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nmmnです。
またジェンダーについての描写があるため不快に思われる方は回れ右です。
松村 side
田中 「 なぁ 、 あと 一回だけ 。 ぎゅ って 。 」
そう 言って 俺 に 向かって 腕を広げる お前 。
松村 「 うん 、 」
そう 呟いて 君 の 細い 折れてしまいそうな 体 を ぎゅっと 抱きしめる
樹 は くすぐったそうに 笑って 俺にしがみつく
好き って 言えなかった 。
だけど 確かに 恋してたんだ。
樹「 北斗 、 もう 一度だけ 。 」
そう 消えそう な 笑顔 で 言われるもんだから 。
勘違いしてしまいそうで クラクラ してしまう 。
恋人ごっこ しよう 。 そう 言われた のは 1週間前
幼馴染 で クラス の 絶対的 な モテ男 で 人気者 な 樹 。
それ とは 対象 的 に クラス の 端で 本や教科書 を 読む 俺 。
そんな 関係 だったのに 。
樹 は なぜか あの日 、 泣きそうな 顔で 俺に そう 言ってきた 。
YES も NO も 言っていないのに 樹 は 俺の肩 を 包み込むように 抱きしめてきた 。
ほくと 、 北斗 。 って 俺の名前 を しっかり呼んで 。
だから 俺も 答えるように 樹 の 肩 に触れた 。
じゅり どうしたの ? と 言って 樹 の 背中 を 撫でると
樹 は 首 を ふるふる と 振って 俺 の 胸 に 顔を埋める
いつも クラスの中心で 笑っている 彼 じゃないみたいだ 。
次 の 日 。
教室 に 入ると 樹 は いつものように 複数人の 取り巻き と 楽しそうに笑っていた。
昨日 見た 今にも 消えてしまいそうな 儚い 雰囲気 は 消え失せ 。
いつも のように チャラチャラ と キラキラ した エネルギー の 沸る 樹 。
なんだ 、 昨日 の こと はやっぱり 夢 だったんだ 。
と 思いながら 席について ふと 樹 の 方 を 見ると
樹 と 目があった 。
樹 は 口元 を 緩ませて 俺 に ひらひら と 手を振った 。
違う 。 これは 夢 なんかじゃない 。
ハッと して また 樹 の 方 を 見ると
樹 の目線 は もう 俺の方 には 向いていなかった 。
放課後 、 いつものように 教室 で 勉強 を していると
目の前に グレ ー の カーディガン を 羽織った 樹 が いた 。
田中「 北斗 みっけ 。 今 いい ? 」
樹 は いたずら っぽく 右 口角 を にっと 上げて
俺の 隣 の 椅子 に 腰をかけた 。
松村「 いいよ 、 丁度 帰ろうと 思ってたところ だし 。 」
そっか 、 と 笑う 樹 は 昨日 と 同じような 儚さを纏っていた 。
田中「 北斗 、 昨日 みたいに 恋人ごっこ 俺と して ? 本気じゃなくていいから 。 嘘でいいから 。 」
そう 早口で 吐き捨てるように 言葉 に した 樹 。
その瞳 は 潤んでいて 言葉では 言い表せない 美しさが あった 。
松村「 なんで ? なんで 樹 は 俺を求めんの ? 樹 は モテるでしょ ? ほんと の 恋人 だって 作ればいい 。 」
樹 は ぱっと 目線 を 上にして 俺 の 目 を じっと 見つめてきた
少し 悲しそうな 顔 を したあと ぱ っと 笑って 。
田中「 … 理由 は 言いたくない 。 嫌だったら いいよ 。 」
と 言われる んだから 嫌とは言えなくて
気がついたら また 樹 の 胸の中 にいた 。
あれから 1週間 。
俺は 脆く 危うい 関係 を 保つことにした
田中「 北斗 ! 喉 乾いてる? 」
と 言われた瞬間 頬に 冷たい 感触 が 伝わる
びっくりして ぴくっと 体を震わすと
田中 「 ひひ 、 笑 買ってきたよ 。 」
そう いたずらっぽく 笑って 俺に コーヒー を 差し出す
松村「 ありがと 。 樹 今月 金欠 じゃなかったけ ? 笑 」
田中「 いいの ! また バイト 頑張るから 。 」
そう 嬉しそうに 言って 俺の前 の 席 に どか っと 座った 。
田中「 乾杯 ! 」
かちゃん と 缶同士が 当たって 金属音 が 響く
松村「 ねぇ 、 樹 。 やっぱり 、 」
人気者 の 樹 と こんなことを (別にやましいことではないが)
していることに 少し 罪悪感 を 覚えた 俺は 樹 に 向き合う
田中「 ほくと 、 … 言う通りにするから 。 コーヒー 目当てでもいいから 。 恋人ごっこ で いいから 。 」
いつも この話をすると 樹 は 申し訳なさそうな 寂しそうな 顔 を して 俺に 頭を 下げる 。
樹 の 少し痛んだ 茶髪 に 手 を 載せると
ご主人様 に 撫でられた 子犬のように 無邪気な笑顔 に 戻った
そこから は それこそ 恋人 の ように
ぎゅっと 手を握って 一緒に 帰って
カフェで 飲み物をシェアして
家に入る際は 抱擁 を 交わして 。
いつも 樹 は 1日 の 終わりに 寂しそうな 笑顔 で こう言うんだ 。
田中「 もう1度だけを 何回もやろう 。 北斗 。 」
