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 ちょっとぅ暴力表現あるかもぅ

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*参加型!* 魔法少女☆ロジカ・リジカ

#5

第四話 新たな仲間⁉︎

 ぴろんっとスマホの着信音が鳴る。
「ん…?」
 お昼休みのこの時間。
 誰が…と思い、スマホを開く。
「ねね〜どしたの〜?」
「どうしたの…?」
 突然電子音を鳴らしたスマホを手にする私を、一緒にお昼を食べていた真霊と美海が心配そうに見つめる。
 どうやらメールが届いていたようだ。
 送り主は_________
「…!」
「だれー?」
 突如固まった私に、美海が不思議そうに声をかける。
「し、しりあいだったぁ!もーびっくりしちゃったよぉ‼︎」
 私は急いでスマホを持つ手を後ろに回し、画面が二人から見えないようにする。
「そう?ならいいけど…」
 真霊も深入りする気はないようだ。
 と・て・もありがたい。
 なぜなら送り主は______










 私の契約主にして魔法少女を導く妖精・モヌカだったからだ。
 メールの内容は次のとおり。
 『今日の放課後、いつもの場所にしゅうごーう☆』
 『追記 見せたいものがあるんだ!』
 だそうだ。
  何を言ってるんだあの腹黒うさぎ。
 午後の授業中、あのメールを思い出して何度ため息をついたことか。
 そんなこんなで、あの日から三日。
 私は1日に数回、モヌカに呼ばれて魔人退治(ほとんど魔獣、魔法生物のみだが)をさせられているのだ。
「もーかわいいねねがなんでこんなことを…」
「掃除のこと?」
「う、ううん!なんでもないよ真霊」
 そうだった。
 今は授業終わりの掃除中だった。
 箒をしていた手を見つめて、やってしまったと後悔する。
 アニメや漫画通りの魔法少女なら、周りの人にばれてはいけないはずだ。
 もしバレたら……考えたくもない。
「今日も何か用事があるのね…?」
「う、うん。ごめんね〜!」
 少し落ちた太陽の光が、私たちを照らす。
 少し物悲しい雰囲気を変えるために、私は大きな声を出した。
「よしっ、もうこんくらいで掃除はいいよねっ‼︎」
「えっ?でもまだ半分も___」
 この優等生は…!
 根っからのいい子ちゃんである真霊は、だめだよ、と言わんばかりに眉を下げる。
 が、そんなの気にしていられない。
「ほらほらーさっさと帰ろっ!途中までねねもいるからさー‼︎」
 まだ渋っている真霊の背中をぐいぐいと押して、ドアの方まで追いやる。
「ほら、さっさと行くよ‼︎」
「わっ、ちょっ、ねねー⁉︎」













「じゃ、ねねはここで」
 『いつもの場所』に向かう曲がり角で、二人(ちなみに美海は一人で帰るのが嫌で待っていたらしい)に別れを告げる。
「またぁ〜?ねね最近何してるのぉ?」
 不審げな目で私を見つめる美海。
「んーヒミツ〜!」
 その目をひらりと躱し、私は曲がり角に入る。
「じゃ、また明日!」
 笑顔で笑う私に美海はそっかぁと笑って言った。
「じゃーねー‼︎まれい、いこ〜」
 笑顔の私を、ただ一人、真霊だけがじっと見つめていた。















