リクエスト小説 Iemon
#1
prologue
夢であれば、彼女がいれば、どれほどよかったことか。目が覚めたところで、あなたはいない。
もう忘れたい― それでも、どうしても夢に見る。その度に涙が止まらないんだ。
『うち、関西からの留学生なんや!菜乃って呼んでな!そこの眼鏡男子!うちの話聞かんと、いてこますで!』
『え?あ、僕···ですか?』
確か、高校の時に出会ったんだよな。
運動神経抜群で、でもドジで。「バカは風邪惹かない」とか言って真冬の中半ズボン生活なんかしてたっけ。
たまに関西弁出して、長い髪を束ねて。そういうところが素敵、というか、なんというか···
『菜乃さんがよければ、お付き合いさせていただけませんか?』
『んえっ?んーまぁ、あんたがそんなに好き言うなら···仮彼女でえぇけど?』
告白したのは、高校の卒業式後。仮彼女ということで、付き合った。
大学は少し離れているけれど、家は近くて、ちょくちょく遊んだりしていた。
[大文字]いつか、本当のことを伝えたい―[/大文字]
そう思っていたのに。
もう忘れたい― それでも、どうしても夢に見る。その度に涙が止まらないんだ。
『うち、関西からの留学生なんや!菜乃って呼んでな!そこの眼鏡男子!うちの話聞かんと、いてこますで!』
『え?あ、僕···ですか?』
確か、高校の時に出会ったんだよな。
運動神経抜群で、でもドジで。「バカは風邪惹かない」とか言って真冬の中半ズボン生活なんかしてたっけ。
たまに関西弁出して、長い髪を束ねて。そういうところが素敵、というか、なんというか···
『菜乃さんがよければ、お付き合いさせていただけませんか?』
『んえっ?んーまぁ、あんたがそんなに好き言うなら···仮彼女でえぇけど?』
告白したのは、高校の卒業式後。仮彼女ということで、付き合った。
大学は少し離れているけれど、家は近くて、ちょくちょく遊んだりしていた。
[大文字]いつか、本当のことを伝えたい―[/大文字]
そう思っていたのに。