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ちょっとぅ暴力表現あるかもぅ
金髪のツインテールは、がっしりと掴み上げられていてどうしようもできない。
おい、女の子の髪は命なんだぞ‼︎
何引っ掴んでくれちゃってんの⁉︎
叫んでやりたいことこの上ないが、あいにく私はさっき腹を全力スイングされたせいでうまく喋れない。
「げ、ほっ、…う、げっ……」
胃の方にもダメージが入ったからか、私の口からはぜひとも虹色のエフェクトをかけたい液体がどろどろとこぼれ落ちる。
「く、っそが‼︎」
ヒッジョーに乱暴な言葉遣いだが、許せ。
そう考えながら、私はブレイン、と名乗る魔人を蹴っ飛ばす。
結構な力を入れたので、遠くに吹っ飛ぶかと思われたが___
「っは、まだそんな力あんの?女のコってコワイな」
思ったようには飛ばず(おそらく、途中で地面に足を引っ掛けて速度を落としたのだろう)、距離が1.2mあいただけとなった。
だが、ソレでも十分だ。
「ったぁぁ‼︎」
そのまま私は拳を握りしめ、ブレインに突っ込む。
私にはこれと言った武器や攻撃技がない分、こういった物理攻撃が得意なのだ。
これが、私のツインテールを引きちぎった恨みだ‼︎
ガキンッ、と金属音がして、私の拳に痛みが走った。
どうやら、先ほどの金属バットを構え、私の拳が自身の体に届くのを防いだらしい。
「お前、仮にも女子だろ?んでそんな物理全フリなんだよ」
ブレインは、ギリギリと私の拳を防ぎながら言ってきた。
はぁ???????
「ネネ、だって、ねぇ!!!可愛い武器とか、魔法とかに、したかったのにッッ!!」
そう叫んで、お留守になってるブレインの足元に蹴りを入れる。
足を攻撃されたブレインは体を支えるものが不安定になり、バランスを崩した。
それを逃す私じゃない。
そのまま押し倒し、身動きを取れなくする。
「こうすれば何もできないでしょッ、観念しなさい‼︎」
大人しく降参すれば、何もしない、と付け加え、相手の反応をみ_________________
「はぁ?バッカじゃねーの?」
「げ、ほっ…!?」
口から、赤い、?
おそらく、また腹に攻撃を食らった。
足の方はノーマークだったから…魔力を纏った蹴りにやられた…ってところだう。
というか…なんで私、足の方に気を遣わなかったんだ?
私がどんなにバカでも、いつもなら気づくはずだろう。
吹っ飛ばされた時にぶつかった木にもたれかかりながら、ふわふわとそんなことを考えていた。
やばい、頭が回らない。
ほんと、なんで、どうして____
「あんな単純なことが分からなかったのかって?」
「‼︎」
ブレインの、声。
痛む身体で上を向くと、そこには頭をかいているブレインがいた。
「あーさっきのは効いたぜ…魔法使ってなかったら案外簡単にやられてたかもな」
「あ、ぅ、ま、ほ、うって…?」
「俺の魔法の一つ『ウィスパー・タクティス』だよ」
「んーアレかけてなかったらお前でもきっと気づけたんだろうになぁ」
「な、」
「集中力を削ぐってヤツなんだけどなぁ…って、これ以上は企業秘密だぜ」
じゃ、死んでくれ、とブレインはバットを振りかぶる。
幸い、まだ体力はあるし、まだ死なないだろう。
そう考えながら、これから来るであろう衝撃に備えて目を瞑る。
バチバチバチッと何かの焼ける音がするが、私に痛みは襲ってこない。
「…?」
ゆっくりと目を開けると、そこには青色のシールド。
その向こうには後ろを向いたブレインと、
マレカ。
「‼︎」
このシールドは、マレカのものだろう。
先ほどの音は、マレカの攻撃が当たった時のものだろう。
助けて、くれたんだ。
「ごめんねネネ‼︎気絶しちゃって、助けるのが遅れたわ‼︎」
ブレインの向こうから、凛としたマレカの声が聞こえてくる。
「ありがとっ!ネネも、ごめんね‼︎」
その声より大きく、私も感謝を伝える。
すると、それにブレインの声が被さった。
「はぁ…仲良しゴッコ?どうでもいいけど…」
「さっさと死んでくれよ。俺、用事があるんだ」
面倒だ、と言わんばかりの気だるげな声。
だが、その台詞は私達を怒らせた。
「仲良しごっこ?」
「んなわけ、ないでしょうっ⁉︎」
台詞が終わると共に、マレカはステッキを持ってブレインに飛び掛かる。
「んな見え見えの攻撃当たるわけ、ないだろっ‼︎」
がしかし、金属バットで薙ぎ払われてしまう。
「ッ!」
短い悲鳴が聞こえ、そのあとどさりと何かの落ちる音がした。
見る限りは、軽傷。
よかった。
ブレインは、気づいていない。
「ッたぁぁ‼︎‼︎」
私はブレインの背後から、力の限り拳を振り下ろす。
魔法少女の身体能力のおかげで、高い位置から下された拳は、ブレインの脳天に直撃した。
「っはっ⁉︎」
そう。
マレカに気をとらえていたブレインは、ずっと背後にいた私に注意を向けていなかった。
バリアは、攻撃を通さないだけで、『守る対象』は潜り抜けることができるのだ。
「やっと当たったッ!」
そのまま、持続攻撃の『どきどきのろい』を発動させる。
ダメージ量は少ないし、持続時間を短いだろうが、とりあえずブレインの集中を削がせる、こっちに意識を向けられれば上出来だ。
なぜって?