「ねね…何かに巻き込まれていないといいけど……」











「やぁっと来た!」
 寂れた公園のブランコに座っているのは、可愛らしい見た目のうさぎ…の妖精、モヌカ。
 モヌカはブランコから飛び降りると、こちらに駆け寄ってきた。
「もー遅いよー‼︎」
「ごめんね…ってモヌちゃんがこんな時間に呼び出すからでしょ⁉︎」
 私掃除当番だったのに‼︎
「ごめんごめん〜」
 思ってないでしょ…
 と私はつぶやくが、また華麗にスルーされる。
「で?今日もまた魔法生物が出たの?」
 私はため息をつきながら問う。
「いーや…今日は違うよ」
 違う?
 魔人退治以外に私が出る幕があるのか?
 私が不思議に思っている中、モヌカは言った。
「見せたいものがあるって言ったでしょ?」
「あぁ…確かに」
 お昼のLineで書いてあった気がする…
「よーし、出てきていいよー‼︎」
 モヌカがそう叫ぶと、モヌカの後ろの茂みの揺れる音がした。
「え、えと…よろしく、なんね」
 現れたのは、猫耳と白いぽんぽんをつけて、チョコを頭から被った薄く水色の球体。
「か…」
『か?』
「かっわいいー!!!!!!!!」
 そう叫びながら、私は猫耳球体ちゃんに飛びつく。
「わっわぅ⁉︎」
 なんだ『わぅ』って可愛いかよ。可愛いだな。
「あー、ネネ。ヤメタゲテ」
 存分にもちもちを堪能しているところを、モヌカに止められる。
「えー…」
 なんで…可愛いは撫で回すのが基本でしょ?
「そんな基本知らないよ…」
 私たちが言い合っていると、おずおずと球体ちゃんが口を開いた。
「え、えと、自己紹介とかしたほうがいいんね?」
「うん!あなたの名前、知りたいな‼︎」
 私が笑顔でそういうと、球体ちゃんは安心したように話し始めた。
「え、えと、ボクはカマロなんね。このうさぎ__」
「モヌカ、だよ!」
 笑顔が怖い。
 そして食い気味だ。
「モヌカサンと同じ、魔法少女を導く妖精なんね」
「へぇー…にしてはボロボロだけど、どうしたの?」
 そう。
 球体ちゃん…もといカマロはズタボロなのだ。
 頬(にあたる部分)には殴られた後のようなものと、ガーゼが貼ってあるし、おててと足には至る所に痣と切り傷、絆創膏がある。
 白いTシャツは薄汚れていて、洗濯などしていないようだ。
「え、えと、ボクは…その……」
 私が聞くと、カマロは途端にどもり始めた。
 話せなくなったカマロの代わりに、モヌカが口を開く。
「このこ、わたし達と敵対してる組織…シルヴェノーラの実験体だったみたいなんだ」
「じっけ___⁉︎」
「だ、だからこんなに身体が___‼︎」
 ひどい、許せない。
 こんな可愛くて守ってあげるべき子を実験体に、ましてや虐待と等しいことをするなんて‼︎
「ご、ごめんね?思い出したくないこと聞いちゃったよね?」
 見れば、カマロはそのもちもちとした頬を涙で濡らしている。
 やばい。色んな意味で破壊力が_
 そして罪悪感で押しつぶされそうだ。
「う、ううん、大丈夫なんね。もう、安心なんね」
「あなた…お名前は?聞いてなかったんね」
「わ、ねね?ねねはねねだよ。七瀬音々!」
「ネネ、キミは、魔法少女なんね?」
 一種の期待を込めたような瞳でカマロは私を見上げる。
「そ、そうだよ!悪いヤツらを全員ぶっ飛ばしちゃう、魔法少女だよ‼︎」
 私がそう言うと、カマロは先ほどまでとは比べ物にならないほどの大声で叫んだ。
「な、なら、お願いなんね‼︎」
「ど、どうか、アイツらを殺して欲しいんね‼︎」
 あの人同じ淡い光が、私達を照らしていた。
















「ボク一人の力じゃ、アイツらは殺せないんね」
 カマロは、ぽつりぽつりと話し始める。
「だから、キミ達魔法少女サンに協力して__協力させて欲しいんね‼︎」
 先ほどまでの怯えた瞳はもういない。
 今はしっかりとした瞳でこちらを見てくる。
「ボク、施設を逃げてきたんね」
「でも、そこがどこかもわからなくて__」
「そこを、わたしが今朝見つけたんだ」
 カマロの話を繋いで、今度はモヌカが話し始める。
「聞けば、シルヴェのヤツらに酷いことされたっていうから、保護したんだ」
「そ、そうなのね。モヌカサンに拾ってもらって、それで同じ妖精だってわかって…」
「だからネネには、カマロの契約者を探して欲しいんだ」
 …はい?
「え?なんで私?」
 おかしくない?
 今、カマロの悲惨な話を聞くしんみりした空気感だったよね??
 私関係なくない?
「カンケーなくないよ」
 ナチュラルに心読むじゃん……
「ネネも仲間が増えれば戦いやすくなるし、カマロは自分じゃ組織に復讐できないから契約者が欲しい。Win-Winってヤツでしょ?」
「た、確かにそうかもしれないけど‼︎」
 だからってなんでねねが___
「だってわたし達、人前に出れないしー」
「結構目立つんね」
 カマロちゃんまで‼︎
「だから、よろしく、ね?」
 そう言ってモヌカはその愛らしい見た目で上目遣いをしてくる。
「お願いなんねネネさん。頼れるのはネネさんしかいないんね‼︎」
 カマロは私の手を握り、涙目でお願いする。
 Q.この可愛いの暴力に私が叶うと思いますか?
「うっ、」










「もーーーやってあげるよじゃあ!!!!!」
 A.敵うわけがない。










 ちなみに私がそう叫んでいる間に、二人はハイタッチをしていた。
 こんにゃろう。騙された。












「話は聞かせてもらったわ!!!」


『⁉︎』
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作者メッセージ

 カマロちゃんを描くうえで困ったことが一つ。
 どうしても語尾を〜ね!ってしたくなっちゃう()
 そうなるとタランザなんだよね〜
 でもまいっか。
 どこかタランザになってても許してください。
 あと容姿の詳細に手ミーって書かれてたの今更気づきました。
 アンテ知ってるんですね…




 あ、今回はカニさんのカマロちゃんを出させてもらいました。じゃ、次回もお楽しみに〜

 失踪しそうで怖いヨォ

 あと珍しく続いてます。
 ネットで書くと失踪しがちなので…

2024/10/12 15:49

マイクラ大好き
ID:≫ 1i/SHtijT00Ts
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