閲覧前に必ずご確認ください
微エロかも。そんなにないと思うけどね。
でもぼく微エロが性癖みたいなとこあるんで。
甘ったるい恋は胸焼けがするから。【勇者パーティー100人できるかな☆】
「ぼくさ、好きな人がいるんだ」
唐突すぎるだろ、とツッコミたかったのに、俺の口からは掠れた相槌しか出なかった。
「……誰なんだ?」
やっと口に出せたと思ったら、それは言おうと思ったこととは違うものだった。
「えーークレイぼくの恋バナに興味あるのー?」
ないと言ったら嘘になるな。だって。
「ない」
あぁ…なんでこの口は思ったことと違うことを言うのだろう。
「えーー嘘でもあるって言ってよーーー‼︎」
きゃんきゃん喚くコイツは、男にしては綺麗すぎるし女にしては丸みというか可愛さというかがない。
本当に中性的だ。
てか人間なのだろうか。天使とか、神様とかの化身なんじゃないだろうか。
そんな馬鹿なことを考えるくらいには、俺はコイツに惚れきっていた。
「はいはい。興味あるぞ」
「棒すぎない⁉︎」
「話したいんだろ、さっさと話せよ」
俺がそう促せば、まさにきらきらという効果音がつきそうな顔をして、眩しい笑顔で話し始めた。
「えっとねーツンデレだけどー実は仲間思いでね?ぼくに気づかないところで優しくしてくれるんだ!」
ソイツのことを話すセラの顔が本当に嬉しそうで、楽しそうで、胸の中にどろどろとした感情が生まれた。
「へぇ…で?ソイツ、誰なんだ?」
まずい、と思った。
自然と声が低くなっていた。
「んふふふ〜なぁいしょ!」
人差し指を口元に当てて、にんまりとセラは笑った。
「___告白、しないのか?」
なんでこんなこと聞いたんだろう。
すると、セラの表情が暗くなった。
「いったら、嫌われちゃうから。きっと、ぼくのこと、そんな目で見てないよ」
あぁ…そんなんでお前のことを嫌いになるやつなんか、やめてしまえばいいのに。
そして、俺にしてしまえばいいのに。
「だから、一生片想いでいるよ」
その言葉を聞いた瞬間、反射的に体が動いた。
細い手首を掴んで、ベットの方に押し倒す。
「え、ちょッ⁉︎」
押し倒した衝撃で、いつもコイツの首元を隠していた赤いマフラーがずれた。
が、この際どうでもいいそのまま強引に口付けをした。
「ん⁉︎んーー!んーーーぅ」
唐突に口を塞がれたことへの焦りを表してる気がしなくもないが、口を塞いでるので言語化していない。
「んっ…ぅ…ん……ぅ」
水音だけが宿屋の部屋に響く。
しばらく口内を荒らしていたらそれらしい反抗もして来なくなった。
「_____っはぁ!」
口と共に拘束していた手を離してやると、セラは起き上がり、大きく息を吸った。
「ねぇ、クレイ」
一呼吸してからセラはさっきまで犯されそうになっていたヤツの声とは思えないほど、比較的落ち着いた声をして言った。
「ぼくのこと…好き?」
「……好きでもないやつにキスなんてすると思うか?」
俺がそう言うと、セラはにっこりと笑った。
「よかった」
何が、という前にセラの方がしゃべった。
「ぼくの好きな人はね、きみだよ。クレイ」
先ほどの笑みとは違い、妖艶に笑うセラの顔にぞくりとした。
「えへへ、きみも、ぼくのこと好きだったんだぁ」
「よかった」
「ふふ」
セラは勝手に自己完結しているようだが、俺は現在進行形でよくわかっていない。
「は?セラは最初から俺のこと言ってたってこと?」
「んふふ。そぉだよ。かわいーなぁ」
おいさっきまでの向日葵みたいな雰囲気はどうした。
にまにまと妖しく笑うセラは勇者というより、魔王のような空気感を纏っていた。
「ね、続き、やらないの?」
人差し指を湿った唇に当てて、三日月に瞳を歪めながらセラは言った。
これは、誘ってるな。
「……覚悟は?」
「もちろんあるよ。なんならリードしたげようか?」
「俺の方が年上だ」
「んふっ」
据え膳食わぬは男の恥というもの。さっきより力を込めてセラを押し倒した。
(全部、ぼくの手のひらの上なの、気づいてないのかなぁ)
クレイの好意に気づいていながら、わざと不安を煽るような言い方をしたのも、きみがそう動くように煽ったのも、全部、ぼくの作戦なのになぁ。
なんて、言わぬが仏かな。
やっと実った恋なんだから、大事にしなきゃ。
甘ったるい恋じゃないけど、甘すぎると胸焼けしちゃうからね。
このくらい苦くて丁度いい。
Fin.
