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わー
夢と希望大好き。MEGALOVANIAも好き。フィナーレも大好き。みんな好き。
最初に落ちてきたニンゲンとフリスクが駄弁るだけ
「…だれ」
暖かな、でもどこか寂しさを含むホーム。そこでぼくは目の前の鏡に語りかけていた。いや、正確には鏡の中に映る、自分の背後にいる少年(もしくは少女)に、だが。
「さぁ、誰だろうね?」
そのニンゲンは答えをはぐらかした。
「…教えてよ」
気味悪いしさ、とぼくが言うと、ソイツは心外だ、と言わんばかりに目を丸くした。
「ひどいなァ……仕方ない、教えたげるよ」
「わたしは最初に落ちてきた人間、キャラと呼んでくれ」
特徴的な赤いほっぺをきゅっと引き上げて、ソイツ…キャラは笑った。
「最初に、落ちてきたニンゲン」
ここに来る前、モンスターからの話で聞いた…
「そそ、そのニンゲンだよ」
ナチュラルに心読むのやめてほしい……
「仕方ないじゃん、読めちゃうんだよ」
「わたしのソウルがキミの中に入ってるんだ」
意味わかんないし……
「理解してくれなくて構わないよ」
わたしも解っていないんだ、とキャラは笑った。
「なんで急にぼくの目の前に現れたの?」
今までなんともなかったのに、と呟くと、キャラは少し唸ってから答えた。
「わたしにもわからないんだ。もう物語が終わるからなのか…鏡を通したからなのか…」
「…そっか」
「ま、こうやってキミと直で話せたし、ラッキーだったかな」
あは、とキャラは笑った。だが、少し気になることがある。
「“直“で…?」
「そうそう、直で」
直じゃない時があったのだろうか。
「キミ、バトルとか、調べ物とかの時、ナレーションあったでしょ?」
「あったけど…」
ここに落ちた時から聞こえてきて…結構不思議だったんだよね。
「あれわたし」
「え」
「キミまだちっちゃいだろ?教えたげようと思って」
わたしやっさしー、とキャラはニコニコしながら言った。
「えーと…ありがとう?」
ぼくがそういうと、キャラは微笑みながらうんうんと頷いた。
「さて、ここら辺で無駄話は終わろうか」
キミは進まなきゃいけない。
「え…お別れ、なの?」
「いーや?違うさ。これからもキミの旅に寄り添う」
それに…とキャラは含みを持たせた声で続ける。
「近々、本当に会うことになるだろうしね」
ほら、先に進もう、とキャラはにっこり笑った。
*ふりかえる
*なにもない
*どうやら ただのカンチガイだった みたいだ
*END
暖かな、でもどこか寂しさを含むホーム。そこでぼくは目の前の鏡に語りかけていた。いや、正確には鏡の中に映る、自分の背後にいる少年(もしくは少女)に、だが。
「さぁ、誰だろうね?」
そのニンゲンは答えをはぐらかした。
「…教えてよ」
気味悪いしさ、とぼくが言うと、ソイツは心外だ、と言わんばかりに目を丸くした。
「ひどいなァ……仕方ない、教えたげるよ」
「わたしは最初に落ちてきた人間、キャラと呼んでくれ」
特徴的な赤いほっぺをきゅっと引き上げて、ソイツ…キャラは笑った。
「最初に、落ちてきたニンゲン」
ここに来る前、モンスターからの話で聞いた…
「そそ、そのニンゲンだよ」
ナチュラルに心読むのやめてほしい……
「仕方ないじゃん、読めちゃうんだよ」
「わたしのソウルがキミの中に入ってるんだ」
意味わかんないし……
「理解してくれなくて構わないよ」
わたしも解っていないんだ、とキャラは笑った。
「なんで急にぼくの目の前に現れたの?」
今までなんともなかったのに、と呟くと、キャラは少し唸ってから答えた。
「わたしにもわからないんだ。もう物語が終わるからなのか…鏡を通したからなのか…」
「…そっか」
「ま、こうやってキミと直で話せたし、ラッキーだったかな」
あは、とキャラは笑った。だが、少し気になることがある。
「“直“で…?」
「そうそう、直で」
直じゃない時があったのだろうか。
「キミ、バトルとか、調べ物とかの時、ナレーションあったでしょ?」
「あったけど…」
ここに落ちた時から聞こえてきて…結構不思議だったんだよね。
「あれわたし」
「え」
「キミまだちっちゃいだろ?教えたげようと思って」
わたしやっさしー、とキャラはニコニコしながら言った。
「えーと…ありがとう?」
ぼくがそういうと、キャラは微笑みながらうんうんと頷いた。
「さて、ここら辺で無駄話は終わろうか」
キミは進まなきゃいけない。
「え…お別れ、なの?」
「いーや?違うさ。これからもキミの旅に寄り添う」
それに…とキャラは含みを持たせた声で続ける。
「近々、本当に会うことになるだろうしね」
ほら、先に進もう、とキャラはにっこり笑った。
*ふりかえる
*なにもない
*どうやら ただのカンチガイだった みたいだ
*END
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