彼方、藍玉の如く。
#1
Prolog
何処かから声が聞こえる。
そう思い始めたのは、きっともっと前から。
でも気付かないふりをしていた。人と違うのが怖くて。
いつの間にか、私は何処かへ向かっている。
何時間も、何時間も歩き続けているはずなのに、景色も空も変わらない。
[斜体]……世界に取り残されたみたいに。[/斜体]
夜明けの気配がない朝月夜は多くの煌めきを放っていた。
その中に一際煌めく青い一等星。
命を燃やしているような、綺麗な青い炎。
其処から一筋の…___いや、無数の声が聞こえる。
[中央寄せ][明朝体]___貴方は、何処ですか。[/明朝体][/中央寄せ]
と。
その声が確かに聞こえた。
その声が私の耳に届くと同時に声が止む。
すると光は弱り、他の煌めきに弱ってしまう。
でも、彼処で確かに、静かに煌めくあの星は…___。
私はその星を、何時までも眺めていた。
蒼く、静かに煌めくその星はまるで___
[中央寄せ][明朝体]『 彼方、藍玉の如く。 』[/明朝体][/中央寄せ]
そう思い始めたのは、きっともっと前から。
でも気付かないふりをしていた。人と違うのが怖くて。
いつの間にか、私は何処かへ向かっている。
何時間も、何時間も歩き続けているはずなのに、景色も空も変わらない。
[斜体]……世界に取り残されたみたいに。[/斜体]
夜明けの気配がない朝月夜は多くの煌めきを放っていた。
その中に一際煌めく青い一等星。
命を燃やしているような、綺麗な青い炎。
其処から一筋の…___いや、無数の声が聞こえる。
[中央寄せ][明朝体]___貴方は、何処ですか。[/明朝体][/中央寄せ]
と。
その声が確かに聞こえた。
その声が私の耳に届くと同時に声が止む。
すると光は弱り、他の煌めきに弱ってしまう。
でも、彼処で確かに、静かに煌めくあの星は…___。
私はその星を、何時までも眺めていた。
蒼く、静かに煌めくその星はまるで___
[中央寄せ][明朝体]『 彼方、藍玉の如く。 』[/明朝体][/中央寄せ]