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自傷行為、暗い場面が多々あります。苦手な方はお気をつけください。

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僕は常識を守れない

#5

5時間目 全部本当はわかってるんだよ...

 その次の日から僕は学校に行かなくなった。それどころか、あまり人を信じなくなった。一人で部屋に閉じこもって、ドアの前に置かれたご飯を食べる。家族の前に出るのすら怖くなって、自分の世界が本当に狭くなった。あのいじめっ子たちにやられた傷はかさぶたになっている。それをえぐる。自分の指と爪で、かさぶたを剥がす。一向に心は治る気がしないのも、助けてくれた東すらもあの人達のグルだったんじゃと思うのも、全部自分のせいだ。恐怖で動けなくなって何回も刺された跡。客観視しているように見えて、その時にやらなきゃいけないことを無意識のうちに無視していたせいだ。結局、自分が1番悪いんじゃないか。生きていても、こんな暗くて人付き合いが苦手で誰にとっても不利益なことしかしないような人間、いなくてもいいんじゃないか。でも、生きてることを確認するためなのか、生きてる実感を得たいのか、気づけばいつも傷を掻きむしっている。ひたすらに色んな物を噛んだ。自分の手や舌、鉛筆のようなものまで、ひたすら噛んだ。そうしないと自分がどこかにいってしまいそうで、この肉体も保てなくなりそうで、怖かった。気づけばからしたはずの涙がボロボロでていて、自分でも理由がわからない。そのまま吐き気が襲ってきて、でも吐けずに過呼吸になる。床に倒れ込んで、傷をえぐる。自分はまだ生きてる証明と、他に何も考えずにいられるから。そうして時間が経てば、吐き気はたいてい、なくなっている。気づけば身体は傷をえぐった跡ばっかでボロボロになっていて、それをできるだけ見たくなくて長袖ばかり着るようになった。でも、そうしても僕は傷をえぐるし、何かを口に含めば舌を故意に噛むし、吐き気と理由のわからない涙と過呼吸に襲われる。
 ある日、お父さんが無理やり部屋に入ってきた。「こんなとこで時間を浪費しやがって...!何してんだ!何もできてないだろ!」そう怒鳴られて、あぁ、この人は僕に対して否定的なんだなと思うのと恐怖で銅像のように体が動かなくなる。一発、二発、三発。殴られて、蹴られて、壁に突き飛ばされて、もういっそのことこのまま病院にでもいってしまいたくなる。でも、声を振り絞っていった言葉はこれだった。[小文字]「全部本当はわかってるんだよ...やらなきゃいけないってことも、自分の駄目さも...もうさぁ...」[/小文字]言った途端表情が崩れて泣きだした僕を見て、驚いたらしいお父さんは、部屋を出ていった。
 自分でも何もできないんだってわかってて、それなのに生きようとする自分が嫌いだ。
 こんなこと言うのは自分勝手だってわかってる。どうせそう言われても信じる気もないのも。でも...[明朝体][大文字]誰か、僕を救ってくれないかなぁ...![/大文字][/明朝体]
5時間目、終

作者メッセージ

どうも今パーカーを着ています作者です!
これから悠花はどうなってしまうのでしょうか?(正直言って、作者もまだ決めきれていません)
今回も楽しんでいただければ幸いです!(楽しいか?今回の話。というのはおいておきます)
それではまた次回!!

2025/09/30 20:30

かぼちゃプリン。
ID:≫ 1ac8wCTKZI3vU
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