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ちょい暴力表現あります。
「おぉ...!」
次のエリアは沼地だった。地面は所々穴が空いていて、そこから水面が覗いている。
全体的に青緑色で、神秘的だ。頭上では、クリスタル?のようなものが垂れ下がっていて、ここがどこか異世界なのではないかと錯覚してしまいそうなほど美しい。
「...きれー」
「でしょ?」
ネロはどこか得意気だ。なぜだろうか。
そして一つ。気になっていたことを聞く。
「あの...クリスタル?みたいなの...なぁに?すっごく綺麗だけど...」
「あぁ、あれは...」
ネロは上を指差しながら続ける。
「モンスターから溢れ出した魔力が集まってできたものだよ」
言わば、魔力の結晶だと、ネロは笑う。
「へぇ...」
「え!?」
確か、モンスターにとって魔力は生命力と等しいものだと、ネロが言っていた。
その魔力が溢れ出るなんて...ここのモンスターは瀕死...あるいはもう居ないのだろうか。気になって、ネロに問い掛ける。
「ここ...モンスターいるの?」
「いるよ」
ネロの発言に目を見開く。
「え、なんで?ここだと、魔力が溢れ出ちゃうんでしょ?」
「いや...別に魔力が溢れ出ちゃうって訳じゃないんだけど...」
ネロはそこまで言うと一度ため息をつき、再度話しはじめた。
「ここには、魔力を放出する植物があってね。そこから出た魔力をモンスターが吸収して、器に入りきらなかった魔力が溢れ出て、クリスタルの”芽”に取り込まれて...って感じ」
「その植物ってどうやってできるの?」
ボクは沼地を歩きながら聞いた。
「クリスタルから液体が溶け出てるでしょ?あれが魔力。その魔力が地面に落ちて、植物の芽が生えるんだ」
こんなところでも、生命は廻っている。
「そうやって、『循環』してるんだね」
ボクがそういうと、ネロはにこっと笑った。
「そういうこと」
そこで一旦会話は終了し、ボク達しばらくの間無言で歩いた。
*ピピッ
「!!」
久しぶりな気がするエンカウント。そう、モンスターが現れたのだ。
「えーと...ネロ、このモンスターは?」
ボクが聞くと、ネロはくるくると人差し指を回しながら口を開く。
「このモンスターは~って、コマンドで見ればいいじゃん」
教えてくれたっていいのに、と内心悪態をつきながら、ボクはためらいなく『こうげき』コマンドを押した。
次のエリアは沼地だった。地面は所々穴が空いていて、そこから水面が覗いている。
全体的に青緑色で、神秘的だ。頭上では、クリスタル?のようなものが垂れ下がっていて、ここがどこか異世界なのではないかと錯覚してしまいそうなほど美しい。
「...きれー」
「でしょ?」
ネロはどこか得意気だ。なぜだろうか。
そして一つ。気になっていたことを聞く。
「あの...クリスタル?みたいなの...なぁに?すっごく綺麗だけど...」
「あぁ、あれは...」
ネロは上を指差しながら続ける。
「モンスターから溢れ出した魔力が集まってできたものだよ」
言わば、魔力の結晶だと、ネロは笑う。
「へぇ...」
「え!?」
確か、モンスターにとって魔力は生命力と等しいものだと、ネロが言っていた。
その魔力が溢れ出るなんて...ここのモンスターは瀕死...あるいはもう居ないのだろうか。気になって、ネロに問い掛ける。
「ここ...モンスターいるの?」
「いるよ」
ネロの発言に目を見開く。
「え、なんで?ここだと、魔力が溢れ出ちゃうんでしょ?」
「いや...別に魔力が溢れ出ちゃうって訳じゃないんだけど...」
ネロはそこまで言うと一度ため息をつき、再度話しはじめた。
「ここには、魔力を放出する植物があってね。そこから出た魔力をモンスターが吸収して、器に入りきらなかった魔力が溢れ出て、クリスタルの”芽”に取り込まれて...って感じ」
「その植物ってどうやってできるの?」
ボクは沼地を歩きながら聞いた。
「クリスタルから液体が溶け出てるでしょ?あれが魔力。その魔力が地面に落ちて、植物の芽が生えるんだ」
こんなところでも、生命は廻っている。
「そうやって、『循環』してるんだね」
ボクがそういうと、ネロはにこっと笑った。
「そういうこと」
そこで一旦会話は終了し、ボク達しばらくの間無言で歩いた。
*ピピッ
「!!」
久しぶりな気がするエンカウント。そう、モンスターが現れたのだ。
「えーと...ネロ、このモンスターは?」
ボクが聞くと、ネロはくるくると人差し指を回しながら口を開く。
「このモンスターは~って、コマンドで見ればいいじゃん」
教えてくれたっていいのに、と内心悪態をつきながら、ボクはためらいなく『こうげき』コマンドを押した。