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ちょっとぅ暴力表現あるかもぅ
「モヌカ……」
やぁ、さっきぶり?
モヌカはブレインの腹から異形と化した手を引き抜いて言った。
血が飛び散る。
反動で、ブレインはがくりと崩れ落ちた。
「な、にしてっ…」
くろずんだあかがきもちわるい。
「んー、だって、キミ、殺したくなさそーだったから」
へらへらとモヌカは笑ったまま、なんでもないように言った。
「だ、だからって…‼︎」
そんなのおかしいよ、続けようとする私の声を、マレカの声が遮った。
「殺して正解よ、モヌカ」
その声に被せるように、低く、掠れた声が聞こえた。
「あ“ァ“?誰が死んだって?」
『!』
驚く私とマレカをよそに、モヌカは平然と呟いた。
「おや、死んでなかったか、蛻・縺ォ縲?シ滂シ溘□?溘※?滂シ溘¢縺ゥ縺ュ」
後半部分は別の世界の言葉なのか、聞き取れなかった。
そんなことはどうでもいい、問題はこの状況をどうするかだ。
「マスコットさんよぉ“、ずいぶん乱暴だなァ“?」
怒りを滲ませながら、ブレインはがなり声で言った。
「あは、正義の魔法少女のマスコットだよ?強くなくっちゃね」
それをモヌカは飄々とかわす。
そして、こちらを、私を見てにっこりと笑った。
「ま、いいや、わたしじゃとどめさせないし……、ネネ?」
「え…あ、…う、ぇッ…?」
やってくれるよね、と有無を言わせない声でモヌカはそう言った。
やだやだやだやだ殺したくない人殺しになりたくない。
私が顔を引き攣らせていると、モヌカは変わらない笑顔で笑う。
「これは正義だよ?ね、ネネ。やってよ」
ほら、とモヌカは振り返ってブレインを指差す。
それをブレインは憎たらしげに睨んでいた。
そして、その視線は私に向かう。
まるで、まるで、まるで、まるで、まるでまるでまるでまるでまるでまるでまるでまるでまるで。
その瞬間
ピキリ、空間が裂けた。
星型にあいたそこから、紫色の髪をした女性が現れ、ふわりと地面に降り立つ。
「な、だ、れッ……?」
「ほう…お主らが魔法少女か?」
少し古風な喋り方。
落ち着いた声は、私達すら安心させる。
「……コイツらが」
だが、この言葉は酷く冷たく、背筋がゾッとしするような物だった。
が、そのあとは何も言わずに、膝をついているブレインを持ち上げる。
「コイツは回収していく。いずれまた殺しにくるから、楽しみに待っているがいい」
そう不気味に笑って、紫色の髪の女とブレインは裂けた空間の向こうに消えていった。
「あーあ…結局、ダメだったなぁ」
血のついた手を払いながら、モヌカは言った。
「あ、あ、ぇ、」
私は目の前で起きたことの処理ができず、ただ呆然と立ち尽くすだけだ。
マレカは、殺せばよかったのに、と呟く。
冷え切った空気感の中、明るい声が響いた。
「みんなー大丈夫なんねー⁉︎」
カマロだ。
ふわふわと浮かびながら、こちらに駆け寄ってくる。
「急にモヌカがどっか行っちゃって…って、ここにいたんね⁉︎」
「あー、うん」
カマロが驚きながらそう聞くと、モヌカはバツが悪そうに目線を逸らした。
「もー勝手にどっか行かないで欲しいんね!」
もう、と怒るカマロはなんとも愛らしく、私の心を少し安定させる。
可愛いって、正義だね。
………なんてふざけるのも、こうしてないと正気を失いそうだからなのだが。
無駄なことを考えながら、私は振り返り、マレカに向き直る。
「え、と、急に落としちゃってごめんね。動転しちゃって」
「いいえ、私も悪かったわ。マイカ様を傷つけた輩の仲間だと思うと冷静でいられなくって」
「ごめんなさいね」
そう言ってマレカは不安げに笑った。
「_____帰ろうか」
うん。
帰ろう。
モヌカの言葉に、私は頷いた。
やぁ、さっきぶり?