あの子の詠唱には、3分かかるんだもん。
おい、女の子の髪は命なんだぞ‼︎
何引っ掴んでくれちゃってんの⁉︎
叫んでやりたいことこの上ないが、あいにく私はさっき腹を全力スイングされたせいでうまく喋れない。
「げ、ほっ、…う、げっ……」
胃の方にもダメージが入ったからか、私の口からはぜひとも虹色のエフェクトをかけたい液体がどろどろとこぼれ落ちる。
「く、っそが‼︎」
ヒッジョーに乱暴な言葉遣いだが、許せ。
そう考えながら、私はブレイン、と名乗る魔人を蹴っ飛ばす。
結構な力を入れたので、遠くに吹っ飛ぶかと思われたが___
「っは、まだそんな力あんの?女のコってコワイな」
思ったようには飛ばず(おそらく、途中で地面に足を引っ掛けて速度を落としたのだろう)、距離が1.2mあいただけとなった。
だが、ソレでも十分だ。
「ったぁぁ‼︎」
そのまま私は拳を握りしめ、ブレインに突っ込む。
私にはこれと言った武器や攻撃技がない分、こういった物理攻撃が得意なのだ。
これが、私のツインテールを引きちぎった恨みだ‼︎
ガキンッ、と金属音がして、私の拳に痛みが走った。
どうやら、先ほどの金属バットを構え、私の拳が自身の体に届くのを防いだらしい。
「お前、仮にも女子だろ?んでそんな物理全フリなんだよ」
ブレインは、ギリギリと私の拳を防ぎながら言ってきた。
はぁ???????
「ネネ、だって、ねぇ!!!可愛い武器とか、魔法とかに、したかったのにッッ!!」
そう叫んで、お留守になってるブレインの足元に蹴りを入れる。
足を攻撃されたブレインは体を支えるものが不安定になり、バランスを崩した。
それを逃す私じゃない。
そのまま押し倒し、身動きを取れなくする。
「こうすれば何もできないでしょッ、観念しなさい‼︎」
大人しく降参すれば、何もしない、と付け加え、相手の反応をみ_________________
「はぁ?バッカじゃねーの?」
「げ、ほっ…!?」
口から、赤い、?
おそらく、また腹に攻撃を食らった。
足の方はノーマークだったから…魔力を纏った蹴りにやられた…ってところだう。
というか…なんで私、足の方に気を遣わなかったんだ?
