夕日に逃げる
今日も一人
また夕日に染まった道を帰る
なにもない一日
なにもない毎日
夕日すらも私にはオレンジには見えない
自分の影を見るのも憎い
[斜体]次の日の朝[/斜体]
「あぁ、眠いな」
そんなどうでもいい独り言を残す
周りはみんな二人や三人など
ある程度決まったグループで学校に来ている
私はみんなとは馴染めない
だって私は変だもん。
いつもそうだ。いつもいつも私のことを分かってくれる人なんていない
私が深く知ろうとすると、好きになったものを好きというと、
みんなが鋭い目を向ける
だから私は本当のワタシを隠してきた
嘘の、上っ面で汚くて面白くもなんともない
嘘のワタシを。
それでもね、みんなワタシを避けるの
段々、自分がわからなくなるの
「でもやっぱり天音は可愛いな...。」
[斜体]帰り道[/斜体]
今日も一人
今日も夕日は綺麗ではない
とうぜんだよね
こんなぶりっ子野郎。
私も嫌いだよ。
すると急に感情が込み上げてきた
でもそんなみっともなくて恥ずかしい顔
誰にも見せられるわけない
ワタシは思いっきり夕日に背を向けて走った
[斜体]次の日の朝[/斜体]
「今日も寝不足...。」
ぼんやりしていたら
後ろからふと声をかけられた
「おはよっ!」
その明るく晴れた声は天音だった
「お、おはよぅ...。」
「元気ない?えっと、真宵ちゃんだよね?」
「うん。真宵でいいよ。」
「そっか!私は天音。同じクラスだけどずっと話したことなかったから話しかけてみた!」
「...。」
「なんか言ってよ!真宵は面白いね〜」
「どこが...?」
「ん〜なんとなく。」
「なんとなくって、」
「だって話してみたけど楽しいもん私。」
その時の天音の瞳はすごく透き通っていて
嘘偽りのない綺麗な瞳だった
ワタシとは大違い
「綺麗だな...。」
ふと声を出してしまった
「何が?」
「ううん。なんでもない。」
「そっか!じゃまたクラスでね!」
「うん、またね」
ああ、天音は可愛い。
ワタシは天音の綺麗な瞳がすごく好き
そこからはクラスでもよく天音と喋るようになった。
でも天音にはワタシより先にすごく仲の良い友達がいた
「光琉」だ光琉はクラスが一緒でよく天音と二人でいることが多い
ワタシもよくその二人と一緒にいた
遊んだり、いっぱい話たりした。
なのになんでかあまり楽しくない
天音といることはすごく楽しいはずなのに...
なんで、なんでだ。
[斜体]次の日[/斜体]
その日はいつもより天音と光琉の距離がなんとなく近かった
なんだろう。
でもワタシはすごくムカムカした
クラスに入って天音がいない時恐る恐る、光琉に聞いてみた
「ひ、光琉。あのさ、その、天音となんかあったの?」
「別に。特にはないけど。」
「なんか天音と距離が近くないかなと思って」
「え?そうかな。別に近くても良くない?」
「ん...。」
「私は天音が好きなだけだよ。真宵」
「えっ...?」
「その気持ちを天音に伝えただけ」
その日の帰りはまた夕日に向かって走った
目に涙を溜めながら
「せっかく私でいられたのに...。夕日なんて大嫌い」
そのときワタシは思った
[大文字]光琉は、いらない存在だと[/大文字]
いらないものは消さないとね!
その時の真宵の目のなかは赤色に染まっていた
また夕日に染まった道を帰る
なにもない一日
なにもない毎日
夕日すらも私にはオレンジには見えない
自分の影を見るのも憎い
[斜体]次の日の朝[/斜体]
「あぁ、眠いな」
そんなどうでもいい独り言を残す
周りはみんな二人や三人など
ある程度決まったグループで学校に来ている
私はみんなとは馴染めない
だって私は変だもん。
いつもそうだ。いつもいつも私のことを分かってくれる人なんていない
私が深く知ろうとすると、好きになったものを好きというと、
みんなが鋭い目を向ける
だから私は本当のワタシを隠してきた
嘘の、上っ面で汚くて面白くもなんともない
嘘のワタシを。
それでもね、みんなワタシを避けるの
段々、自分がわからなくなるの
「でもやっぱり天音は可愛いな...。」
[斜体]帰り道[/斜体]
今日も一人
今日も夕日は綺麗ではない
とうぜんだよね
こんなぶりっ子野郎。
私も嫌いだよ。
すると急に感情が込み上げてきた
でもそんなみっともなくて恥ずかしい顔
誰にも見せられるわけない
ワタシは思いっきり夕日に背を向けて走った
[斜体]次の日の朝[/斜体]
「今日も寝不足...。」
ぼんやりしていたら
後ろからふと声をかけられた
「おはよっ!」
その明るく晴れた声は天音だった
「お、おはよぅ...。」
「元気ない?えっと、真宵ちゃんだよね?」
「うん。真宵でいいよ。」
「そっか!私は天音。同じクラスだけどずっと話したことなかったから話しかけてみた!」
「...。」
「なんか言ってよ!真宵は面白いね〜」
「どこが...?」
「ん〜なんとなく。」
「なんとなくって、」
「だって話してみたけど楽しいもん私。」
その時の天音の瞳はすごく透き通っていて
嘘偽りのない綺麗な瞳だった
ワタシとは大違い
「綺麗だな...。」
ふと声を出してしまった
「何が?」
「ううん。なんでもない。」
「そっか!じゃまたクラスでね!」
「うん、またね」
ああ、天音は可愛い。
ワタシは天音の綺麗な瞳がすごく好き
そこからはクラスでもよく天音と喋るようになった。
でも天音にはワタシより先にすごく仲の良い友達がいた
「光琉」だ光琉はクラスが一緒でよく天音と二人でいることが多い
ワタシもよくその二人と一緒にいた
遊んだり、いっぱい話たりした。
なのになんでかあまり楽しくない
天音といることはすごく楽しいはずなのに...
なんで、なんでだ。
[斜体]次の日[/斜体]
その日はいつもより天音と光琉の距離がなんとなく近かった
なんだろう。
でもワタシはすごくムカムカした
クラスに入って天音がいない時恐る恐る、光琉に聞いてみた
「ひ、光琉。あのさ、その、天音となんかあったの?」
「別に。特にはないけど。」
「なんか天音と距離が近くないかなと思って」
「え?そうかな。別に近くても良くない?」
「ん...。」
「私は天音が好きなだけだよ。真宵」
「えっ...?」
「その気持ちを天音に伝えただけ」
その日の帰りはまた夕日に向かって走った
目に涙を溜めながら
「せっかく私でいられたのに...。夕日なんて大嫌い」
そのときワタシは思った
[大文字]光琉は、いらない存在だと[/大文字]
いらないものは消さないとね!
その時の真宵の目のなかは赤色に染まっていた
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