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 ちょっとぅ暴力表現あるかもぅ

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*参加型!* 魔法少女☆ロジカ・リジカ

#7

第六話 新たな敵⁉︎魔人 ブレイン‼︎

「私と、契約しましょう。」
 息を大きく吸って、そう言った。
 私がそんなこと言うなんて思ってなかったのか、カマロは目をぱちくりさせる。
「いいの?キミ…」
「いい。やらせて。二人を守るためなら、なんだって」
 私を、友達だと言ってくれた人達だ。
 それを、私が守らなくてどうする。
 カマロと私が見つめあっていると、その間にモヌカが割って入ってきた。
「じゃあ、はい、コレ。」
 そう言って手渡されたのは、青色に彩られたガラス細工の星。
 宝石のような見た目で、綺麗だ。
「これで、__」
「『マジカ・ロジカ』」
 私がさっき聞いた呪文を唱えると、あたりが青く染まり、キラキラとしたエフェクトが私を囲っていく。
 徐々に衣服が変わるのは、本当に『魔法』だ。
 一際大きい星が弾けると、青色のエフェクトは煙のように消え去り、私の姿は音々と似たような、所詮『魔法少女』の姿になっていた。
「これが、魔法…」
 呟いてみるが、実感は湧かない。
「ほら、ネネのとこ、さっさと行きな」
「言われなくても」
 モヌカにそう急かされ、私は地面を強く蹴る。
 目指すは、バリアを必死にはってるネネと、苺香様のもと。











ネネside


「あとは、私が、魔法少女__マレカ・ロジカがやるわ」
 聞き慣れた、優しい声。
「ま、まれっ」
「ネネ、喋らなくていいわ。まいっ__後ろの子、ちゃんと守っててね」
 そう言うと、真霊…いや、マレカ・ロジカは魔物に向きなおった。
「あなた…名前も知らないけど、私の大切な人を傷つけたんだから…」





「死んで頂戴ね」










「レインビート!」






 瞬間、青い星達が魔物めがけて飛んでいった。
 星屑を散らしながら、魔物を囲う。
 ソレはどんどん集まって、魔物を覆い隠した。
「ああああああああああああああああああああああああああああああ」
 その中から、響くゾッとするような絶叫が耳をつんざく。
 やがて、ソレも聞こえなくなった。
 星の晴れた先には、もう、何もない。
「お、おわ、った?」
 安心したのか、マレカはその場に崩れ落ちる。
 私は駆け寄ろうとするが、痛みのせいでうまく立ち上がれない。
 そんな私達に、駆け寄るものがいた。
「あ、あの、お、おふたり、だい、だいじょぶですか⁉︎」
 どもりながら、私達を心配する苺香。
「だ、だいじょぶ、だよ!魔法少女だもん!」
 安心させるように、私は笑顔でそう言った。
「大丈夫ですよ。苺香さ______あ」
「え、なんでわたしの名前__________」
「わーわー!!!!!」
 怪しまれそうになったところで、私は大声を出し妨害する。
 変に詮索されたくはない。
「マレカ、行こっ」
 痛む身体に鞭を打ち、私は立ち上がる。
 ズキズキ、ジクジクと傷口が痛むが、正体がバレるよりはマシだ。
 ほら、と手を差し出すと、マレカは私の手を握って立ち上がった。
「ええ、では、さようなら」
 あたりを、星が埋め尽くす。










「あれ、さっきの女の子達は…?」
 晴れた先には、何もない。














???side


 計画はある程度成功。
 あの子の記憶はちゃんと消した。
 勧誘も成功。
 魔法少女の増加にも成功。
 あと三人。
 妖精側も足りない。
 どう転ぶか。楽しみだ。














ネネside


「つっかれたー‼︎」
 元の公園に戻ると、私はそう叫んだ。
 変身はすでに解かれており、今の私、私達はただの学校終わりの女子中学生にしか見えないので大丈夫。
「お疲れ…ほんとに……」
 疲れ切ったような声で、真霊も労いの言葉をかける。
「マレカ、あ、マレイもお疲れ!」
 私もまだ全身が痛いが、大丈夫。
 これから帰るのかーと、すでに暗くなっている空を見上げながら思っていると、可愛らしい声が聞こえてきた。
「二人とも、よくやってくれたんね‼︎」
 テンションの上がっているカマロと
「上出来だよ〜!」
 にっこにこの腹黒うさ、おっと、モヌカだ。
 とんでもない目で睨まれている。またナチュラルに心読んだな。
「というか…マレイも魔法少女になったんだ…」
 あんなに信じていなかったのに。
「ええ、あなたがあんなに頑張ってるのに、私だけ何もしないのが癪で」
 少し照れたように真霊はそう言った。
「えへ、じゃ、これから一緒に頑張ろうね‼︎」
 真霊の手を握り、私は笑う。
「!、ええ。みんなを守りましょう!」
 そんな私に、真霊も微笑み返す。
 いつの間にか顔を出していた月の明かりが、私達を優しく照らしていた。