モヌカはブレインの腹から異形と化した手を引き抜いて言った。
血が飛び散る。
反動で、ブレインはがくりと崩れ落ちた。
「な、にしてっ…」
くろずんだあかがきもちわるい。
「んー、だって、キミ、殺したくなさそーだったから」
へらへらとモヌカは笑ったまま、なんでもないように言った。
「だ、だからって…‼︎」
そんなのおかしいよ、続けようとする私の声を、マレカの声が遮った。
「殺して正解よ、モヌカ」
その声に被せるように、低く、掠れた声が聞こえた。
「あ“ァ“?誰が死んだって?」
『!』
驚く私とマレカをよそに、モヌカは平然と呟いた。
「おや、死んでなかったか、蛻・縺ォ縲?シ滂シ溘□?溘※?滂シ溘¢縺ゥ縺ュ」
後半部分は別の世界の言葉なのか、聞き取れなかった。
そんなことはどうでもいい、問題はこの状況をどうするかだ。
「マスコットさんよぉ“、ずいぶん乱暴だなァ“?」
怒りを滲ませながら、ブレインはがなり声で言った。
「あは、正義の魔法少女のマスコットだよ?強くなくっちゃね」
それをモヌカは飄々とかわす。
そして、こちらを、私を見てにっこりと笑った。
「ま、いいや、わたしじゃとどめさせないし……、ネネ?」
「え…あ、…う、ぇッ…?」
やってくれるよね、と有無を言わせない声でモヌカはそう言った。
やだやだやだやだ殺したくない人殺しになりたくない。
私が顔を引き攣らせていると、モヌカは変わらない笑顔で笑う。
「これは正義だよ?ね、ネネ。やってよ」
ほら、とモヌカは振り返ってブレインを指差す。
それをブレインは憎たらしげに睨んでいた。
そして、その視線は私に向かう。
まるで、まるで、まるで、まるで、まるでまるでまるでまるでまるでまるでまるでまるでまるで。
その瞬間
ピキリ、空間が裂けた。
星型にあいたそこから、紫色の髪をした女性が現れ、ふわりと地面に降り立つ。
「な、だ、れッ……?」
「ほう…お主らが魔法少女か?」
少し古風な喋り方。
落ち着いた声は、私達すら安心させる。
「……コイツらが」
だが、この言葉は酷く冷たく、背筋がゾッとしするような物だった。
が、そのあとは何も言わずに、膝をついているブレインを持ち上げる。
「コイツは回収していく。いずれまた殺しにくるから、楽しみに待っているがいい」
そう不気味に笑って、紫色の髪の女とブレインは裂けた空間の向こうに消えていった。
「あーあ…結局、ダメだったなぁ」
血のついた手を払いながら、モヌカは言った。
「あ、あ、ぇ、」
私は目の前で起きたことの処理ができず、ただ呆然と立ち尽くすだけだ。
マレカは、殺せばよかったのに、と呟く。
冷え切った空気感の中、明るい声が響いた。
「みんなー大丈夫なんねー⁉︎」
カマロだ。
ふわふわと浮かびながら、こちらに駆け寄ってくる。
「急にモヌカがどっか行っちゃって…って、ここにいたんね⁉︎」
「あー、うん」
カマロが驚きながらそう聞くと、モヌカはバツが悪そうに目線を逸らした。
「もー勝手にどっか行かないで欲しいんね!」
もう、と怒るカマロはなんとも愛らしく、私の心を少し安定させる。
可愛いって、正義だね。
………なんてふざけるのも、こうしてないと正気を失いそうだからなのだが。
無駄なことを考えながら、私は振り返り、マレカに向き直る。
「え、と、急に落としちゃってごめんね。動転しちゃって」
「いいえ、私も悪かったわ。マイカ様を傷つけた輩の仲間だと思うと冷静でいられなくって」
「ごめんなさいね」
そう言ってマレカは不安げに笑った。
「_____帰ろうか」
うん。
帰ろう。
モヌカの言葉に、私は頷いた。
- 1.第0話 序章
- 2.第一話 魔法少女⁉︎私が⁉︎
- 3.第二話 魔法少女☆ネネ・ロジカ
- 4.第三話 初 魔人戦⁉︎
- 5.第四話 新たな仲間⁉︎
- 6.第五話 新しい魔法少女!マレカ・ロジカ☆
- 7.第六話 新たな敵⁉︎魔人 ブレイン‼︎
- 8.第七話 魔人ブレイン戦‼︎‼︎
- 9.第八話 魔人ブレイン戦‼︎‼︎Part2
- 10.第九話 赤 桃色 兎
- 11.第十話 帰ってきたよ!魔法少女さん!
- 12.第十一話 また新たなマスコット⁉︎
- 13.第十二話 えええ⁉︎新たな魔法少女⁉︎って美海〜〜!?!?
- 14.第十三話 新たな魔法少女!!ミウ・ロジカ☆
- 15.第十四話 魔物vsミウ・ロジカ!
- 16.第十五話 シルヴェノーラside
- 17.第十六話 シルヴェノーラside:Part2.
- 18.第十七話 珍しく平和回!(いや別にそんな平和でもないよ??)
- 19.第十八話 みんなとお出かけ…って魔人〜〜!⁉︎
- 20.第十九話 *****。
- 21.第二十話 病室 少女。
- 22.第二十一話 悲哀 喧騒。
- 23.第二十二話 おかえり真霊!
- 24.第二十三話 *M・L*Decision*
- 25.第二十四話 魔人達の報告会
- 26.第二十五話 妖精達の朝。
- 27.第二十六話 恋する乙女は可愛いのです!
- 28.第二十七話 貴女に尽くす理由。
- 29.第二十八話 あめのいろ
- 30.第二十九話 無回答答案用紙
- 31.第三十話 信仰心、忠誠心
- 32.第三十一話 日常 Ver.Megalo
- 33.第三十二話 日常 Ver.Sylve
- 34.第三十三話 Lost・Girls