唐突すぎるだろ、とツッコミたかったのに、俺の口からは掠れた相槌しか出なかった。
「……誰なんだ?」
やっと口に出せたと思ったら、それは言おうと思ったこととは違うものだった。
「えーークレイぼくの恋バナに興味あるのー?」
ないと言ったら嘘になるな。だって。
「ない」
あぁ…なんでこの口は思ったことと違うことを言うのだろう。
「えーー嘘でもあるって言ってよーーー‼︎」
きゃんきゃん喚くコイツは、男にしては綺麗すぎるし女にしては丸みというか可愛さというかがない。
本当に中性的だ。
てか人間なのだろうか。天使とか、神様とかの化身なんじゃないだろうか。
そんな馬鹿なことを考えるくらいには、俺はコイツに惚れきっていた。
「はいはい。興味あるぞ」
「棒すぎない⁉︎」
「話したいんだろ、さっさと話せよ」
俺がそう促せば、まさにきらきらという効果音がつきそうな顔をして、眩しい笑顔で話し始めた。
「えっとねーツンデレだけどー実は仲間思いでね?ぼくに気づかないところで優しくしてくれるんだ!」
ソイツのことを話すセラの顔が本当に嬉しそうで、楽しそうで、胸の中にどろどろとした感情が生まれた。
「へぇ…で?ソイツ、誰なんだ?」
まずい、と思った。
自然と声が低くなっていた。
「んふふふ〜なぁいしょ!」
人差し指を口元に当てて、にんまりとセラは笑った。
「___告白、しないのか?」
なんでこんなこと聞いたんだろう。
すると、セラの表情が暗くなった。
「いったら、嫌われちゃうから。きっと、ぼくのこと、そんな目で見てないよ」
あぁ…そんなんでお前のことを嫌いになるやつなんか、やめてしまえばいいのに。
そして、俺にしてしまえばいいのに。
「だから、一生片想いでいるよ」
その言葉を聞いた瞬間、反射的に体が動いた。
細い手首を掴んで、ベットの方に押し倒す。
「え、ちょッ⁉︎」
押し倒した衝撃で、いつもコイツの首元を隠していた赤いマフラーがずれた。
が、この際どうでもいいそのまま強引に口付けをした。
「ん⁉︎んーー!んーーーぅ」
唐突に口を塞がれたことへの焦りを表してる気がしなくもないが、口を塞いでるので言語化していない。
「んっ…ぅ…ん……ぅ」
水音だけが宿屋の部屋に響く。
しばらく口内を荒らしていたらそれらしい反抗もして来なくなった。
「_____っはぁ!」
口と共に拘束していた手を離してやると、セラは起き上がり、大きく息を吸った。
「ねぇ、クレイ」
一呼吸してからセラはさっきまで犯されそうになっていたヤツの声とは思えないほど、比較的落ち着いた声をして言った。
「ぼくのこと…好き?」
「……好きでもないやつにキスなんてすると思うか?」
俺がそう言うと、セラはにっこりと笑った。
「よかった」
何が、という前にセラの方がしゃべった。
「ぼくの好きな人はね、きみだよ。クレイ」
先ほどの笑みとは違い、妖艶に笑うセラの顔にぞくりとした。
「えへへ、きみも、ぼくのこと好きだったんだぁ」
「よかった」
「ふふ」
セラは勝手に自己完結しているようだが、俺は現在進行形でよくわかっていない。
「は?セラは最初から俺のこと言ってたってこと?」
「んふふ。そぉだよ。かわいーなぁ」
おいさっきまでの向日葵みたいな雰囲気はどうした。
にまにまと妖しく笑うセラは勇者というより、魔王のような空気感を纏っていた。
「ね、続き、やらないの?」
人差し指を湿った唇に当てて、三日月に瞳を歪めながらセラは言った。
これは、誘ってるな。
「……覚悟は?」
「もちろんあるよ。なんならリードしたげようか?」
「俺の方が年上だ」
「んふっ」
据え膳食わぬは男の恥というもの。さっきより力を込めてセラを押し倒した。
(全部、ぼくの手のひらの上なの、気づいてないのかなぁ)
クレイの好意に気づいていながら、わざと不安を煽るような言い方をしたのも、きみがそう動くように煽ったのも、全部、ぼくの作戦なのになぁ。
なんて、言わぬが仏かな。
やっと実った恋なんだから、大事にしなきゃ。
甘ったるい恋じゃないけど、甘すぎると胸焼けしちゃうからね。
このくらい苦くて丁度いい。
Fin.
クリップボードにコピーしました
通報フォーム
この小説の著作権はマイクラ大好きさんに帰属します
この小説は、題材となった原作、人物、それに関わる団体等と一切関係ありません