それだけ 嫌にはっきり 言って ばいばい 、 と 口早に 言って いつも 彼奴は 家に 入る 。
田中 「 なぁ 、 あと 一回だけ 。 ぎゅ って 。 」
そう 言って 俺 に 向かって 腕を広げる お前 。
松村 「 うん 、 」
そう 呟いて 君 の 細い 折れてしまいそうな 体 を ぎゅっと 抱きしめる
樹 は くすぐったそうに 笑って 俺にしがみつく
好き って 言えなかった 。
だけど 確かに 恋してたんだ。
樹「 北斗 、 もう 一度だけ 。 」
そう 消えそう な 笑顔 で 言われるもんだから 。
勘違いしてしまいそうで クラクラ してしまう 。
恋人ごっこ しよう 。 そう 言われた のは 1週間前
幼馴染 で クラス の 絶対的 な モテ男 で 人気者 な 樹 。
それ とは 対象 的 に クラス の 端で 本や教科書 を 読む 俺 。
そんな 関係 だったのに 。
樹 は なぜか あの日 、 泣きそうな 顔で 俺に そう 言ってきた 。
YES も NO も 言っていないのに 樹 は 俺の肩 を 包み込むように 抱きしめてきた 。
ほくと 、 北斗 。 って 俺の名前 を しっかり呼んで 。
だから 俺も 答えるように 樹 の 肩 に触れた 。
じゅり どうしたの ? と 言って 樹 の 背中 を 撫でると
樹 は 首 を ふるふる と 振って 俺 の 胸 に 顔を埋める
いつも クラスの中心で 笑っている 彼 じゃないみたいだ 。
次 の 日 。
教室 に 入ると 樹 は いつものように 複数人の 取り巻き と 楽しそうに笑っていた。
昨日 見た 今にも 消えてしまいそうな 儚い 雰囲気 は 消え失せ 。
いつも のように チャラチャラ と キラキラ した エネルギー の 沸る 樹 。
なんだ 、 昨日 の こと はやっぱり 夢 だったんだ 。
と 思いながら 席について ふと 樹 の 方 を 見ると
樹 と 目があった 。
樹 は 口元 を 緩ませて 俺 に ひらひら と 手を振った 。
違う 。 これは 夢 なんかじゃない 。
ハッと して また 樹 の 方 を 見ると
樹 の目線 は もう 俺の方 には 向いていなかった 。
放課後 、 いつものように 教室 で 勉強 を していると
目の前に グレ ー の カーディガン を 羽織った 樹 が いた 。
田中「 北斗 みっけ 。 今 いい ? 」
樹 は いたずら っぽく 右 口角 を にっと 上げて
俺の 隣 の 椅子 に 腰をかけた 。
松村「 いいよ 、 丁度 帰ろうと 思ってたところ だし 。 」
そっか 、 と 笑う 樹 は 昨日 と 同じような 儚さを纏っていた 。
田中「 北斗 、 昨日 みたいに 恋人ごっこ 俺と して ? 本気じゃなくていいから 。 嘘でいいから 。 」
そう 早口で 吐き捨てるように 言葉 に した 樹 。
その瞳 は 潤んでいて 言葉では 言い表せない 美しさが あった 。
松村「 なんで ? なんで 樹 は 俺を求めんの ? 樹 は モテるでしょ ? ほんと の 恋人 だって 作ればいい 。 」
樹 は ぱっと 目線 を 上にして 俺 の 目 を じっと 見つめてきた
少し 悲しそうな 顔 を したあと ぱ っと 笑って 。
田中「 … 理由 は 言いたくない 。 嫌だったら いいよ 。 」
と 言われる んだから 嫌とは言えなくて
気がついたら また 樹 の 胸の中 にいた 。
あれから 1週間 。
俺は 脆く 危うい 関係 を 保つことにした
田中「 北斗 ! 喉 乾いてる? 」
と 言われた瞬間 頬に 冷たい 感触 が 伝わる
びっくりして ぴくっと 体を震わすと
田中 「 ひひ 、 笑 買ってきたよ 。 」
そう いたずらっぽく 笑って 俺に コーヒー を 差し出す
松村「 ありがと 。 樹 今月 金欠 じゃなかったけ ? 笑 」
田中「 いいの ! また バイト 頑張るから 。 」
そう 嬉しそうに 言って 俺の前 の 席 に どか っと 座った 。
田中「 乾杯 ! 」
かちゃん と 缶同士が 当たって 金属音 が 響く
松村「 ねぇ 、 樹 。 やっぱり 、 」
人気者 の 樹 と こんなことを (別にやましいことではないが)
していることに 少し 罪悪感 を 覚えた 俺は 樹 に 向き合う
田中「 ほくと 、 … 言う通りにするから 。 コーヒー 目当てでもいいから 。 恋人ごっこ で いいから 。 」
いつも この話をすると 樹 は 申し訳なさそうな 寂しそうな 顔 を して 俺に 頭を 下げる 。
樹 の 少し痛んだ 茶髪 に 手 を 載せると
ご主人様 に 撫でられた 子犬のように 無邪気な笑顔 に 戻った
そこから は それこそ 恋人 の ように
ぎゅっと 手を握って 一緒に 帰って
カフェで 飲み物をシェアして
家に入る際は 抱擁 を 交わして 。
いつも 樹 は 1日 の 終わりに 寂しそうな 笑顔 で こう言うんだ 。
田中「 もう1度だけを 何回もやろう 。 北斗 。 」
それだけ 嫌にはっきり 言って ばいばい 、 と 口早に 言って いつも 彼奴は 家に 入る 。