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 ちょっとぅ暴力表現あるかもぅ

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*参加型!* 魔法少女☆ロジカ・リジカ

#31

第三十話 信仰心、忠誠心

 魔法少女は悪だ。
 世間一般的に、魔法少女は『正義』なのだろう。でも僕...雪月昊はそうとは思えない。

 何故。それはリーダーから、”魔法少女によって幸福を奪われた人々が大勢いる”と教えられたからだ。

 幼い頃、僕だって正義のヒーローに憧れるような普通の感性があった。普通の生活、普通の家族。そんな、特に特筆するべきこともない、普通の人生。
 
 ___それが一変したのは、火事で家と家族を失った時のことだった。

 広がる赤、紅、朱。むせ返るほどの煙が、肺を侵していく感覚。ぐらぐらする頭で必死に考えて、その家から脱出した。
 皆が無事と信じて。

 結果、生き残ったのは僕だけだった。親しい親戚筋もおらず、僕は孤児院に預けられた。
「...は、ぁ」
 一夜にしてすべてを失った僕は、いつも心の拠り所を探していた。夜、不安で眠れない。火を見ると発作を起こす。
 まぁ、幸いなことに、同じような境遇の子供が多かったから、イジメられるということはなかった。
 そしてそんな僕に、転機が訪れる。

「昊くーん?お客様がお見えよォ」
 院の人に呼ばれ、僕は玄関へと向かった。
「あ、この子がその?」
 そこに居たのは、中性的な人と、のちのリーダー...サンサラだった。
「ほら、サヤカ、挨拶して?」
「...どうも」
 素っ気ない態度で挨拶する彼女を苦笑いしながら、その中性的な人は見つめた。
「あはー、ちょっと事情が事情でね...人見知りなんですケド...」
 人当たりがいい笑みを浮かべるその人。ひどい違和感を覚えたはずの顔は、もうよく覚えていない。
「えっと...昊くん、かな?」
「え、ぁはい!」
 急に名前を呼ばれてびっくりしたため、思ったより大きな声が出てしまった。
 その様子を、その人は元気だね、と優しく笑って、言った。
「うちの子になってくれない、かな?」

 そこが、僕の、キディアの始まりだった。





 僕は、その人の養子となった。名前は教えてくれないし、何をしているのかも、何をしたいのかも分からない。不思議な人だったが、次第に慣れていった。
 沙也香とも、歳が近いと言うこともあり、すぐ仲良くなった。僕は、心の拠り所を見つけたのだ。
 平和だった。ずっと続けばいいと思っていた。でも、ある日その人が教えてくれた事実によって、そんな平穏は崩れ去った。

「サヤカはね、魔法少女によってすべてを奪われたんだ」
「魔法少女...?」
 僕が聞くと、その人は優しく答えた。
「そう、魔法少女。ここ数年くらい、”魔人”って敵対組織と戦っていたんだけど...」
 度が過ぎた戦闘により、幸福を奪われた人がいること。その復讐のため、新しく組織を作ろうと思ってること。沙也香は、そこのリーダーになるということ。
 すべて教えられた。
「あぁ、キミを追い出すとか、キミも復讐に参加しろとかいう訳じゃないよ?」
「キミは自由に生きていい」
 そうやってその人は優しく笑った。だが、僕の答えはもう決まっている。

「僕も、その復讐に参加させてください」
 僕は、沙也香のことが大好きだった。彼女が救われるのなら、彼女のためなら、僕は何だって捧げられる。
「...そっか、ありがとう」
 そこから、僕は雪月昊ではなく、キディアとして生きることになったのだ。





「...リーダー」
「どうしたのじゃ、キディア」
 もう、優しい声で呼ばれないとしても。
「いえ、何でも」
 僕は、貴女のために生きたい。



 ...たとえ、瞳を失っても。
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作者メッセージ

 え、最後の更新から早一ヶ月????
 あ、どうもこんにちは。七月十日にて一周年を迎えるマイクラ大好きです(さらっと宣伝)
 ここからは更新頻度あげてきます...せめて二週に1回はしたい...
 あ、長編も考えていますので、ぜひお楽しみに!
 では次回、生きてたら!

2025/06/15 13:11

マイクラ大好き
ID:≫ 1i/SHtijT00Ts
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