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星に届け

あ~、今日もダメだった。

そんなことを考えながら私は布団の中に入る。
寝よう寝よう...。こんなの寝られるかよ!はぁ。

まーた今日も何もできなかった
それに、それを家族に言われて笑われるとかヤバイよね。
笑えばいいじゃん。好きにさ

それは私がいらないってことだよね。きっとそうだよね。
こんなんで死んでも別に面白くもなんともない
いつもそう思って生きてた私。

でも、現実はそう甘くないらしい。
死んでもちょっとニュースになるだけ
家族は悲しまない
みんなが喜ぶ

てか、私が死んでも家族はいつも笑うでしょ
生きてて誰も喜ばないでしょ
こんな平凡なやつに誰も興味なんかないでしょ...

つまりまあ、私は家族と釣り合ってないってこと。そゆこと。
こんなことで悩んでるとか、しょうもないって自分でもわかってる。
死にたいのかなそれとも生きたいのかな。わからなくなる。私が、私がわからない。


人生もつまんないのに
でもこんなんで死んだら本当につまんない。


少し空いたカーテンから光が差し込む。
星でも見てみるか。

窓を開けてベランダに出る
少し床が湿っている

寒っ!
風がヒューとパジャマを通り抜ける。
ふと上を見れば、雲一つない空。
その中に何千何万何億という数の星たち
心の中の霧が晴れるような。

確かに耳に通る風の後がした
ヒューー!
その冷たい風は私の前髪を後ろへと倒した

星っていいよね。星は一つ一つが輝いてて誰に見られるかもわからないのにさ
あんなに光ってるんだよ。

部屋の中の時計の秒針の音がなる
部屋の中が静かになる。

私も、、、私もあの星のように光れるかな...?
なんで一瞬私はそんな事を考えたんだろう。

小さい頃から星は好きだった。
私が泣いていても怒っていても喜んでいても、光って輝いて
笑っていてくれる気がした。

七夕の日だけでなくても手を合わせてただただ、願った。
そして聞いた
「ちゃんとしたニンゲンになれますか?そもそも普通ってなんですか...。  私って、なんですか、、!」
星にそんなことを問いかけても返ってくるはずもない。

ああ〜結局私は何がしたいんだ。わからない。わからない。
個性がほしいのか?それともきちんとした他人からの評価がほしいのか?

[大文字]一体、なんなんだよ‼[/大文字]

夜中なのに叫んでしまった
急にあたりが静かになる。

頭上になにか光が飛んだ気がした
上を見ると星が流れている
流星群

ああ、あの日も流れ星あったっけ...。

あの日とは、私が今までで一番死にたいと思ったときだ。
すべてのことを家族にも親友にも否定されたときだ
「生きるのってつらいよね〜」
そんなLINEが送られてきた

その子も学校のことで悩んでいると教えてくれた
やっとわかり会える、同じ気持ちのヒトがいる。と思った
嬉しかった

でも私はこの目でしっかり見た

「あいつ、キモくない?生きるの辛いとかずーっと言ってるんだよw  マジこっちが合わせてやてるんだから感謝しろよって感じ〜」

その子は違う友達とそんな事を話していた。
あいつ、あいつってきっと私のことだよね

私はその場から走って逃げた。

その時の空には流れ星があった。

そんなことを思い出しているうちにだんだんとベランダの奥へ奥へと進んでいた。

私は言った。
「私も君たちみたいに光れるかな?誰かに惹かれるようになれるかな?」
そのとき悟った

私は[打消し]光りたかった。[/打消し][打消し]輝きたかった。[/打消し]それだけ

ふと一瞬目を閉じた後、視界の全体が空になった
星がたくさん。
まるですべての星が私に注目しているように。



あれ?...。なんだろう
急な背中の痛みを感じた
そして全身が冷たい。

でも相変わらず星はわたしに[大文字]チュウモク[/大文字]している。
あ〜そういうことか。
ふふっ...。

街灯のヒカリが赤い水を更に光らせる
これで私も光れたのかな...?

視界がくすむ..。
だんだん星が少なくなる
いかないで、行かないで。
まだ笑っていてよ...!

せっかくここでは輝けたのになんで。なんで...。


これは夏の始まる少し前梅雨が終わり偶然涼しくなったある日

[大文字]少女は他人に惹かれたいがために光ろうとした。[/大文字]

作者メッセージ

読んでくださりありがとうございます。
星って綺麗ですよね~。悲しめですよね。たまにいろいろ工夫してたんですけど気づいていただけたでしょうか?なんかオリジナル小説の方が人気がいい...!オリジナルの小説増やしてこかな
オリジナルばっか出してるんでそろそろ続編書かなきゃ!

2024/07/25 21:50

ばけねこ
ID:≫ 6iaOgdyE7JnB.
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