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ーαστέριー

#31

「天文学」

得るものなんてない。関わらない方が安全なんてずっと昔から理解している。[太字]だからこそ[/太字]
「今見える安全から遠く向こうへ」
ジニアスが星を織っているのが見える。ただ単に好きなのだろう、天文が。こんな危険な会に参加するなんて良い意味で馬鹿だ。
        ピーピーッ
【エラー発生、直ちに接続を辞めることを推奨します】
「まずいな」
星を織っているミュトスは生憎手を離せない。接続をやめて仕舞えば安全なのか?....否、それはない。
(悩むな迷うな、考えろ。どうすればいい。何が最適解なんだ。失敗ができないんだ、迷惑をかけるな)
「ミュトス」
落ち着いた声がミュトスの耳に入る。
「焦るな、俺に任せろ」
メイだ。すぐさま機械を手に取り、エラーに冷静に対応する。安心して任せられる、それがどれだけ支えになっているか。
「任せましたよ」
未来を見たい。手を伸ばせば届く所まで来たのだ。
“人類が安全だと判断した範囲”
その言葉が頭の中で再生される。貴族の娘、それだけで批判の声は少なくなったように、未知を知る、その楽しさも苦しさも全部呑みこんだ。
「....こっちは接続完了しました」
リトスが呟く。星の沈黙の意味、ようやくわかった気がする。今まで気づかなかった、星の不条理が。
「そうだ、星は生物に意味を教えるため、[明朝体]巡るのだ[/明朝体]」

作者メッセージ

夜は明るく、朝は暗く

2026/03/20 22:59

徒花
ID:≫ 5.NCXqW.yLBqg
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