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ちょい暴力表現あります。
勇者様の葬儀には、たくさんの人が来た。
今日だけで数万人。後三日間やるらしい。
本当に多くの人を救ってきたんだなぁ。そう考えながら、参列している人を眺める。
母様に連れられ、ボクもその式に来ていた。
いや、連れられなくてもきていただろうな。
ボクと勇者様には、少し、ほんの少し、繋がりがあったから。
そのひ、ボクは森で迷子になっていた。
薬草を取ろうと思って入ったら、迷ってしまったのだ。
「おかしいなぁ…行き慣れたところなのに____」
ふと、後ろから悍ましい気配を感じた。
「…‼︎」
振り向くとそこには、木の姿をした[漢字]化け物[/漢字][ふりがな]モンスター[/ふりがな]が。
「あっ…あぁ…」
恐怖でまともに声が出ない。後ずさろうとしたけど、足がすくんで動かない。
ここで死んじゃうのかな。そう考えながら、振り下ろされる木のツルを眺めていた。
その時だった。
ガツンと強い衝撃音が鳴り響く。
いつの間にか瞑っていた目を開くと、自分の周りに影が落ちているのに気づいた。
そして、それが『人』の影だということにも。
その影の元を見上げ、問いかける。
「あ…あなたはだれ…?」
「ぼくはシエル。勇者だよ」
つるぎを構えながらそう告げた勇者様の姿がカッコよかったのを、今でもずっと覚えている。
今日だけで数万人。後三日間やるらしい。
本当に多くの人を救ってきたんだなぁ。そう考えながら、参列している人を眺める。
母様に連れられ、ボクもその式に来ていた。
いや、連れられなくてもきていただろうな。
ボクと勇者様には、少し、ほんの少し、繋がりがあったから。
そのひ、ボクは森で迷子になっていた。
薬草を取ろうと思って入ったら、迷ってしまったのだ。
「おかしいなぁ…行き慣れたところなのに____」
ふと、後ろから悍ましい気配を感じた。
「…‼︎」
振り向くとそこには、木の姿をした[漢字]化け物[/漢字][ふりがな]モンスター[/ふりがな]が。
「あっ…あぁ…」
恐怖でまともに声が出ない。後ずさろうとしたけど、足がすくんで動かない。
ここで死んじゃうのかな。そう考えながら、振り下ろされる木のツルを眺めていた。
その時だった。
ガツンと強い衝撃音が鳴り響く。
いつの間にか瞑っていた目を開くと、自分の周りに影が落ちているのに気づいた。
そして、それが『人』の影だということにも。
その影の元を見上げ、問いかける。
「あ…あなたはだれ…?」
「ぼくはシエル。勇者だよ」
つるぎを構えながらそう告げた勇者様の姿がカッコよかったのを、今でもずっと覚えている。