4.もうひとつの石
四時間目は、国語だ。
漢字を習うんだけど、わたしは授業のことなんか忘れて、さっきの石のことばかり考えていた。
そのせいで、漢字の読みを当てられた時に先生に心配されてしまった。
今日放課後までは、石のことは考えないようにしようと思うんだけど、でもどうしても頭に浮かんできてしまう。
それに、考えすぎて漢字スキルに、石が呪われているかもしれない、石は不思議な力を持っている、と書いてしまったり、独り言を授業中にブツブツつぶやいたりしてた。
みんなから、「今日の咲奈、なんか変だね」「なんかあったの?」とも言われた。
わたしは答えるどころか、周りの音が聞こえてなくて無視しちゃって、みんなが余計に心配してた。
そんな変な状態のわたしは、給食の時間になって樹(いつき)くんにたたき起こされてようやく我に返った。
それからは普通だったけど、やっぱりみんなから心配されちゃったんだ。
五時間目の社会も終わって、放課後。
わたしは百合に「一人で帰るね」と言って、一人で帰った。
もうすぐ家に着くところで、昨日見た石と似たような、今度は真っ赤な石が転がっていた。
拾おうとしたけど、あわてて手を引っ込めた。
ふう。触んなくてよかった。
直接触ったら災難が起きるんだった。予測だけど。
わたしはハンカチで拾い、包んで家に持って帰った。
四時間目は、国語だ。
漢字を習うんだけど、わたしは授業のことなんか忘れて、さっきの石のことばかり考えていた。
そのせいで、漢字の読みを当てられた時に先生に心配されてしまった。
今日放課後までは、石のことは考えないようにしようと思うんだけど、でもどうしても頭に浮かんできてしまう。
それに、考えすぎて漢字スキルに、石が呪われているかもしれない、石は不思議な力を持っている、と書いてしまったり、独り言を授業中にブツブツつぶやいたりしてた。
みんなから、「今日の咲奈、なんか変だね」「なんかあったの?」とも言われた。
わたしは答えるどころか、周りの音が聞こえてなくて無視しちゃって、みんなが余計に心配してた。
そんな変な状態のわたしは、給食の時間になって樹(いつき)くんにたたき起こされてようやく我に返った。
それからは普通だったけど、やっぱりみんなから心配されちゃったんだ。
五時間目の社会も終わって、放課後。
わたしは百合に「一人で帰るね」と言って、一人で帰った。
もうすぐ家に着くところで、昨日見た石と似たような、今度は真っ赤な石が転がっていた。
拾おうとしたけど、あわてて手を引っ込めた。
ふう。触んなくてよかった。
直接触ったら災難が起きるんだった。予測だけど。
わたしはハンカチで拾い、包んで家に持って帰った。