アレスは炎を纏い、ゼウスへと近づく。そして目の前に立ち言い放つ。
「御前らはスペルの何なのだ」
冷徹に話す裏側には、ただ純粋な子供のような疑問が浮かび上がっていた。
ゼウスは考える。親族?知り合い?話し相手?
いや、
「友達だろう」
ガイアは同調し小さく頷く。
「あっそう」
心底興味を失ったように答える。
「馴れ合って時間を潰せば、いつか全てを失うことになるぞ」
ゼウスはため息をつく。根本的に考えが違う奴との議論はそう心良いものではないだろう。
「あのなぁ...そもそも考え方ってもんg」
「[太字]それって御前が弱いからじゃないの[/太字]」
ゼウスの言葉を遮りシヴァが淡々という。
「あ?」
「嫌だって、馴れ合ったら弱くなる御前が弱いから孤独に生きるっていう選択しかできないんだろ」
「ハッ、ゼウスさんすみません途中で遮ってしまって」我に気づくとシヴァはゼウスに向かって頭をペコペコと下げた。
「シヴァの言う通りよ、あんたの理屈なんてこっちは本当にどうでもいいの」
「弱いのよ、アンタは」
━────── •●• ──────━
『貴族の子だから期待したのに、的外れだったわ』
『アレス、御前は弱い』
『すぐに泣くな』
『悪い子ねぇ(笑)』
バシっドンッッッ
「痛い、苦しい」
「早く逃げたい、[漢字]此処[/漢字][ふりがな]地獄[/ふりがな]」
━────── •●• ──────━
「我が弱い...?」
手を見ながらアレスはそう呟く。弱さは悪だ、不純感だ。“強くありたい”そう願った日も、もう忘れてしまった。
「この世は弱肉強食だ」
纏っていた炎がより一層強くなった。
「あの日々を繰り返してやる」
「スペルっ!!」
弦音が叫ぶ。理由はもうわかっている。
「戦争が始まる」
「御前らはスペルの何なのだ」
冷徹に話す裏側には、ただ純粋な子供のような疑問が浮かび上がっていた。
ゼウスは考える。親族?知り合い?話し相手?
いや、
「友達だろう」
ガイアは同調し小さく頷く。
「あっそう」
心底興味を失ったように答える。
「馴れ合って時間を潰せば、いつか全てを失うことになるぞ」
ゼウスはため息をつく。根本的に考えが違う奴との議論はそう心良いものではないだろう。
「あのなぁ...そもそも考え方ってもんg」
「[太字]それって御前が弱いからじゃないの[/太字]」
ゼウスの言葉を遮りシヴァが淡々という。
「あ?」
「嫌だって、馴れ合ったら弱くなる御前が弱いから孤独に生きるっていう選択しかできないんだろ」
「ハッ、ゼウスさんすみません途中で遮ってしまって」我に気づくとシヴァはゼウスに向かって頭をペコペコと下げた。
「シヴァの言う通りよ、あんたの理屈なんてこっちは本当にどうでもいいの」
「弱いのよ、アンタは」
━────── •●• ──────━
『貴族の子だから期待したのに、的外れだったわ』
『アレス、御前は弱い』
『すぐに泣くな』
『悪い子ねぇ(笑)』
バシっドンッッッ
「痛い、苦しい」
「早く逃げたい、[漢字]此処[/漢字][ふりがな]地獄[/ふりがな]」
━────── •●• ──────━
「我が弱い...?」
手を見ながらアレスはそう呟く。弱さは悪だ、不純感だ。“強くありたい”そう願った日も、もう忘れてしまった。
「この世は弱肉強食だ」
纏っていた炎がより一層強くなった。
「あの日々を繰り返してやる」
「スペルっ!!」
弦音が叫ぶ。理由はもうわかっている。
「戦争が始まる」
- 1.「人生」
- 2.「奇跡の星」
- 3.「夏紀」
- 4.「とある隣人は」
- 5.「立場」
- 6.徒花の行方
- 7.「幼女は」
- 8.「笑顔」
- 9.「軸柊奏」
- 10.徒花の行方
- 11.「居場所」
- 12.「弦の音」
- 13.「答え」
- 14.「日常編」
- 15.「悩むものか」
- 16.「歪み」
- 17.「信頼」
- 18.「余命」
- 19.「時歌」
- 20.「日常編」
- 21.「神として」
- 22.「忘却列車」
- 23.「微熱」
- 24.「クリスマス」
- 25.「プレゼント」
- 26.「鳴っている」
- 27.「バレンタイン」
- 28.「日常」
- 29.「誰」
- 30.「戦場」
- 31.「アレス」
- 32.「日常編」
- 33.「破会議壊」
- 34.「徒花の行方」
- 35.「戦の予兆」
- 36.「日常編」
- 37.「誰もが知る」
- 38.「日常編」
- 39.「糧と千」