支度をしていると、幹部の高1が声をかけてきた。「総長、お疲れ様です。ところで、ウチの同級生が総長のこと気になるって言ってたんすけど、どーしたらいいっすか?」正直なとこ、俺は全くといっていいほど女子に興味がない。どうせトラブルしか起こさない、卑劣な方法をとって仲間だったやつを裏切る、そんなやつばっかりだ。少なくとも今まで見てきたやつは。「んー興味ないって言ってたって、適当に断っといて」そう帰して、挨拶を返しながら喧嘩していた場所を出る。「こらーどうしてお前は女の子に興味がないんだー」後ろから棒読みで言ってついてきたのは、司だ。「だーかーら、面倒なんだって」「え〜いいじゃん、可愛い子って」「常日頃女に囲まれてるお前しか吐けねぇような[漢字]台詞[/漢字][ふりがな]セリフ[/ふりがな]だな」「お褒めにお預かり光栄でございます〜」これがいつものパターン。もう慣れた。でも今日は心底やれやれ、という顔をして「お前にもいつかいい人が現れるといいな」と耳元で言ってきた。...俺が女を好きになるなんて、そんな面倒なことねーよ。