「これから帰らなきゃだと思うけど…どうしよう?」
「あ」










 このあと両親に、二人ともこっぴどく怒られた話はまた別の機会にでも。















「おー、アイツらか」
 見下ろす先には、金髪ツインテールと、紺色のストレートの髪の二人の女。
 リーダーと主人サマがいうには、魔法少女、らしい。
「あんなガキがねぇ……」
「ま、決行は三日後だし…ゆっくり休むとするか。」









 そう言って、黒い影はそこかへと消えていった。











 真霊が魔法少女に加わってまた三日。
 二人になったことで、あたりに現れる魔物の対処もしやすくなった。
 あれから人を襲うような事件は起きていなし…幸いだ。
「んーつっかれたぁ………」
 現在お昼休み。
 私と美海、真霊は一緒に屋上の階段でお昼ご飯を食べていた。
「あぁ、4時間目、小テスト難しかったよねぇ…」
 そう言って美海は難し顔をしながら卵焼きを口に放り込んだ。
 え、今バリって音したよ??
 飴玉口の中入ってたの???
「そう?別にいつも通りだと思うけど…」
「はれーは、ん、成績ユーシューだもんねぇ〜」
 なんでもない、といった顔をする真霊に美海がやじを飛ばす。
 ちなみに前半は先ほどの卵焼きを咀嚼していたのだろう、聞き取れなかった。
「美海…食べながら喋らないの……」
 汚いわよ、と美海に注意をする真霊。
 微笑ましいいつもの光景だ。
「途中で飲んだもーん」
「あはは、そういう問題じゃないでしょー」
 私もそう言って会話に参加する。
 こんな平和な日常の中に、魔物や、魔人が混ざりこんでいるなんて、誰も思わないだろう。
 私が幸せを噛み締めていると、同時に二つの着信音がなった。
 ぴろん、
 発生源は、私と真霊のスマホ。
 こんな時に…と思いながら、私たち二人は立ち上がる。
「ごめーん、ちょっとトイレ行ってくるねー」
「あ、ねねも?私も行きたかったから、一緒に行ってくるけど、美海はどうする?」
「私はいーよー、行ってら」
『はーい』
 行ってきます、と言うと私達は駆け出す。
 目的地は、校舎裏の花壇。
 階段を駆け降りて、玄関を飛び出して。
 この間、秒数にして約40秒。
 とんでもなく速いだろう?










「まっ、魔人が出たんだよ‼︎」
「魔人が出たんね‼︎」
 花壇につくなり、妖精の二人が同時に叫んだ。
「え、は?」
「ま、ま、“じん“?」
 今まで出てくるのは魔法生物ばかりだったのだが、今度は本当に?
「そう、そうなんね‼︎」
 あまりのことに、カマロは興奮気味に捲し立てる。
「モヌカサンの魔力感知に、大きな反応が引っ掛かったんね‼︎」
「だから、これは『魔人』が現れたんじゃないかって‼︎」
 一息じゃないにしろ、その小さな体であれだけ一気に叫んだんだ。
 言い終わった後には、カマロはぜーはーと荒い呼吸を繰り返していた。
「ということで、どっちにしろ組織の奴らが現れたんだ。行ってくれないかな?」
 カマロの言葉を繋ぐように、モヌカは笑顔でそう言った。
「いいけど…」
 私が後の言葉に詰まると、代わりに真霊が黒い笑みを浮かべて言った。
「私達、友達とお昼食べてたのよ?あとできっちり落とし前つけて頂戴ね?」
「ハイ」
 こういう時真霊ってコワイんだよなぁ…友達との時間大切にするから。
「ほら、さっさと行こー…で、モヌちゃん、どこ?」
 私が問うと、モヌカはもふもふの手で、西の方を呼びさした。
「あっち、だよ」
「おっけ〜!よし、マレイ、いこう!」
「ええ、」
 そう言うと、私達は星型の変身道具を握って叫ぶ。




