俺が異変に気付いたのは、撮影終わりだった。
「橘さん、ちょっと休憩···」
車まであと少し、という所で、急に身体が熱くなった。
「如月?大丈夫か?息荒いぞ?」
「っ···ハァッ、ハァッ···大丈夫···です」
大丈夫なわけない。頭痛いし。だるいし。熱出しちゃったのかも···
「無理するな」
「無理なんか···してませんから」
俺は笑って答える。違う。本当のことが言いたいんだ。なのに···
「···そうか」
橘さん、優しいな。問い詰めないんだから。
「乗れ」
「はい···っ!?」
立ち上がっ瞬間、目眩がした。ヤバイ、死ぬかも、俺。
俺はよろめいて···
「如月っ···!」
俺の意識は、そこで途切れた。
「橘さん、ちょっと休憩···」
車まであと少し、という所で、急に身体が熱くなった。
「如月?大丈夫か?息荒いぞ?」
「っ···ハァッ、ハァッ···大丈夫···です」
大丈夫なわけない。頭痛いし。だるいし。熱出しちゃったのかも···
「無理するな」
「無理なんか···してませんから」
俺は笑って答える。違う。本当のことが言いたいんだ。なのに···
「···そうか」
橘さん、優しいな。問い詰めないんだから。
「乗れ」
「はい···っ!?」
立ち上がっ瞬間、目眩がした。ヤバイ、死ぬかも、俺。
俺はよろめいて···
「如月っ···!」
俺の意識は、そこで途切れた。