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ちょっとぅ暴力表現あるかもぅ
あたしの家庭は父子家庭だった。お父さんの顔しか知らない。そしてお父さんは、どうやらあたしの本当の家族じゃないらしい。あたしを産んだお母さんの、不倫相手の男の子供。
そんなあたしを育てているお父さんは、いったい何を思っているのか、時々不安になる。もしかしたら、あたしなんて邪魔でしかなくて、本当は捨てたいのかもしれない。あたしがいるから、再婚もできずに__
夜中、そういったことを考えることが多々ああった。でも、最近はない。
最近は、すっごく楽しいんだ。中学2年生に進級して、音々と真霊と友達になれて。…いじめられることも、なくなって。
あたしは、昔から人付き合いが苦手だった。キョリカン?がわからなくて。男の子とか、いろんな人に話しかけてたら、『尻軽女』って呼ばれて、女の子から避けられるようになった。話しかけられなくなって、話しかけても無視されるようになって。最初は、何か悪いことしちゃったのかな?って思ってたけど、あたしバカだからさぁ、考えてもわかんなくて。
気づいたら、ノートがなくなってた。
移動教室の後で、あたしが戻ってきたら、国語のノートがなかった。次の時間は国語だったから、必死で探したよ。誰も手伝ってくれなかったから、ひとりで。準備時間なんてさほどないから、死ぬ気で探した。そしたら、あったんだ。
別の教室の、ゴミ箱の中に。
開いてみたら、ページがビリビリに破かれてて、マジックペンで落書きがしてあった。『しね』とか、『キモい』とか、『消えろ』とか。
場違いながら、いつやったんだろう、なんて考えてた。人ってさ、絶望すると思考が止まるんじゃなくて、現実逃避するみたい。
「あは…は…」
その後の授業は、ノートをなくしたと言って乗り越えた。後ろから、くすくすと笑う声が聞こえた気がした。
いつ終わるかわからないいじめの恐怖に怯えながら、あたしは1年間過ごした。夏休み、冬休み、と、もしかしたら新学期はいじめがないかも、なんて淡い期待を抱きながら、あたしは生きてきた。何度も死のうと思った。でも、死ねなかった。明日こそは、なんて期待が、あたしを引き止めた。
これが、中学一年生の時のこと。
ずるずる生きてきて、中学二年生。そのころはもう、期待するなんてやめていた。張り出されていたクラス表を一瞥して、クラスに入ったんだ。
すとんと席について、周りから目を背けるように机に突っ伏した。喧騒が、あたしだけを置いていく。現実逃避のために舐めていた飴は、なんの味もしなかった。
もうこのまま、飴玉のように溶けて消えてしまいたい。そう考えて、目を瞑ろうとした時だった。
「ねぇ、おはよ!どしたの?眠いの?」
明るい声によって、あたしは起き上がった。
「…え?」
金髪ツインテールの、可愛らしい女の子。いかにも陽キャ女子っていう、あたしの苦手なタイプ。
「いや、だって机に突っ伏してたし…眠いのかなって」
「う…え、いや…違うけど」
彼女の言葉を、やんわりと否定する。
「そう?ならよかった!」
そう言って、その少女はにこやかな笑みを浮かべた。
「わたしは七瀬音々だよ!しばらくこの席だし、隣だね!」
「あなたの名前は?」
向けられる、悪意のない笑顔。
「あた、しは…」
「四条…美海だよ!」
久しぶりに、普通の笑顔を作れた。
「でねー、みうはどう思う?」
「えー?あたしはぁ___」
音々とは、すごく仲良くなった。あたしのこの癖も受け入れてくれて、友達…いや、親友になってくれて。いじめも、なくなって。その後、真霊とも仲良くなって。
今は、色々とアレだけど…あたしは、あの時死ななくてよかったって思ってるよ。
そんなあたしを育てているお父さんは、いったい何を思っているのか、時々不安になる。もしかしたら、あたしなんて邪魔でしかなくて、本当は捨てたいのかもしれない。あたしがいるから、再婚もできずに__
夜中、そういったことを考えることが多々ああった。でも、最近はない。
最近は、すっごく楽しいんだ。中学2年生に進級して、音々と真霊と友達になれて。…いじめられることも、なくなって。
あたしは、昔から人付き合いが苦手だった。キョリカン?がわからなくて。男の子とか、いろんな人に話しかけてたら、『尻軽女』って呼ばれて、女の子から避けられるようになった。話しかけられなくなって、話しかけても無視されるようになって。最初は、何か悪いことしちゃったのかな?って思ってたけど、あたしバカだからさぁ、考えてもわかんなくて。
