第三章「夏紀」
地球に降りて3分程度、少女は絶賛迷子になってしまっていた。ゼウスに地図でも書いて貰えばよかったと後悔をしている頃だ。
タッタッタッ
何かを踏んでいるような音には反応した。
「大丈夫?」
優しい声色が脳に響く。
誰の声だろうと少女は思わず辺りを見渡した。恐らく左だと思う。
「えっと..どちら様で?」
茂みの中からゴソゴソと長髪の少女が出てきた。おそらく一人で来たのだろう。
「タメ口で良いよ! ごめんね 迷ってるみたいだから」
長髪の少女は神の方の少女とは違いとても大人びた子供だった。
「私の名前は“夏紀”貴方の名前は?」
「“スペル・アルオクイス”」
「良い名前!」
これまで名前なんてただの呼び名だと思ってきたスペルにとって、そこまで名前で元気になってくれるのは嬉しいことなのだ。
「ありがとう 実はかくかくしかじか...」
スペルは簡単に今まであったことを話す。
「神様って本当にいるの!?」
夏紀はとても驚いた声で聞いてくる。
「信じられないかもしれないけどいるよ」
信じてもらえるわけがないとスペルは思いながら夏紀に応える。
「いいえ、私は信じるわだって私たちもう」
ー友達ーでしょう」
「友達..」
今まで極力人と関わろうとしてこなかったスペルにとって、友達はとても珍しいのだ。
「あ、えっと思ってなかったらごめんね」
夏紀は申し訳なさそうにこちらを向いてくる
「ううん私たちは友達だよ!」
夏紀にそんな顔はさせたくなかったのだろう
その場にあった対応力、適応力はゼウスに似てきている。
「ありがとうスペル!」
夏紀は嬉しそうな声で返してきた。
「...あ!そういえば道に迷ってるなら、地図があるわ!また戻って来られるように印を付けておくね」
そう言ってポケットから地図を出して万年筆で印をつけた。
..何から何までこの子は暖かいなぁ
「じゃあまたね」
「ええ、また会いきて」
約束よ!
地球に降りて3分程度、少女は絶賛迷子になってしまっていた。ゼウスに地図でも書いて貰えばよかったと後悔をしている頃だ。
タッタッタッ
何かを踏んでいるような音には反応した。
「大丈夫?」
優しい声色が脳に響く。
誰の声だろうと少女は思わず辺りを見渡した。恐らく左だと思う。
「えっと..どちら様で?」
茂みの中からゴソゴソと長髪の少女が出てきた。おそらく一人で来たのだろう。
「タメ口で良いよ! ごめんね 迷ってるみたいだから」
長髪の少女は神の方の少女とは違いとても大人びた子供だった。
「私の名前は“夏紀”貴方の名前は?」
「“スペル・アルオクイス”」
「良い名前!」
これまで名前なんてただの呼び名だと思ってきたスペルにとって、そこまで名前で元気になってくれるのは嬉しいことなのだ。
「ありがとう 実はかくかくしかじか...」
スペルは簡単に今まであったことを話す。
「神様って本当にいるの!?」
夏紀はとても驚いた声で聞いてくる。
「信じられないかもしれないけどいるよ」
信じてもらえるわけがないとスペルは思いながら夏紀に応える。
「いいえ、私は信じるわだって私たちもう」
ー友達ーでしょう」
「友達..」
今まで極力人と関わろうとしてこなかったスペルにとって、友達はとても珍しいのだ。
「あ、えっと思ってなかったらごめんね」
夏紀は申し訳なさそうにこちらを向いてくる
「ううん私たちは友達だよ!」
夏紀にそんな顔はさせたくなかったのだろう
その場にあった対応力、適応力はゼウスに似てきている。
「ありがとうスペル!」
夏紀は嬉しそうな声で返してきた。
「...あ!そういえば道に迷ってるなら、地図があるわ!また戻って来られるように印を付けておくね」
そう言ってポケットから地図を出して万年筆で印をつけた。
..何から何までこの子は暖かいなぁ
「じゃあまたね」
「ええ、また会いきて」
約束よ!
- 1.「人生」
- 2.「奇跡の星」
- 3.「夏紀」
- 4.「とある隣人は」
- 5.「立場」
- 6.徒花の行方
- 7.「幼女は」
- 8.「笑顔」
- 9.「軸柊奏」
- 10.徒花の行方
- 11.「居場所」
- 12.「弦の音」
- 13.「答え」
- 14.「日常編」
- 15.「悩むものか」
- 16.「歪み」
- 17.「信頼」
- 18.「余命」
- 19.「時歌」
- 20.「日常編」
- 21.「神として」
- 22.「忘却列車」
- 23.「微熱」
- 24.「クリスマス」
- 25.「プレゼント」
- 26.「鳴っている」
- 27.「バレンタイン」
- 28.「日常」
- 29.「誰」
- 30.「戦場」
- 31.「アレス」
- 32.「日常編」
- 33.「破会議壊」
- 34.「徒花の行方」
- 35.「戦の予兆」
- 36.「日常編」