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本作は全年齢対象の創作BLです。

攻めから受けへの一方的な(?)溺愛を含みますが、ヤンデレ、監禁、執着、共依存などの暗い要素は一切ありません。

終始ハッピーで平和な、光の属性の物語です。

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しっぽを振るのは、君の前だけ

#35

第35話:隠せない、本音の場所。

「あ、律くん。また耳、真っ赤だよ」

午後の休み時間。さっきの「壁ドン」の余韻を引きずったままの律くんは、教室の席で教科書を盾にして顔を隠していた。
でも、横から見ると、白くて細い首筋から耳の先まで、熱を持ったみたいに赤くなっているのが丸見えで。

「……、……、……るせー!! ……これは、……教室が暑いだけだ、不潔!! ……こっち見るな、バカ!!」

律くんは教科書をさらに高く掲げて顔を隠す。
でも、焦れば焦るほど耳の色は濃くなって、まるで「本当はすごくドキドキしてるよ」って白状してるみたいだ。

「律くんの耳、すごく正直だね。可愛い」

「…………っ!!」

僕が指先で、ほんの少しだけ律くんの耳たぶに触れようとすると、律くんは椅子をガタンと鳴らして飛び上がった。

「……、……、……触んな!! ……そこは、……、……っ」

「そこは……?」

「……、……死……、……死ぬほど、……変な感じがするだろ、大バカ!!」

律くんは耳を手でギュッと押さえて、そのまま教室を飛び出していった。
……「変な感じ」って、それってつまり、耳もすごく敏感だってこと……?

湊くんから教わった「なでなで」もそうだけど、律くんは自分の「弱いところ」を突かれると、一気にガードが崩れちゃうんだ。

僕は、逃げていく律くんの真っ赤な後ろ姿を見送りながら、彼への「好き」がまた一段としゅわしゅわと膨らんでいくのを感じていた。
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作者メッセージ

35話目です!酸素ちゃんです🫧🤍

律くん、顔だけじゃなくて耳まで真っ赤🐾
本人は必死に隠してるつもりなんですけど、千尋には全部お見通しみたいです(笑)。

自分の弱点をうっかり口にしちゃう律くん、本当に不器用で愛おしいですよね🫧
これから「耳攻め」(?)な展開も増えちゃうかも……!?

2026/04/07 13:53

蜜薬
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