気づいたら、ノートがなくなってた。
移動教室の後で、あたしが戻ってきたら、国語のノートがなかった。次の時間は国語だったから、必死で探したよ。誰も手伝ってくれなかったから、ひとりで。準備時間なんてさほどないから、死ぬ気で探した。そしたら、あったんだ。
別の教室の、ゴミ箱の中に。
開いてみたら、ページがビリビリに破かれてて、マジックペンで落書きがしてあった。『しね』とか、『キモい』とか、『消えろ』とか。
場違いながら、いつやったんだろう、なんて考えてた。人ってさ、絶望すると思考が止まるんじゃなくて、現実逃避するみたい。
「あは…は…」
その後の授業は、ノートをなくしたと言って乗り越えた。後ろから、くすくすと笑う声が聞こえた気がした。
いつ終わるかわからないいじめの恐怖に怯えながら、あたしは1年間過ごした。夏休み、冬休み、と、もしかしたら新学期はいじめがないかも、なんて淡い期待を抱きながら、あたしは生きてきた。何度も死のうと思った。でも、死ねなかった。明日こそは、なんて期待が、あたしを引き止めた。
これが、中学一年生の時のこと。
ずるずる生きてきて、中学二年生。そのころはもう、期待するなんてやめていた。張り出されていたクラス表を一瞥して、クラスに入ったんだ。
すとんと席について、周りから目を背けるように机に突っ伏した。喧騒が、あたしだけを置いていく。現実逃避のために舐めていた飴は、なんの味もしなかった。
もうこのまま、飴玉のように溶けて消えてしまいたい。そう考えて、目を瞑ろうとした時だった。
「ねぇ、おはよ!どしたの?眠いの?」
明るい声によって、あたしは起き上がった。
「…え?」
金髪ツインテールの、可愛らしい女の子。いかにも陽キャ女子っていう、あたしの苦手なタイプ。
「いや、だって机に突っ伏してたし…眠いのかなって」
「う…え、いや…違うけど」
彼女の言葉を、やんわりと否定する。
「そう?ならよかった!」
そう言って、その少女はにこやかな笑みを浮かべた。
「わたしは七瀬音々だよ!しばらくこの席だし、隣だね!」
「あなたの名前は?」
向けられる、悪意のない笑顔。
「あた、しは…」
「四条…美海だよ!」
久しぶりに、普通の笑顔を作れた。
「でねー、みうはどう思う?」
「えー?あたしはぁ___」
音々とは、すごく仲良くなった。あたしのこの癖も受け入れてくれて、友達…いや、親友になってくれて。いじめも、なくなって。その後、真霊とも仲良くなって。
今は、色々とアレだけど…あたしは、あの時死ななくてよかったって思ってるよ。
- 1.第0話 序章
- 2.第一話 魔法少女⁉︎私が⁉︎
- 3.第二話 魔法少女☆ネネ・ロジカ
- 4.第三話 初 魔人戦⁉︎
- 5.第四話 新たな仲間⁉︎
- 6.第五話 新しい魔法少女!マレカ・ロジカ☆
- 7.第六話 新たな敵⁉︎魔人 ブレイン‼︎
- 8.第七話 魔人ブレイン戦‼︎‼︎
- 9.第八話 魔人ブレイン戦‼︎‼︎Part2
- 10.第九話 赤 桃色 兎
- 11.第十話 帰ってきたよ!魔法少女さん!
- 12.第十一話 また新たなマスコット⁉︎
- 13.第十二話 えええ⁉︎新たな魔法少女⁉︎って美海〜〜!?!?
- 14.第十三話 新たな魔法少女!!ミウ・ロジカ☆
- 15.第十四話 魔物vsミウ・ロジカ!
- 16.第十五話 シルヴェノーラside
- 17.第十六話 シルヴェノーラside:Part2.
- 18.第十七話 珍しく平和回!(いや別にそんな平和でもないよ??)
- 19.第十八話 みんなとお出かけ…って魔人〜〜!⁉︎
- 20.第十九話 *****。
- 21.第二十話 病室 少女。
- 22.第二十一話 悲哀 喧騒。
- 23.第二十二話 おかえり真霊!
- 24.第二十三話 *M・L*Decision*
- 25.第二十四話 魔人達の報告会
- 26.第二十五話 妖精達の朝。
- 27.第二十六話 恋する乙女は可愛いのです!
- 28.第二十七話 貴女に尽くす理由。
- 29.第二十八話 あめのいろ
- 30.第二十九話 無回答答案用紙
- 31.第三十話 信仰心、忠誠心
- 32.第三十一話 日常 Ver.Megalo
- 33.第三十二話 日常 Ver.Sylve
- 34.第三十三話 Lost・Girls