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推 し に 認 知 さ れ た い の !

#23

No.23

黄くんが少し早歩きで僕たちの方に歩み寄ってくるのを視界の端で捉える

はぁ…これ、怒られるんだろうなぁ…。どーせひなちゃんにも嫌われたし…はぁ…。
生きてる意味よ…虚しっ…

黄「2人とも、大丈夫そうですか?」

黄くんが少し前屈みになってしゃがみ込む僕たちを見る

青「……」

桃「……」

僕たちは無言を返答とすることにした
大丈夫なわけない。

黄「[小文字]相当落ち込んでるし…![/小文字]で、そのひなちゃんのお友達は?」

桃「その子なら…警備員さんが連れて行った。」

桃くんの何も捉えていない視界が黄くんの方を向く
僕は前を向くことがなぜか恥ずかしくなって下を向く
息をするごとに自分の鼻水がズビズビとなる音が不甲斐なくて尚更前を向けない。

黄「全く…青ちゃんもいつまでも泣いてないでひなちゃんに会いに行きますよ…‼︎」

僕はそんな意外な発言に驚いて不意に黄くんを見る
目が合った黄くんは少し驚いたような、困ったような笑みを浮かべる
反射的に桃くんの方を見ると桃くんも僕を見ていてお互い泣き腫らした目を見て少し笑いそうになった

そしたら黄くんは安心したような顔で僕たちに手を差し伸べてくれた

黄「ほらっ…!早く涙拭いてください。ダサいです。」

桃「[小文字]辛辣…ッ w[/小文字]」

青「[小文字]ほんとだよ…笑[/小文字]」

僕たちはスタッフさんが差し出してくれたハンカチに涙を吸わせる
鏡を見て自分の萎びた顔を見つめる
笑う顔が情けなくて。でも君にこう言うのも見せてこそ幸せを育みたい
自分の頬をぱちんと叩いて気持ちを入れ替える

青「黄くんッ‼︎変じゃない? ニヘッ 」

いつも通り笑えてるかな。いつも通り…かわいくてかっこいい青くんでいられてるかな。
僕の大親友は少し頷いて向日葵の様な笑顔を咲かせる
桃くんはいつも通り、クールな表情に戻っていた。でもよくよく見ると額には汗が浮かんでいて深呼吸をしている


 なんだ…笑 一緒じゃん。 君への一歩を踏み出す度に吹き出す汗。
 恋ってやっぱり少女漫画みたいにならない。改めて悟る。でもここまで本気になったのは初めてだから。

  ______だから この恋が叶って。どんなに他の人が傷ついても。 禁断の恋だったとしても。


 どんなに裏切られたって言われても、君とだけは結ばれて、幸せになって。
 
ずっと君だけの王子様で君を守りたくて。なんて言うか…あんまり言葉で表せないけど。


  これが “恋” だって どんなに不器用な僕でも 伝えたい。

 そう僕は頭の中でぐるぐるぐるぐる回る感情を半ば押さえつける様にして決心する。
                   だよね…ッ、本音言えないなんて僕らしくないやっ 笑  

 絶対この2人に負けない。 ひなちゃんは僕のものにするから、ね。

     

  僕は ひなちゃんへ    “今のところ”の片思いを強める

作者メッセージ

久しぶりの更新‼︎書き方変えた‼︎

2024/09/10 20:53

ひな
ID:≫ 18abaWoVps7NE
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