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グロテスクな描写,キャラ崩壊,急展開,厨二感半端ない文章(?)あり。
苦手な方は回れ右。
「夜道には気を付けるんだよ。」
心配性の祖母がよく言っている言葉。
その言葉は[漢字]月下[/漢字][ふりがな]げっか[/ふりがな]が幼い頃から幾度となく言い聞かされてきたものだった。
月下の母親は体が弱く,彼女が4歳になるのと同時にこの世を去っていった。同時期に父親も行方不明となり,事実上その日に月下は両親を同時に失った。
こうして今日17歳の誕生日を迎えることができたのも祖母のおかげだろう。
「大丈夫だってば,私はもう17歳だよ?」
祖母のいつもの言葉を背中で聞きながら靴の中に足をいれる。
「それじゃ,いってきます。今日は授業が終わるのがいつもより遅いから帰りが遅くなるかも」
「そうかい。気を付けな。」
いつも通りのやり取りをし,いつも通りの登校をし,いつも通りの日常を送る。
今日も変わらずそうだった。
はずなのに。
******
「こんな路地,あったっけ?」
すっかり日が落ちた帰路につく途中,月下は見慣れない路地を見つけた。
なぜだろうか,その路地は彼女の好奇心を搔き立てるようだった。
『寄り道はするんじゃないよ。』
そんな祖母の声が頭の中で反響していたにも関わらず,気づけばその路地に足を踏み入れてしまっていた。
(少しだけ,ほんの少し覗いてみるだけ。)
そんな軽はずみ行動が悲劇を招くなんて想像もしていなかった。
******
路地を抜けるとなんの変哲もない住宅街が並んでいた。
「おかしいな...」
スマホのマップを確認してもこんな場所,どこにも表示されていない。
月下が首をかしげながらも踵を返そうとしたその時。
手に持っていたスマホが音もなく消えていった。
「!?」
怪しげな路地,存在しない街,突然消えたスマホ。
これらが月下の好奇心を恐怖心に変えるのにそう時間はかからなかった。
(はやくここから戻らなきゃ...!!)
そう思った時にはもう後の祭りだった。
突如として現れた半透明の水色の結界のようなもの。
それが彼女の行く手を阻んだ。
「なんで?!」
帰りたい。
帰りたい。
帰りたい。
どれだけ願おうがその結界が消えることはなかった。
心配性の祖母がよく言っている言葉。
その言葉は[漢字]月下[/漢字][ふりがな]げっか[/ふりがな]が幼い頃から幾度となく言い聞かされてきたものだった。
月下の母親は体が弱く,彼女が4歳になるのと同時にこの世を去っていった。同時期に父親も行方不明となり,事実上その日に月下は両親を同時に失った。
こうして今日17歳の誕生日を迎えることができたのも祖母のおかげだろう。
「大丈夫だってば,私はもう17歳だよ?」
祖母のいつもの言葉を背中で聞きながら靴の中に足をいれる。
「それじゃ,いってきます。今日は授業が終わるのがいつもより遅いから帰りが遅くなるかも」
「そうかい。気を付けな。」
いつも通りのやり取りをし,いつも通りの登校をし,いつも通りの日常を送る。
今日も変わらずそうだった。
はずなのに。
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「こんな路地,あったっけ?」
すっかり日が落ちた帰路につく途中,月下は見慣れない路地を見つけた。
なぜだろうか,その路地は彼女の好奇心を搔き立てるようだった。
『寄り道はするんじゃないよ。』
そんな祖母の声が頭の中で反響していたにも関わらず,気づけばその路地に足を踏み入れてしまっていた。
(少しだけ,ほんの少し覗いてみるだけ。)
そんな軽はずみ行動が悲劇を招くなんて想像もしていなかった。
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路地を抜けるとなんの変哲もない住宅街が並んでいた。
「おかしいな...」
スマホのマップを確認してもこんな場所,どこにも表示されていない。
月下が首をかしげながらも踵を返そうとしたその時。
手に持っていたスマホが音もなく消えていった。
「!?」
怪しげな路地,存在しない街,突然消えたスマホ。
これらが月下の好奇心を恐怖心に変えるのにそう時間はかからなかった。
(はやくここから戻らなきゃ...!!)
そう思った時にはもう後の祭りだった。
突如として現れた半透明の水色の結界のようなもの。
それが彼女の行く手を阻んだ。
「なんで?!」
帰りたい。
帰りたい。
帰りたい。
どれだけ願おうがその結界が消えることはなかった。