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多少の負傷や出血描写、恋愛要素が含まれています!!どちらも過激なものではありませんが、苦手な方はお気をつけください!
[漢字]敵[/漢字][ふりがな]ヴィラン[/ふりがな]退治の次の日。珍しく先生が朝礼ピッタリの時間にやってきた。興和も不思議そうに「れんれんせんせー今日は早いね」と小声で言ってきた。この先生は、俺たちのクラスの担任、[漢字]斎宮蓮司[/漢字]さいぐうれんじ[ふりがな][/ふりがな]先生。といっても、他のクラスの担任も受け持っているらしく、忙しそうだ。なのに、今回は珍しくぴったりに来るなんて。何だと身構えていたら、先生は「2週間後、体育祭です。二人しかいないので、このクラスは全員が全種目に出ないといけません。頑張ってください。」と何も考えてなさそうに告げた。でも、体育祭は実技も日常的に訓練している特待生が圧倒的に有利だ。だから、全種目優勝することが多い。頑張るか...がんばろうな、と振り返って声をかけようとすると、興和が...石になっていた。いや、石のように固まっていた。「興和...!?おい!起きろ!!」慌てて意識を戻そうとすると、[小文字]「ボク、マホウイガイノジツギデキナイ......」[/小文字]え。魔法以外って...徒競走とかってことか?でも、今回の中1の種目は大玉ころがし(魔法使用可)・徒競走(魔法使用不可)・流鏑馬(魔法使用推奨)のはずだ...大玉ころがしと流鏑馬[小文字]※すべて同じ速度で動く馬に乗り、魔法で的を射っていく競技。[/小文字]はまだできるとして、問題は...徒競走か。一応、「50m走のタイムは?」と確認のため聞いておく。すると興和は気まずそうに頭をかきながら、「...10.99。」と衝撃の数字を出してきた。体育祭の徒競走は100mだったはず。だから2倍して...21.98。で、全国平均が確か16.6とかなはず...つまり、まずい。いや、もはやまずいの域を凌駕している。
〜特待生室(生徒会室にて)〜
着いた瞬間、俺は、誰よりも早く言った。「緊急事態です、先輩。」すると、自由に過ごしていた3人の先輩の視線が、一気に俺の方に向く。「体育祭...興和が徒競走が致命的に苦手だということが判明しました。」ナルリア先輩と結斗先輩は、「どうせはやいでしょ〜龍葉と比べて遅いだけでしょ?」「きっと大丈夫だよ〜」と楽観的に見ている。でも、夕夜先輩だけは真実を知っているような眼差しで、「ナルリア、結斗、興和、龍葉、全員着替えてグラウンドに。始まるぞ、特待生の威厳をかけた戦いが...!」
夕夜先輩の緊張感を察したかのように、全員声を揃えてこういった。「了解しました。」
これから、特待生の威厳をかけた練習、もとい興和の徒競走特別練習が幕を開けたのだった...
〜特待生室(生徒会室にて)〜
着いた瞬間、俺は、誰よりも早く言った。「緊急事態です、先輩。」すると、自由に過ごしていた3人の先輩の視線が、一気に俺の方に向く。「体育祭...興和が徒競走が致命的に苦手だということが判明しました。」ナルリア先輩と結斗先輩は、「どうせはやいでしょ〜龍葉と比べて遅いだけでしょ?」「きっと大丈夫だよ〜」と楽観的に見ている。でも、夕夜先輩だけは真実を知っているような眼差しで、「ナルリア、結斗、興和、龍葉、全員着替えてグラウンドに。始まるぞ、特待生の威厳をかけた戦いが...!」
夕夜先輩の緊張感を察したかのように、全員声を揃えてこういった。「了解しました。」
これから、特待生の威厳をかけた練習、もとい興和の徒競走特別練習が幕を開けたのだった...
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