伶「...一緒に来い...って、どういうこと?」
廉「そのまんまの意味さ!一緒に桜を見に行かない?ってこと〜!」
ヘラヘラと笑うその男は、血まみれの手を僕に差し出してきた。
廉「手を取るも跳ね除けるも君次第。けど、果たして親をなくした君はこの先、生きていけるのかな?」
この男が言いたいことは何となく分かる。
イコールお前に拒否権はないと言いたいのだろう。
遠回しにNOと答えれば待つのは死のみと言われたも同然だ。
実に厭味ったらしい。
...けれど、今男の手を払い除ければ、僕の人生は男の言った通りの末路を迎えるのであろう。
それなら...と、笑い、
伶「じゃあ、貴方に賭けてみましょうか。」
と、手を取った。その男は僕に笑い返し、「じゃあ自己紹介ね。」と、
自分の名前と正体を明かした。一連の流れが終わると、廉という男は僕を指さして、
「さぁ、君の番だよ。」と僕に自己紹介を促した。
仕方ないな、と、僕も仕方なく自己紹介する。これも、社交辞令の一つだ。
伶「僕は[漢字]神月 伶[/漢字][ふりがな]こうずき れん[/ふりがな]です。15の女子で、周りからは生真面目と言われます。」
「何卒よろしくお願いします」と頭を下げる。すると男は「だろうね」と笑った。
廉「君と数分間だけ話して分かったよ。君はすごく真面目で真っ直ぐ。とてもじゃないけど[漢字]裏社会[/漢字][ふりがな]こっち側[/ふりがな]には
向かない人間だ。」
分かってるなら何故ついてこいというのだろうか...
そんな僕の思考を読んでいるかのように、男は「でも」と、続けた。
廉「その生真面目は利用できる。君は真面目。
だけど、どこか楽観的なところも見受けられる。
その楽観的な部分と真面目な部分をうまく使えれば...面白いことができそうなんだ笑」
なるほど、この男が僕を誘った理由がわかった。
僕は、この目の前の男にうまく利用されろと言われているのだ。
まぁ、人生そんなモン。利用されるか、利用するか。たったその差だ。
その差が大きいのだが
廉「ん〜じゃあ、君は情報班幹部ね!」
いきなり役職が振られた。
幹部...まぁまぁ位が高いな...(検索)「じゃ、よろしくね」と、再度僕に握手を促す。
伶「...はい。ボス」
ぎゅっと、差し出された手を力強く握った。
この選択が正しかったのかは、未だわからない。これから分かっていくはずだ。
人生、そういうものだから____
廉「そのまんまの意味さ!一緒に桜を見に行かない?ってこと〜!」
ヘラヘラと笑うその男は、血まみれの手を僕に差し出してきた。
廉「手を取るも跳ね除けるも君次第。けど、果たして親をなくした君はこの先、生きていけるのかな?」
この男が言いたいことは何となく分かる。
イコールお前に拒否権はないと言いたいのだろう。
遠回しにNOと答えれば待つのは死のみと言われたも同然だ。
実に厭味ったらしい。
...けれど、今男の手を払い除ければ、僕の人生は男の言った通りの末路を迎えるのであろう。
それなら...と、笑い、
伶「じゃあ、貴方に賭けてみましょうか。」
と、手を取った。その男は僕に笑い返し、「じゃあ自己紹介ね。」と、
自分の名前と正体を明かした。一連の流れが終わると、廉という男は僕を指さして、
「さぁ、君の番だよ。」と僕に自己紹介を促した。
仕方ないな、と、僕も仕方なく自己紹介する。これも、社交辞令の一つだ。
伶「僕は[漢字]神月 伶[/漢字][ふりがな]こうずき れん[/ふりがな]です。15の女子で、周りからは生真面目と言われます。」
「何卒よろしくお願いします」と頭を下げる。すると男は「だろうね」と笑った。
廉「君と数分間だけ話して分かったよ。君はすごく真面目で真っ直ぐ。とてもじゃないけど[漢字]裏社会[/漢字][ふりがな]こっち側[/ふりがな]には
向かない人間だ。」
分かってるなら何故ついてこいというのだろうか...
そんな僕の思考を読んでいるかのように、男は「でも」と、続けた。
廉「その生真面目は利用できる。君は真面目。
だけど、どこか楽観的なところも見受けられる。
その楽観的な部分と真面目な部分をうまく使えれば...面白いことができそうなんだ笑」
なるほど、この男が僕を誘った理由がわかった。
僕は、この目の前の男にうまく利用されろと言われているのだ。
まぁ、人生そんなモン。利用されるか、利用するか。たったその差だ。
その差が大きいのだが
廉「ん〜じゃあ、君は情報班幹部ね!」
いきなり役職が振られた。
幹部...まぁまぁ位が高いな...(検索)「じゃ、よろしくね」と、再度僕に握手を促す。
伶「...はい。ボス」
ぎゅっと、差し出された手を力強く握った。
この選択が正しかったのかは、未だわからない。これから分かっていくはずだ。
人生、そういうものだから____