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本作は全年齢対象の創作BLです。

攻めから受けへの一方的な(?)溺愛を含みますが、ヤンデレ、監禁、執着、共依存などの暗い要素は一切ありません。

終始ハッピーで平和な、光の属性の物語です。

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しっぽを振るのは、君の前だけ

#25

第25話:不器用な、お返し。

「おはよう、律くん! ……って、あれ?」

翌朝。律くんの家の前まで迎えに行くと、そこにはパーカーのフードを目深に被って、顔を半分隠した律くんが立っていた。
昨日の今日だもんね。やっぱり、相当恥ずかしかったのかな。

「……、……よ。……さっさと行くぞ、バカ」

「あ、待ってよ律くん!」

歩くのがいつもより速い。やっぱり怒ってるのかな……と不安になりながら隣に並んだ、その時だった。

「……おい。……手、出せ。バカ」

「え? ……うわっ!?」

律くんが、フードの下からスッと手を伸ばして、僕の手をぎゅっと握り込んできた。
しかも、ただ繋ぐだけじゃなくて、指を一本ずつ絡める「恋人繋ぎ」。

「……、……昨日、……お前から、……しただろ。不潔なこと。……だから、……今日は、……俺から、……許可してやる、大バカ」

フードの隙間から見える律くんの耳は、真っ赤どころか、熟したトマトみたいに染まっている。
繋いだ手も、心なしか少し震えていて。

「……律くんから繋いでくれるなんて、思わなかった。嬉しいな」

「……、……うるせー。……一週間限定じゃ、なくなったんだろ。……なら、……これくらい、……死……、……死ぬほど普通のことだ。……勘違いすんな、バカ犬」

「バカ犬」って言いつつも、握る力は全然弱まらない。
むしろ、僕が握り返すと、もっと強くぎゅっと握り返してくれた。

律くんなりの、昨日のキスへのお返し。
フードに隠されたその顔はきっと、今、世界で一番可愛い顔をしてるんだろうな。
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作者メッセージ

25話目です!酸素ちゃんです🫧🤍

まさかの律くんからの先制攻撃(?)です!
フードを被ってまで手を繋ぎに来る律くん……もう可愛すぎて語彙力がなくなります🐾

昨日のキスの影響、思っていたより強かったみたいですね🫧
これからも二人の「初めて」を大切に書いていくので、よろしくお願いします!

2026/03/25 08:59

酸素ちゃん
ID:≫ .1qWrS8rlgVRw
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