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アベルさんが大好きすぎる作者の奇行です。
ご注意を。
アベルさんはお酒に弱い
ことの発端は私たちのチャンネル登録者数が100万を突破したお祝いだった。
1回目は2人と一匹で細々とお祝いしたのだが(もちろんお祝いの動画はあげた)、仲良くさせていただいてる活動者さんが、『ぼくたちともお祝いしよう!』的なことを言い始めたのだ。
アベルは乗り気だし私もまんざらではなかったので、ありがたくお祝いされることにした。
だがそれが間違いだった。
お祝いする場所は、まさかの居酒屋。私はアベルがお酒に強くないのを知っていたから、全力で飲むのはやめろと訴えたのだが……
「ちょっとくらいならだいじょぶだって!」
それにせっかくお祝いの席で飲まないのも悪いし、という言葉に丸め込まれ、結局飲むことになってしまったのだ。
アベルは一杯目から酔いが回りはじめ、二杯目では完全に酔っ払い状態だった。
飲むのが遅かったから間にそれなりに会話はできていたが……二杯目のグラスが空になる頃にはもうダメだ。呂律が回っていない。しっかりしろアホ毛チキン。
そしてほぼ寝ている状態になったのが現状だ。
「ちょっとー??アベルン?」
「う〜…なぁ、に?」
ほんのり紅潮した頬。ただでさえ普段からエッ…げふんげふん。色々とアレなのに酒が回ったらもうだめだ。人が死ぬ。
「ッ‼︎」
ほら言わんこっちゃない。
「にしてもアテネさん全然酔わないね〜今何杯目?」
「8」
あと半分といったところのお酒を揺らしながら私は答えた。
「すごい」
「あてねはおしゃけ、つよいよねぇ〜」
相変わらず呂律の回っていない口で、アベルも相槌を打った。可愛い。
「はいはい。もう帰るわよ」
今すぐにでも抱きたいという気持ちをおくびにも出さず、酔い潰れているアベルを引っ張った。
「えーもう帰っちゃうの?」
「流石にコイツこのまま放置はまずいでしょ」
私の言葉の意味に気づいた一部の活動者さん全力でうなづいている。そして意味に気づけない愚か者どもは頭の上に疑問符を浮かべた。
「あ、お金」
「あー?いーよいーよ。俺らの奢りにしといて」
私が財布を出そうとすると、先輩活動者さんに止められた。
「いや、流石に奢ってもらうのは…こういう会を開いていただけでもありがたいのに……」
「いーのいーの。アテネちゃんは先帰ってあべるんの介抱したげて」
…みな、優しい人ばかりだ。ここはお言葉に甘えさせていただこう。
「ありがとう、ございます」
精一杯の感謝の言葉を伝え、もはや寝ているアベルを姫抱きにして、私は居酒屋の暖簾を潜った。
後ろから『ウッソまじで⁉︎』『公式かよ‼︎』と叫び声が聞こえた気がするが気のせいだろう。
「あーーもうだから飲むなって言ったのに……」
私が苦言を呈しても、コイツは比較的整った呼吸を繰り返すだけで何も言わない。
「もう……明日の夜、覚悟しておきなさいよ?」
私の忠告を聞かなかったこと、後悔させてあげると付け足せば、アベルの方が跳ね、すでに紅潮している頬がさらに赤くなったような気がした。
(アンタの身体の心配なんてしてやんないんだから!)
1回目は2人と一匹で細々とお祝いしたのだが(もちろんお祝いの動画はあげた)、仲良くさせていただいてる活動者さんが、『ぼくたちともお祝いしよう!』的なことを言い始めたのだ。
アベルは乗り気だし私もまんざらではなかったので、ありがたくお祝いされることにした。
だがそれが間違いだった。
お祝いする場所は、まさかの居酒屋。私はアベルがお酒に強くないのを知っていたから、全力で飲むのはやめろと訴えたのだが……
「ちょっとくらいならだいじょぶだって!」
それにせっかくお祝いの席で飲まないのも悪いし、という言葉に丸め込まれ、結局飲むことになってしまったのだ。
アベルは一杯目から酔いが回りはじめ、二杯目では完全に酔っ払い状態だった。
飲むのが遅かったから間にそれなりに会話はできていたが……二杯目のグラスが空になる頃にはもうダメだ。呂律が回っていない。しっかりしろアホ毛チキン。
そしてほぼ寝ている状態になったのが現状だ。
「ちょっとー??アベルン?」
「う〜…なぁ、に?」
ほんのり紅潮した頬。ただでさえ普段からエッ…げふんげふん。色々とアレなのに酒が回ったらもうだめだ。人が死ぬ。
「ッ‼︎」
ほら言わんこっちゃない。
「にしてもアテネさん全然酔わないね〜今何杯目?」
「8」
あと半分といったところのお酒を揺らしながら私は答えた。
「すごい」
「あてねはおしゃけ、つよいよねぇ〜」
相変わらず呂律の回っていない口で、アベルも相槌を打った。可愛い。
「はいはい。もう帰るわよ」
今すぐにでも抱きたいという気持ちをおくびにも出さず、酔い潰れているアベルを引っ張った。
「えーもう帰っちゃうの?」
「流石にコイツこのまま放置はまずいでしょ」
私の言葉の意味に気づいた一部の活動者さん全力でうなづいている。そして意味に気づけない愚か者どもは頭の上に疑問符を浮かべた。
「あ、お金」
「あー?いーよいーよ。俺らの奢りにしといて」
私が財布を出そうとすると、先輩活動者さんに止められた。
「いや、流石に奢ってもらうのは…こういう会を開いていただけでもありがたいのに……」
「いーのいーの。アテネちゃんは先帰ってあべるんの介抱したげて」
…みな、優しい人ばかりだ。ここはお言葉に甘えさせていただこう。
「ありがとう、ございます」
精一杯の感謝の言葉を伝え、もはや寝ているアベルを姫抱きにして、私は居酒屋の暖簾を潜った。
後ろから『ウッソまじで⁉︎』『公式かよ‼︎』と叫び声が聞こえた気がするが気のせいだろう。
「あーーもうだから飲むなって言ったのに……」
私が苦言を呈しても、コイツは比較的整った呼吸を繰り返すだけで何も言わない。
「もう……明日の夜、覚悟しておきなさいよ?」
私の忠告を聞かなかったこと、後悔させてあげると付け足せば、アベルの方が跳ね、すでに紅潮している頬がさらに赤くなったような気がした。
(アンタの身体の心配なんてしてやんないんだから!)
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