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ー人生ー

#5

「立場」

あの場所から少し遠のいた場所に来た。街灯の数も次第に減り、どんどん薄暗くなってきている。
      ポツン
           ポツン
何やら上から雫が落ちてきようだ。スペルはそれに動揺する訳でも喜ぶ訳でもなく、ただただ上からしたあと落ちる雫を見ていた。そうしているうちに数分たった。そろそろ寝床を見つけなければならない。ちょうどその時だった。ビチャっビチャっ泥だらけの道から出てくるのは、まだ小さな幼女だった。
「.....大丈夫?」
少しの沈黙の後、幼女は倒れた。この子は夏紀と同じ孤児なのか。そんなふうな疑問を抱きながら、冷静になってこれがいかに大変なことだとか悟った。
辺りは薄暗く、きっとこの子には帰る場所がない。とりあえずその幼女を背負い、街へと帰った。街には宿泊できる施設があり、今日はそこで睡眠を取ることができる。なるべく早くこの子を下ろすために受付も一瞬で終わらせた。部屋に入るまでの視線が目に毒だったが、救う側になる、その“立場”がスペルの原動力となった。部屋に入ってすぐに幼女をおろした。するとすぐに起きてその小さな目を揺らしている。
「...ここ、..どこですか?...」
途切れ途切れに話す言葉には、恐怖が感情を占めていた。
「雨の中倒れてたよ、あのままだったら君、死んでたから」
熱のない声で返す。
「あの...!ありがとう..ございます。」
「わたし、いままで...ひとにたすけてもらうことな
んて...なかったから..」
見たところ年齢は7歳程度か、舌足らずな発音力に身長から見て、まだ余りにも小さいのではないか。
「君、名前は...」
「....わかりません」
「親は」
[下線]「きのうまでいました」[/下線]
「...昨日まで?」



作者メッセージ

力尽きた...また出しま〜す♪( ´θ`)

2026/02/05 06:29

徒花
ID:≫ 5.NCXqW.yLBqg
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創作長期ファンタジー天文

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