らむね。の短編集
#1
戦場の僕と君。
僕は嘯いた。
「今度君と出会うなら、戦場以外のところがいいなぁ」
僕たちが初めて出会ったのは、戦争中の特攻隊だったね。
僕は本国の司令官で、君は属国の特攻兵。
あの時の僕は純粋だったから、君を素直に好いていたんだ。
結局、途中で敗戦して軍は解体されたけどね。僕たちは「またね」って再会を約束した。あの時のこと、君は覚えてる?
その後、自慢じゃないんだけどね、司令官の才能があった僕は元敵国の、分隊長に任命されたんだよ。それで戦場に出たら君が家族を養うお金のために敵兵として戦場のいたって言う訳。結局交戦せずに帰ってけど、ずっと君のことが頭から離れなかったよ。
それで、今。君と再会して、戦って、やられちゃった。司令官としての才能はあっても、戦闘の才能はなかったみたい。
配下は全員君にやられちゃったしね。
今世は運がなかったね、君も僕も。
君に手を汚させちゃったし、それだけが心残りかなぁ。
あ、ちょっとだけ視界が滲んできちゃったなぁ。
それじゃあ、またねぇ。
『また、来世でな。』
「今度君と出会うなら、戦場以外のところがいいなぁ」
僕たちが初めて出会ったのは、戦争中の特攻隊だったね。
僕は本国の司令官で、君は属国の特攻兵。
あの時の僕は純粋だったから、君を素直に好いていたんだ。
結局、途中で敗戦して軍は解体されたけどね。僕たちは「またね」って再会を約束した。あの時のこと、君は覚えてる?
その後、自慢じゃないんだけどね、司令官の才能があった僕は元敵国の、分隊長に任命されたんだよ。それで戦場に出たら君が家族を養うお金のために敵兵として戦場のいたって言う訳。結局交戦せずに帰ってけど、ずっと君のことが頭から離れなかったよ。
それで、今。君と再会して、戦って、やられちゃった。司令官としての才能はあっても、戦闘の才能はなかったみたい。
配下は全員君にやられちゃったしね。
今世は運がなかったね、君も僕も。
君に手を汚させちゃったし、それだけが心残りかなぁ。
あ、ちょっとだけ視界が滲んできちゃったなぁ。
それじゃあ、またねぇ。
『また、来世でな。』