私がどんなにバカでも、いつもなら気づくはずだろう。
吹っ飛ばされた時にぶつかった木にもたれかかりながら、ふわふわとそんなことを考えていた。
やばい、頭が回らない。
ほんと、なんで、どうして____
「あんな単純なことが分からなかったのかって?」
「‼︎」
ブレインの、声。
痛む身体で上を向くと、そこには頭をかいているブレインがいた。
「あーさっきのは効いたぜ…魔法使ってなかったら案外簡単にやられてたかもな」
「あ、ぅ、ま、ほ、うって…?」
「俺の魔法の一つ『ウィスパー・タクティス』だよ」
「んーアレかけてなかったらお前でもきっと気づけたんだろうになぁ」
「な、」
「集中力を削ぐってヤツなんだけどなぁ…って、これ以上は企業秘密だぜ」
じゃ、死んでくれ、とブレインはバットを振りかぶる。
幸い、まだ体力はあるし、まだ死なないだろう。
そう考えながら、これから来るであろう衝撃に備えて目を瞑る。
バチバチバチッと何かの焼ける音がするが、私に痛みは襲ってこない。
「…?」
ゆっくりと目を開けると、そこには青色のシールド。
その向こうには後ろを向いたブレインと、
マレカ。
「‼︎」
このシールドは、マレカのものだろう。
先ほどの音は、マレカの攻撃が当たった時のものだろう。
助けて、くれたんだ。
「ごめんねネネ‼︎気絶しちゃって、助けるのが遅れたわ‼︎」
ブレインの向こうから、凛としたマレカの声が聞こえてくる。
「ありがとっ!ネネも、ごめんね‼︎」
その声より大きく、私も感謝を伝える。
すると、それにブレインの声が被さった。
「はぁ…仲良しゴッコ?どうでもいいけど…」
「さっさと死んでくれよ。俺、用事があるんだ」
面倒だ、と言わんばかりの気だるげな声。
だが、その台詞は私達を怒らせた。
「仲良しごっこ?」
「んなわけ、ないでしょうっ⁉︎」
台詞が終わると共に、マレカはステッキを持ってブレインに飛び掛かる。
「んな見え見えの攻撃当たるわけ、ないだろっ‼︎」
がしかし、金属バットで薙ぎ払われてしまう。
「ッ!」
短い悲鳴が聞こえ、そのあとどさりと何かの落ちる音がした。
見る限りは、軽傷。
よかった。
ブレインは、気づいていない。
「ッたぁぁ‼︎‼︎」
私はブレインの背後から、力の限り拳を振り下ろす。
魔法少女の身体能力のおかげで、高い位置から下された拳は、ブレインの脳天に直撃した。
「っはっ⁉︎」
そう。
マレカに気をとらえていたブレインは、ずっと背後にいた私に注意を向けていなかった。
バリアは、攻撃を通さないだけで、『守る対象』は潜り抜けることができるのだ。
「やっと当たったッ!」
そのまま、持続攻撃の『どきどきのろい』を発動させる。
ダメージ量は少ないし、持続時間を短いだろうが、とりあえずブレインの集中を削がせる、こっちに意識を向けられれば上出来だ。
なぜって?
あの子の詠唱には、3分かかるんだもん。
- 1.第0話 序章
- 2.第一話 魔法少女⁉︎私が⁉︎
- 3.第二話 魔法少女☆ネネ・ロジカ
- 4.第三話 初 魔人戦⁉︎
- 5.第四話 新たな仲間⁉︎
- 6.第五話 新しい魔法少女!マレカ・ロジカ☆
- 7.第六話 新たな敵⁉︎魔人 ブレイン‼︎
- 8.第七話 魔人ブレイン戦‼︎‼︎
- 9.第八話 魔人ブレイン戦‼︎‼︎Part2
- 10.第九話 赤 桃色 兎
- 11.第十話 帰ってきたよ!魔法少女さん!
- 12.第十一話 また新たなマスコット⁉︎
- 13.第十二話 えええ⁉︎新たな魔法少女⁉︎って美海〜〜!?!?
- 14.第十三話 新たな魔法少女!!ミウ・ロジカ☆
- 15.第十四話 魔物vsミウ・ロジカ!
- 16.第十五話 シルヴェノーラside
- 17.第十六話 シルヴェノーラside:Part2.
- 18.第十七話 珍しく平和回!(いや別にそんな平和でもないよ??)
- 19.第十八話 みんなとお出かけ…って魔人〜〜!⁉︎
- 20.第十九話 *****。
- 21.第二十話 病室 少女。
- 22.第二十一話 悲哀 喧騒。
- 23.第二十二話 おかえり真霊!
- 24.第二十三話 *M・L*Decision*
- 25.第二十四話 魔人達の報告会
- 26.第二十五話 妖精達の朝。
- 27.第二十六話 恋する乙女は可愛いのです!
- 28.第二十七話 貴女に尽くす理由。
- 29.第二十八話 あめのいろ
- 30.第二十九話 無回答答案用紙
- 31.第三十話 信仰心、忠誠心
- 32.第三十一話 日常 Ver.Megalo
- 33.第三十二話 日常 Ver.Sylve
- 34.第三十三話 Lost・Girls