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 ちょっとぅ暴力表現あるかもぅ

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*参加型!* 魔法少女☆ロジカ・リジカ

#30

第二十九話 無回答答案用紙

 俺は、”魔法少女に殺されかけた”らしい。らしいと言うのは、ちゃんとした記憶がないからである。もちろん、記憶を失った訳では無い。ただ、その”殺されかけた”という事実が、アルバムを見てるかのようにあやふやなのだ。もしかしたら、誰かに作られた記憶なのかもしれないし、実際そうなんだろう。

「…はぁ、」
 帰りたいなぁ、なんて考えながら、俺…ブレインこと内笹井浩人はアジト内を歩く。今日は、この魔人組織『シルヴェ・ノーラ』に忘れ物をしたので、取りに来ていた。
「ここ…ほんと広いなぁ」
 総人数500人を誇るシルヴェは、アジトもとんでもなく広い。確か、空間系の魔法を使う奴が色々広げてるんだっけか、なんてどうでもいいことを無駄にまわる頭で考えながら、俺は忘れ物を探す。
「さーて…どこに置いたっけかなぁ」
 外観とは違い、割と明るい廊下を辿る。いくつも部屋があるが、この階のものはそれぞれ、表世界に居場所がない者達の下宿場所だ。俺もここに住んでいる(一応幹部なので、実際は少し上の部屋なのだが)。
 聞かされた話によると、どうやら俺は家族を殺されたらしい。だから、このアジトに住んでいるのだとか。まぁこれも、アルバムのような記憶でしかないのだが。
 多分、俺は家族のことが嫌いだったんだろう。だって、話を聞かされても、何も思わなかったんだから。でも、リーダーと”ロード”に助けられたことは事実だ。あの時助けて貰わなければ、きっと、野垂れ死んでいただろう。



「お前、どうしたのじゃ?」
「あぁ…__『リーダー』」
 噂をすればなんとやら。我らがリーダー、サンサラが俺の前へと現れた。
「いや、忘れ物をしただけだ」
 俺がそう答えると、サンサラはそうか、とだけ返答した。
「じゃ、それだけじゃ」
 そう言うと、彼女は長い髪を揺らしながら、ひらりと手を振ってどこかへと行ってしまった。その後ろ姿を見送った後、俺も一人ごちる。
「…さっさと見つけて寝よう」
 多分、もう一つ上の階にある。



 先程の宿泊階から階段を上がったここにあるのは、それぞれのグループの実験室といくつかの会議室、そして通信室だ。
「最後に使ったのは…あった」
 第一会議室。この前寄った時、置いてきてしまったんだ。ガチャリと音を立てて、俺は会議室のドアを開く。
「どこだ…?」
 あたりに広がるのは会議テーブルと大量の椅子。さて、見つかりやすいところにあるだろうか。面倒だとは思うが、ないと困るのも事実。骨が折れるな、なんて考えながら、俺は忘れ物を探し始めた。



「あった……!」
 会議室の椅子の一つに、俺の忘れ物__スマートフォンが乗っていた。手に取ろうとした瞬間、丁度ピロンと通知音がなる。
「…音々か」
 去年、死のうとしてるところを気まぐれで救った少女だ。今も、たまに連絡をとる。
「…ふっ、」
 画面に映るのは、『毎日楽しい』と嬉しそうな文字列。思わず、笑みがこぼれる。なんて返そうか、なんて考えるのが楽しい。俺の言葉で一喜一憂する彼女が、面白くて、愛おしくて、仕方なかった。

 もし、俺が普通の男子高校生で、彼女と出会えていたら。

 なんて、ありもしない幻想を思い描きながら、俺は階段を降りる。救ってもらった恩を、返さねばならない。たとえそれが、悪と言われているものでも。でも、もし許されるのなら___
 …無駄にいいこの頭でも、出ない答えは出ないものだ。

「寝よう…」

 少し気怠い身体を引きずりながら、俺はこの上にある自室へと続く階段を上がっていった。
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作者メッセージ

 えーー…前回の更新が一ヶ月前という……え、嘘でしょ!?!?
 ということで、復帰後多分初まほろりです!!!!終わった!!!!良かった!!!
 次回はキディアです!その次は…新キャラ魔法少女か魔人かなぁ…どっちがいいですかね!?
 それとも魔人の過去続行か…
 感想・考察などくださると飛び上がります!では次回!生きてたら〜!

2025/04/21 18:06

マイクラ大好き
ID:≫ 1i/SHtijT00Ts
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