閲覧前に必ずご確認ください

本作は全年齢対象の創作BLです。

攻めから受けへの一方的な(?)溺愛を含みますが、ヤンデレ、監禁、執着、共依存などの暗い要素は一切ありません。

終始ハッピーで平和な、光の属性の物語です。

文字サイズ変更

しっぽを振るのは、君の前だけ

#18

第18話:最強の姉、現る。

律くんの家から帰宅した僕は、まだ唇に残る不思議な感触を思い出しながら、自分の部屋でベッドにダイブしていた。

「あぁ……もう、どうしよう。律くん、可愛かったなぁ……」

幸せの余韻に浸ってゴロゴロしていると、ドアが遠慮なく蹴り開けられた。

「おい、千尋。いつまでニヤついてんだよ、不気味だぞ」

「わっ! お姉ちゃん!?」

そこに立っていたのは、僕の姉の『結愛(ゆあ)』。
僕より少し低いけど、175cmの長身にボーイッシュな短髪、そして目の下を赤く縁取った「病みかわメイク」がトレードマークの、うちの自慢の(ちょっと怖い)お姉ちゃんだ。

「お前、昨日から帰ってこないと思ったら……さては、例の『律くん』と何かあったな?」

「な、何もないよ! 勉強してただけ!」

お姉ちゃんは運動神経が抜群で、勘も鋭い。
ズカズカと部屋に入ってくると、僕の顔を至近距離で覗き込んできた。

「嘘つけ。顔が『幸せです!』って書いてあるぞ。……ふーん、お泊まり、ねぇ。お前にしては進展したじゃん」

「あ、いや……その、事故で、ちょっと……」

「事故? ……あはは! まさかぶつかってキスでもしたか?」

「っ!!?? なんでわかるの!?」

図星を突かれて飛び起きると、お姉ちゃんはニヤリと笑って、僕の頭をガシガシと乱暴に撫でた。

「お前の考えそうなことなんてお見通しだよ。……でも、あんまり調子乗って嫌われるなよ? あの子、繊細そうなんだから」

「わかってるよ……。嫌われないように、大事にするもん」

「ならよし。……ほら、これ。お裾分け」

お姉ちゃんは、コンビニの袋に入った限定のスイーツを僕に放り投げた。

「糖分摂って、その締まりのない顔を少しはマシにしろ。……一週間限定だっけ? 後悔すんなよ、弟」

そう言って、ヒラヒラと手を振って部屋を出て行くお姉ちゃん。
ボーイッシュな背中は頼もしくて、でも少しだけ「頑張れよ」って応援してくれている気がした。

よし。明日からも、もっと全力で律くんを大好きでいよう。
僕は、お姉ちゃんがくれたお菓子を一口食べて、明日への気合を入れ直した。
ページ選択

作者メッセージ

18話目です!酸素ちゃんです🐾

今回は千尋のお姉ちゃんが初登場!
175cmのボーイッシュ美女で病みかわメイク……私の好みを詰め込んじゃいました(笑)。

鋭いお姉ちゃんにタジタジな千尋ですが、家族にも応援(?)されて、ますます律くんへの愛が加速しそうです🫧

2026/03/11 16:22

酸素ちゃん
ID:≫ .1qWrS8rlgVRw
コメント

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は酸素ちゃんさんに帰属します

TOP