『『マジカ・ロジカ』‼︎』
 あたりを青と桃色のエフェクトが覆い尽くす。
 晴れた先にいるのは、魔法少女。













???side

「……来たな」
 空の向こうに、独特の光り輝くような魔力を二つ感じる。 
 おそらく、魔法少女。
 俺達の敵で、この世界を危うくするもの。
「あー、めんどっちぃ……帰っていいかなコレ……」
 俺がそう呟くと、インカムからノイズ混じりの声がした。
『ダメに決まってるじゃろ…ほれ、さっさと殺すのじゃ』
「へーいへい、わぁってますよ〜『リーダー』」
『わかってるなら良いのだが…じゃ、切るぞ、ちゃんとやるのじゃぞ?』
「はいはい…」
 俺の返事が終わるかどうかのタイミングで、ブチリとインカムの切れる音がした。
「さーて、サクッと殺っちゃいますかね」
「『マジカ。リジカ』」
 そう唱えると、あたりを黒い星が包む。
 星屑が弾けて、エフェクトが晴れると、俺の姿は『魔人』になっていた。
 フードを深く被り、もうすぐここに着くであろう[漢字]魔法少女[/漢字][ふりがな]敵[/ふりがな]を迎え撃つ。
「んぁ…頑張るかぁ…」
 魔人ブレイン。
 頑張りますかぁ…





















「っと、ここでいいのかな」
 着地した場所は、寂れた遊園地。
 遊園地、というのにあたりには木がたくさん生えていて、余計に不気味だ。
 本当に、小さな遊園地。
 てか西にこんなとこあったんだ。
「不気味ね……遊園地って大体楽しいところなのに」
 私が相槌を打とうとしたところで、モヌカの声に遮られる。
「ほら、魔人探そ」
「ボクらも探しとくんね」
 確かに探さなきゃ、と思い、私はマレカに声をかけようとした。
 が____










 瞬間、頬を何かが掠める。
 ピリッとした痛みが走ったかと思ったら、近くにあった木が粉砕した。
「???」
 ここにいる全員が頭の上に疑問符を浮かべていると、どこからか男の声が響く。
「ありゃ、外しちったか。ま、いっか___」
 次の瞬間、私の腹に何か衝撃が加わった。
「げほっ…⁉︎」
 下に目線を向ければ、金属出てきたバットのようなもので殴られている。
 そのまま後ろに飛ばされ、粉砕したものとは別の木にぶつかる。
「すぐ殺せるもんな」
 先ほどの男の声。
 ずいぶん物騒だ。
 が、私はそれどころではない。
 内臓にダメージが入ったのか、殴られたところがとてつもなく痛いのだ。
「げほっげほっ…‼︎」
「だ、ネネ‼︎大丈夫⁉︎」
 マレカの声が聞こえるが、その男はうるさい、と言ってまたあのエネルギー波を飛ばした。
 また、何かにぶつかる音。
 そして、マレカの痛みに悶える声。
「んー強くやりすぎた?別にいっか」
 コートのフードを深く被り、顔を覆い隠した男は、そのまま私に近づいて、髪の毛を鷲掴みにした。
「よぉ、魔法少女さん。俺はブレイン。」
「魔人、ブレイン・リジカだ。気軽にブレインって呼んでくれよな」
ページ選択

作者メッセージ

 もーーーーーーーーーーーーあーーーーーーーーーーーーーーー

 失礼いたしました。

 やっと、やっと、魔人枠Death!!!!!??????
 いや、ほんともう、いや最初黄色出そうと思ったんです。でも、タイトルがダブりそうだったので急遽魔人戦となりました。
 死にませんよ。
 でも多分可愛くないですねー

 あ、今日の小ネタです。

 中身はこれからどんどんえげつないものになるんですけど、なぜこのタイトルなのか説明しますね。
 最初、魔法少女は救えない。とかそういう系のタイトルにしようと思ったんですけど…このタイトルだと内容がなんとなくわかっちゃうじゃないですか。
 だからこんな感じの可愛いのにしました。
 何が言いたいかっていうと…タイトル詐欺したかったんです。
 ぼくミスリードとかの、『裏』がある作品が大好きなんです。
 だから、タイトルとは裏腹に、とんでもない『闇』を感じるのを作りたかったんです。
 以上です。長くなりましたね。
 10/13 一時半。これから描こうと思ってるので___きっとこれが公開されてるってことは未来のぼくはこれを書き終えたんでしょうね。
 じゃ、また次回。生きてたら。

 やっと書き終わりました…ブレイン君むずいよぉ……
 というかだいぶ可愛くないですね…
 こっから魔法少女どうなるんだろ…ぼくにもわかりません()
 じゃ、魔法少女がんばれーって方、ブレインがんばれーって方、どちらも続きを楽しみにしてくださるとありがたいです。
 コメントしてくれると作者が喜びます。
 読んでくれてありがとうございました。
 ではまた次回。

2024/10/14 09:30

マイクラ大好き
ID:≫ 1i/SHtijT00Ts
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