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※この作品はエナジードリンクの飲用を推奨するものではありません
我が生命の創造主に聖水を押収された。(訳:母にエナドリ没収されました)
エナジードリンク。
──それは、炭酸飲料という形を借りて[漢字]現世[/漢字][ふりがな]うつしよ[/ふりがな]に舞い降りた神より授かりし魔法である。
神の多大なるご配慮によって、政府の策略によって推奨こそされてないにせよ、未成年でも口をつけることが許されている。
なんと、身勝手な万人の味覚に寄り添えるようにまで造られており、一度すすると忘れられない趣がある。
⋯⋯そして、我が右手に寄り添う瓶の中には、蛍光色を湛える黄色い流体。
いつの間にか開栓されていた瓶を口元に近づけ、傾ける。
弾けるような極上の匂いが鼻を突いた。
味覚を司る器官のなかに、世にも素晴らしい流動体が流れ込もうかというその時!
耳障りな声とともに神の手を[漢字]借りて[/漢字][ふりがな]煩わせて[/ふりがな]我を創造した存在が、断りもなく我が領地の門戸を開いた!
『あんた今何してん────やめんか!』
「な、ななな!!! かってに部屋あけんなって言ったやん! がちありえん!」
『話そらさんといて! せっかく健康に産んだんやから、ガキやのにカッコつけんでよろしいねん。厨二病か?』
「しらんがな、私はそんな話してへんし! 中二やからて中二病とちゃいますしー。中二と厨二の漢字もわからんの〜?」
『それぐらいわかるに決まっとるがな! 逆に間違えると思ってんのが間違えたことある人の発想ちゃいますの〜?』
「口だけならなんとでも言えるやろ。じゃあ一旦書いてみいや」
『親に向かってそんな口、ママの時やったらドアの外に放り出されて何時間も──』
「はいはい。それ三十回ぐらい聞いたって。話しそらさんと書いて!」
『しゃーないなあ。ほら紙とペンかし。ってかあんたが書けへんのとちゃうん⋯⋯』
不満有りげな音を垂れ流しながら、我が授けてやった、真っ白の綴紙に筆を走らせている。
学びの聖堂より課された宿命に答えなければならない紙だが、まあ我ならばなんとでもなるだろう。
我が生命の源流の意識を異なる方位へと誘導したところで、聖なる黄緑の液体の瓶を机の下へ忍ばせた。
『はいはい書けたで⋯⋯ってかあんた、あんた自身が書かれへんから書かしただけやろー!! あー! まんまと引っかかってもたわぁ』
悔しさと怒りの色が交じる声で調理場の最高権力者が渡してきた白く眩しい紙を受け取り、我が御御足を動かし、血統の始祖の背を押して退出を促した。
「はよでてって。次からはノックしてからはいってきてよなマジで!」
『いや漢字正解やねんからなんか反応しんかい!』
「はいはいすごいですね満足ですか?」
『ホンマに失礼な娘やなあ! はいはい邪魔者は出ていきますよ────ってなるかあ!!』
『エナドリは没収や!!!!!』
机の下で匿わせていただいていた、舌すら痺れる至高の流体が、森羅万象の母体によって軽々と持ち上げられる。
挙句の果てに、念入りに我が寝床の足元の布団の狭間に隠していた、第二第三の聖水まで見つかってしまい、我の目から哀愁の漂う聖なる塩水がこぼれた。
──それは、炭酸飲料という形を借りて[漢字]現世[/漢字][ふりがな]うつしよ[/ふりがな]に舞い降りた神より授かりし魔法である。
神の多大なるご配慮によって、政府の策略によって推奨こそされてないにせよ、未成年でも口をつけることが許されている。
なんと、身勝手な万人の味覚に寄り添えるようにまで造られており、一度すすると忘れられない趣がある。
⋯⋯そして、我が右手に寄り添う瓶の中には、蛍光色を湛える黄色い流体。
いつの間にか開栓されていた瓶を口元に近づけ、傾ける。
弾けるような極上の匂いが鼻を突いた。
味覚を司る器官のなかに、世にも素晴らしい流動体が流れ込もうかというその時!
耳障りな声とともに神の手を[漢字]借りて[/漢字][ふりがな]煩わせて[/ふりがな]我を創造した存在が、断りもなく我が領地の門戸を開いた!
『あんた今何してん────やめんか!』
「な、ななな!!! かってに部屋あけんなって言ったやん! がちありえん!」
『話そらさんといて! せっかく健康に産んだんやから、ガキやのにカッコつけんでよろしいねん。厨二病か?』
「しらんがな、私はそんな話してへんし! 中二やからて中二病とちゃいますしー。中二と厨二の漢字もわからんの〜?」
『それぐらいわかるに決まっとるがな! 逆に間違えると思ってんのが間違えたことある人の発想ちゃいますの〜?』
「口だけならなんとでも言えるやろ。じゃあ一旦書いてみいや」
『親に向かってそんな口、ママの時やったらドアの外に放り出されて何時間も──』
「はいはい。それ三十回ぐらい聞いたって。話しそらさんと書いて!」
『しゃーないなあ。ほら紙とペンかし。ってかあんたが書けへんのとちゃうん⋯⋯』
不満有りげな音を垂れ流しながら、我が授けてやった、真っ白の綴紙に筆を走らせている。
学びの聖堂より課された宿命に答えなければならない紙だが、まあ我ならばなんとでもなるだろう。
我が生命の源流の意識を異なる方位へと誘導したところで、聖なる黄緑の液体の瓶を机の下へ忍ばせた。
『はいはい書けたで⋯⋯ってかあんた、あんた自身が書かれへんから書かしただけやろー!! あー! まんまと引っかかってもたわぁ』
悔しさと怒りの色が交じる声で調理場の最高権力者が渡してきた白く眩しい紙を受け取り、我が御御足を動かし、血統の始祖の背を押して退出を促した。
「はよでてって。次からはノックしてからはいってきてよなマジで!」
『いや漢字正解やねんからなんか反応しんかい!』
「はいはいすごいですね満足ですか?」
『ホンマに失礼な娘やなあ! はいはい邪魔者は出ていきますよ────ってなるかあ!!』
『エナドリは没収や!!!!!』
机の下で匿わせていただいていた、舌すら痺れる至高の流体が、森羅万象の母体によって軽々と持ち上げられる。
挙句の果てに、念入りに我が寝床の足元の布団の狭間に隠していた、第二第三の聖水まで見つかってしまい、我の目から哀愁の漂う聖なる塩水がこぼれた。
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