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絶望の底で。

#3

3 理不尽な運命

No side

左手は木漏れ日が差し込む校舎の端をスタスタと歩く。
体育館裏への呼び出しなんてラブコメのような展開に本来ならドキドキするのだろうが、生憎そんなものに一切触れてこなかった左手にとってはどうでもいいことだ。さしずめ、「今日の夕飯なんだろ」などと全く関係ないものを思い浮かべているだろう。
いつのまにやらついた目的地には、すでに呼び出し人の姿があった。
??「おそいっ!」
左手「あー?時間指定されたわけでもねぇし、別に少しくらい良くね?」
通常なら謝るなり弁明するなりすべきなのだが、流石は星喰左手とでも言うべきか、全くの正論をぶつける。
??「まぁ、言われてみればそうかもしれないねっ!ごめんね?」
左手「あーもうわーったわーった。で?用件は?」
顔を傾けブリブリと愛想を振り撒く彼女をバッサリと切り捨て、早く帰りてぇという感情を露わに接する。
ブリ子「えっとねぇ、まず、ブリ子の名前は、ブリブリブリ子だよ!覚えてね♡」
キモ…と口に出しそうになるのを必死で抑える左手の様子に、ブリ子は気づかない。
ブリ子「そしてぇ、突然ですが、左手くんは、ブリ子と付き合ってもらいまぁす!」
左手「は?」
ブリ子「ねぇ、嬉しい?嬉しいでしょお?」
左手「いや、無理だけど。」
そう言った左手を見つめたまま、ブリ子は硬直する。
ブリ子「…え?」
困惑したように、ブリ子は言う。
ブリ子「え、何で?ブリ子からの告白だよ?嬉しくないの?」
左手「は?嬉しいわけ無くね?あって1日目のさほど知らねぇ好きでもねぇ女から告白されてもよ?」
それが正しい認識である。が、ブリ子は金切り声で叫ぶ。
ブリ子「何、なによそれっ!ブリ子が全人類で一番可愛いのに!?嬉しくないなんて!そんなのおかしい!お前おかしいよ!」
まるで人格が入れ替わったかのように豹変したブリ子に背を向け、左手は2人の元へと戻ろうと歩き出す。
ブリ子はしばらくおかしいと叫び続け、もう誰もいなくなった後呟いた。
ブリ子「…壊してやる…あいつの人生全部!」
そう言って不敵な笑みを浮かべる。

[下線] [/下線]平和な日常は、ここから崩れ始めた。

作者メッセージ

絶望の始まり

2025/10/17 20:23

アイシクル乱酢
ID:≫ 6.pX0Mu5msgIQ
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